犬種別ウェルケア(Well Care)ドッグフードの悪い評判から良い口コミまで徹底解説

口コミ

ウェルケア(Well Care)は、「安いのに国産で無着色なので高コスパ♪と評判なドッグフードです。

ウェルケア(Well Care)ドッグフードには16犬種もの「犬種専用フード」がありますので、今回はあえて犬種を絞らずに、ウェルケア(Well Care)ドッグフード全体の口コミをご紹介したいと思います。

実際に調べてみると、良い口コミ~悪い評判までありました。ここではあくまでも中立的な立場で嘘なく真実を伝えていけたらと思います。

「ウェルケア(Well Care)」を購入しようかどうか迷っている方の参考になれば幸いです。
ウェルケア(Well Care)の公式サイトはこちら

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ウェルケア(Well Care)の基本情報

販売会社名 イースター株式会社
料金 販売会社によって異なる
配送料 販売会社によって異なる
容量 1.5kg(500g×3袋)、3kg(1kg×3袋)、4.5kg など

※シリーズによって容量は異なります

主原料 鶏肉、チキンミール、米糠、コーングルテンフィード、小麦粉、
粒のサイズと形状
  • 中粒:直径1~1.2cm、厚さ5~6mm、コイン型
  • 小粒①:直径7~9mm、厚さ5~6mm、厚めのコイン型
  • 小粒②:直径5~7mm、厚さ5mm、俵型よりのコイン型
カロリー
  • オールステージ:330~340kcal/100g
  • シニアステージ:310~325kcal/100g

※シリーズによって異なります

タイプ ドライ
ポイント 着色料・保存料不使用、国産、犬種専用フード
会社ホームページ https://www.yeaster.co.jp/d/wellcare_dog/index.html
購入先 公式サイトでの購入はありません

※楽天やAmazonなどの主要ショッピングサイトやホームセンターで購入可能

※2023年6月時点、料金は税込み表示です。

最初にお伝えしたように、ウェルケア(Well Care)は犬種専用フードで、16犬種ものフードを展開しているため、販売容量やカロリーは”シリーズによって異なる”と記載しました。基本的にすべてオールステージフードになっていますが、一部、シニア用フードもあります。

あまりに多いので、表にして詳細をごまとめてみましょう♪

レトリバー ミニチュアシュナウザー フレンチブルドッグ
容量 6.5kg、12kg 3kg(1kg×3袋)、4.5kg
カロリー 330kcal 340kcal 335kcal
粒のサイズ 中粒 小粒①
シニア用の容量 6.5kg、12kg 3kg(1kg×3袋)
シニア用カロリー 310kcal 325kcal 320kcal
※粒のサイズは上記一覧表参照

大型犬のもあるんだね!

ビーグル パグ ジャックラッセルテリア キャバリア
容量 3kg(1kg×3袋) 3kg(1kg×3袋)、4.5kg 3kg(1kg×3袋)
カロリー 340kcal 335kcal 340kcal
粒のサイズ 小粒①
シニア用のの容量 3kg(1kg×3袋)
シニア用カロリー 325kcal 320kcal
※粒のサイズは上記一覧表参照

犬種によってカロリーも変えてある

トイプードル チワワ ミニチュア・ダックスフンド ヨークシャー・テリア
容量 1.5kg(500g×3袋)
カロリー 340kcal 335kcal 330kcal 340kcal
粒のサイズ 小粒②
※粒のサイズは上記一覧表参照。シニア用はありません

小型犬は1.5kgで十分だもんね♪

シー・ズー パピヨン ポメラニアン マルチーズ
容量 1.5kg(500g×3袋)
カロリー 335kcal 340kcal 335kcal 340kcal
粒のサイズ 小粒②
※粒のサイズは上記一覧表参照。シニア用はありません

シニア用がないものもあるんだ!

ザッとまとめてみるだけでも、犬種によって、

  • カロリー
  • 販売容量
  • 粒のサイズ

を変えていて、しっかり考えられているのがわかります。このように犬種の特性を考えた作りになっているだけで、該当犬種を飼っている人には重宝しそうですよね♪

 

ただし、2点注意しておいてほしいことがあります。

  1. シニア用がないものもあること
  2. 1.5kgタイプのと3kgタイプだけが小分けパックになっていること

これを知らずに買って失敗・後悔する人もいるようなので、しっかり調べてから買うようにしましょう。

そんなことで失敗したなんて思いたくないですもんね♪

 

 

ちなみに、ウェルケア(Well Care)を製造している「イースター株式会社では、動物病院専用Vet’s Selection(ベッツセレクション)も販売しているようです。いわゆる、療法食であって一般の総合栄養食ではありませんし、動物病院専用ということもあり、市販はされていません。

動物病院で獣医師の指示に基づいて給餌する前提のフードです。健康な子が食べるものではないので注意してくださいね。

でも、Vet’sSelection(ベッツセレクション)の内容が気になる方もいるだろうと思ったので、取り扱いがある動物病院はどこなのかを調べてみたのですが、公表されていませんでした。めげずに調べてみたら、イースター株式会社のQ&Aに以下の内容がありました。

Q. 販売店がわからないのですが。

A. 弊社の営業がお探しいたしますので、相談窓口までお電話ください。ご期待に添えない場合もございますが、ご了承くださいませ。

引用元:イースター株式会社/公式Q&A

気になる方は、相談窓口に連絡してみるといいですね!

以上、まずはウェルケア(Well Care)の基本情報をご紹介しました。

なお、最新の人気ドッグフードを知りたい方は「【2023年最新】ドッグフードおすすめ10選を人気の20商品から比較!」をまず先にチェックしておきましょう。※↑クリックできます

 

ウェルケア(Well Care)ドッグフードの良い口コミをまとめました!

ウェルケア(Well Care)の良い口コミを15件、中立~悪い口コミを5件を「インスタ」「ツイッター」を中心にその他ネット上からまとめてみました。

ウェルケア(Well Care)のツイッターでの良い口コミ5件

よく食べて消化も順調のようですね♪

着色料・保存料不使用で国産なのはいいね!

フード切り替えもスムーズにできる食いつきの良さ!

しっかり食べて毛艶もいいなら安心!

飽きずに食べてくれる!フード難民に無縁ですね!

ツイッターの口コミを確認してみたところ、

  • たくさん食べてくれる、飽きずによく食べる
  • 高額ではない
  • いいうんちをする
  • 着色料・保存料不使用・国産なので安心
  • 毛艶がキープできる
  • フードの切り替えがスムーズできるくらいの食いつきの良さ

など、ドッグフードでありがちな心配をクリアできているような内容が多く見受けられました。

よく食べる・飽きないで食べる・食いつきがいいという声と、便が安定する・いい便をするというという声は、ピックアップした口コミ以外にも多数あったので、定評がある証だともいえるでしょう。

それに加えて、国産で着色料・保存料不使用というのもウェルケア(Well Care)のメリットです。着色料・保存料でアレルギーが出る子もいますし、フードの色(着色)は犬に必要ないので、そういったものが入っていないのは安心できますよね。

犬にとってフードの色は関係ないんですね!

しかも、ウェルケア(Well Care)は高級なものではないという内容もありました。

色んなフードを見てきて思うのですが、たしかに高いフードは原材料や加工工程などこだわりが多いものもあります。お値段通りの良い内容のものもありますが、だからといって、それが愛犬に合うかどうかは別問題!

「高いから良い」「高いから大丈夫というわけでもありません。安いからよくないとも限りませんし、高くても食べなければ意味がありません。とにかく食べてこそなんですよね。高くても、「え?!」というものもあります。

愛犬の体質を知ること・フードを見極める知識が重要です

 

ウェルケア(Well Care)の場合、フードの金額は公式サイトに公開されておらず、市場にはオープン価格で出しているようですが、ネットショッピングで調べて見ると、1.5kgサイズで大体1,000円から1,800円程度になっていました。(※2023年6月時点)

他メーカーのフードだと、1.5kgで3,800円するものや5,000円を超えるものまである中で、犬種専用フードでこの値段はすごい!飼い主さんからしたら頼れる存在になると思います。昨今、価格上昇がノンストップですしね…。

食いつきも消化もよくて、国産・無着色・保存料不使用で安いだなんて、該当する犬種を飼っている人からしたら、救世主的なフードといえるのではないでしょうか?

 

ウェルケア(Well Care)ドッグフードのインスタグラムでの良い口コミ5件

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犬種別フードでシニア用があるのは嬉しいね♪

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ビーグル専用フードって珍しいね!!

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早く食べたいという良いお顔してますね!

犬種別フードをブレンドする作戦かぁ♪

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犬種別フードで犬種特有の症状に対応できそう!

インスタグラムの口コミも確認してみましたが、やはりよく食べる・いいうんちをするという内容は多々ありました。ちゃんと食べていい便をするのは良いことですね。

口コミをまとめてみますと、

  • 珍しい犬種別のフードがある
  • 犬種別フードだととりあえず安心
  • シニアステージ用のフードもある

などがありました。

犬種別フードが16種類もあるのはすごいことですし、中にはあまり見かけない、ビーグル専用・ジャックラッセル専用などもあります。大型犬から超小型犬まで網羅していますし、犬種特有のお悩みに合わせて配合するものが変えてあることも確認できました。

 

わかりやすいものをピックアップしてみますと、たとえば…

  • パテラになりやすい小型犬種用フードには、関節ケアにいいグルコサミン・コンドロイチン・コラーゲンを配合
  • 大型犬(レトリバー)フードは大きな体を支える筋力をキープできるようCPP(カゼインホスホペプチド)を配合
  • 運動量が多いアクティブな犬種のフードには、抗酸化作用のあるコエンザイムQ10を配合
※CPP(カゼインホスホペプチド)はカルシウムの吸収をよくして、骨を丈夫にする作用があります

など、特徴に合わせて細やかに配合を変えてあったのです♪

短頭種・長毛種・体格など犬種によって全く違いますもんね!

ちなみに、各犬種用のフードの原材料を確認している中で、共通で配合されている嬉しい成分もたくさんありましたので、ご紹介しておきたいと思います!

L-カルニチン 脂肪を燃焼させてエネルギーに変える
乳酸菌 腸内の善玉菌を増やして、お腹の調子を安定させる
精製魚油 不飽和脂肪酸DHA・EPAが豊富で被毛ケア・皮膚ケアに効果的
L-トリプトファン アンチエイジング・記憶力を高める
※L-カルニチン:レトリバー・柴はシニア用のみ、精製魚油:フレンチブルドッグはシニア用のみ

乳酸菌でお通じも安定するんですね!

オリゴ糖はレトリバー用には入っていなかったので全種類に配合されているとは言えなかったのですが、レトリバー用以外は乳酸菌とセットでオリゴ糖も配合さていました。

このように、良いと言われているものであっても、犬種によって配合するもの・しないものを変えたり、同じ犬種であってもシニア用にだけ配合したり、しっかり個々の犬種の特徴を考えているからできるのでしょうね。

該当する犬種を飼っている人からすると、フードを切り替える時の心配や抵抗も軽減されると思います。

複数の異なるフードをブレンドしている人もいるね♪

 

それと、インスタの口コミでちらほらあったのでご紹介しておきたいのが、犬種特化のフードをブレンドしている人・一般のドッグフードにウェルケア(Well Care)をブレンドしている人が多数いたことです。

 

それだけ自身が飼っている犬種用というメリットがあるのだと思います。だって、〇〇犬用って書いてあるだけで、「うちの子用なんだ♪」という特別感がありませんか?

「うちの子のために配慮されたフードを給餌できている」と思えるだけでも、飼い主さんとしては嬉しいと思うんです。世代や愛犬の特性に合わせてフードを選ぶって大事なことですから、「愛犬に合うように対応しているという自負もあって、飼い主さんとしても満足できますよね!

 

ウェルケア(Well Care)ドッグフードのその他ネット上の良い口コミ5件

コストパフォーマンスは大事ですよね~

食べたくて仕方がないんでしょうね♪

着色料・保存料不使用で飽きずに食べてくれるようですね

値段よし、愛犬の体調良し!嬉しいことづくし♪

便の匂い・硬さなどは消化で変わってきますからね

その他の口コミを見ても、食いつきの良さ・飽きないという意見は多かったですね。今一度、口コミをまとめてみますと、

  • コスパが良い上に、愛犬の体調も良い
  • いろいろ試した中でもウェルケア(Well Care)は飽きないで食べてくれる
  • 食に執着がない子でも一気に完食する
  • 小粒で食べやすい
  • 便の匂いや状態も安定している

などがあります。

ウェルケア(Well Care)は、メーカーの独自製法「リアルチキン製法」で、国産の鶏肉の旨味を逃がさずしっかりフードに活かしてあります。独自製法なのでリアルチキン製法がどういった製法なのかという詳細までは、公開されていませんでしたが…。

 

ウェルケア(Well Care)についていろいろ調べていてびっくりしたのが、値段が安いのに、どの犬種のフードであっても主原料が鶏肉になっていたことです。しかも国産鶏というのですから、一層びっくり!

安いフードって主原料がお肉じゃないんだよね…。

 

安くてもフレッシュミートを使っているのは、評価に値すると思います。

 

主原料がお肉だからこそ、食いつきが良い・飽きずに食べるといった口コミも多かったのでしょうね。ミールや穀類が主原料だと、犬も飽きることがありますから。

それに主原料が鶏肉ということなので、犬が栄養を消化吸収しやすいのもメリットのひとつです。たんぱく源としても鶏肉は、穀類が主原料のものよりも圧倒的に質がいい、良質なたんぱく質ですから、愛犬の健康維持・筋力維持にも有効に働きます。

 

お通じに関しては、オリゴ糖・乳酸菌の配合もありましたが、それだけはなく鶏肉を使っているということもあったのですね!犬の三大栄養素でもあるたんぱく源が、犬が消化しやすいものになっていると、消化吸収をスムーズになるので、お通じも安定します。

栄養を吸収できてなければ意味ないもんね!

そういった条件が揃っている上で、フードの粒のサイズも3タイプもあり、犬種によってサイズ・形状も異なっているのですから、このフード良いんだけど、粒のサイズが愛犬に合わない…」と泣く泣く諦めるということもありません。

 

犬種別フードのいいところは、全犬種対応のフードにはない、

  • 犬種に見合った原材料の配合カロリー
  • 犬種に合う粒のサイズ
  • 犬種のサイズに見合った容量での販売

など、メリットはたくさんありますし、そのうえで価格も安いとなれば、飼い主さんにとっても嬉しいポイントです。

「容量が多すぎて食べきれずに傷むかも…風味が落ちるから心配…なんてこともなくなってきます。ブレンド派の人でも、3kgタイプまでなら小分けパックになっていますし、上手に使うようにしてくださいね。

 

ウェルケア(Well Care)ドッグフードの中立~悪い口コミを5件まとめました!

お気に召さなかったのでしょうか?

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吐くのは心配ですね…合わないのでしょうか?

好きなのに近場で取り扱いがないの~!?

フードを違うのに替えた方が毛艶がよくなったんですね…

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ウェルエケアだけは食べてくれないとは…

ウェルケア(Well Care)の口コミを調べてみると、良い口コミだけではなく、あまりよくない口コミもありました。

まとめてみますと、

  • ウェルケア(Well Care)だけは食べない、遊び食いをする
  • 腹持ちが悪い
  • 吐く
  • 取り扱い店舗が少ない
  • 他のフードに替えた方が毛艶がよくなった

などが見受けられます。

取り扱い店舗が近くにないというのは、たしかに不便ですよね…。

でも、16犬種ものシリーズがあるので、お店側の立場になると、取り揃えておくのも場所を取りますし、ストックをたくさん持たないといけなくなりますし、なかなか簡単なことじゃないのかもしれません。

今はネットでもドッグフードは気楽に買えるようになりましたが、買いそびれてしまった時などに、近場で買えないのは困ってしまいます…。

ちなみに、私も近所のホームセンターなどで、ウェルケア(Well Care)はあまり見かけたことがなく、先日初めて、犬種を絞って置いてあるお店を発見したくらいです。

人気がないわけではなくて、お店としてのストックの問題かも…

 

しかし、取り扱い店の話よりも、食べない・吐くなどのになる口コミもありました。

替えた方が毛艶がよくなったというのは、そもそも、フードの特性も違うのでなにかしら変化が出るのは当たり前でもあるのですが、逆にいえば、ウェルケア(Well Care)では毛艶が不十分だったのでしょうか?良い口コミに毛艶がキープできるようなものもありましたが…。

詳しく確認するために、原材料を確認してみましょう。今回はウェルケア(Well Care)で一番人気のフレンチ・ブルドッグ専用フードの原材料をピックアップします。

レトリバー用・パグ用も人気だよ!

‎肉類(鶏肉、チキンミール)、米糠小麦粉、コーングルテンフィード米粉コーングルテンミール、ビートパルプ、動物性油脂、植物性油脂、ケルプミール、酵母エキス、ビール酵母、オリゴ糖、酵母抽出物(ヌクレオチド源)、コラーゲン、グルコサミン、L-カルニチン、殺菌処理乳酸菌、コエンザイムQ10、ミネラル類(食塩、炭酸カルシウム、硫酸亜鉛、塩化カリウム、硫酸銅、ヨウ素酸カルシウム)、香料(ローストガーリックオイル)、ビタミン類(コリン、E、A、C、パントテン酸、B2、B12、ビオチン、D3)、アミノ酸類(DL-メチオニン、L-トリプトファン)

引用元:ウェルケア(Well Care)公式サイト/フレンチ・ブルドッグ用

※柴犬用にだけ、なぜか、‎製造用剤(二酸化ケイ素)が配合されていました。

赤字はできれば摂取したくないもの、黄色いハイライトのものは気になるものという感じで配色してあります。

この原材料の情報をもとに、悪い口コミの詳細を確認してみましょう!

 

① アレルギーに注意!小麦粉・コーンなどの穀物が多い

主原料が鶏肉なのはいいのですが、その後に続く原材料が米糠小麦粉、コーングルテンフィード米粉コーングルテンミールと穀物オンパレードです。

特に、小麦粉やコーングルテンフィード・コーングルテンミールは、犬が消化できないでんぷんでできています。

消化がうまくできずにお腹を壊してしまったり、消化不良からアレルギーが出てしまったりすることがもありますし、吐いたという口コミは、もしかしたら、消化がうまくできていないからなのかもしれません。

問題なく食べられる子もいますが、今はよくても突然アレルギー症状が出てしまうこともあるので、食べるにしても総合栄養食であるメインフードとして食べるのではなく、おやつなど最低限の量に抑えておいた方がよいでしょう。

涙やけやお腹を崩すようであれば、避けるように!

良い口コミに、便の状態がいい・しっかりした便をするなどもありましたが、穀類がちゃんと消化できていないから、胃腸で未消化になっているだけ・消化に時間を要さないだけということも考えられます。食べてそのまま出ているだけということです。

ちゃんと栄養素を消化酵素で分解できていれば、うんちの量も減りますし、何度もうんちをすることもありません。つまり、消化吸収率が悪いからこそ、うんちの頻度・量が増えることもあるんですよね。排便はフードの繊維量・整腸作用成分の配合なども関係ありますが…。

口コミとして載せていないものの、実は、

うんちの回数が増えて困っている…

便の量が多くなって栄養吸収できてるのか心配

なんて声も多数ありました。

消化がうまくできないから、下痢や便秘・便の状態が悪くなる・異常に臭くなることもあるのですが、ウェルケア(Well Care)は繊維量も多めなフードですし、オリゴ糖・乳酸菌の配合もあったので、便が増えるという意見の方が多いようです。

また、米糠・米粉はグルテンフリーな穀物なのでアレルギーになりにくいとも言われていますが、穀物全般がダメな子もいるので、注意しなければなりません。

玄米や大麦、きびなどがダメな子もいるし…

穀物には、たんぱく質・炭水化物・ミネラル分なども豊富というメリットもありますが、本来、こういった栄養素は穀類ではなく、お肉やお魚、野菜、フルーツなどから取るのが理想的です。アレルギーのリスクを考えると、穀物は率先して与える必要はありません。

犬のメインの総合栄養食に穀物を配合する理由はいたってシンプル。フードのかさ増しができるから・原価を抑えることができるからなんですよね。

だから安価に抑えられているんですね

お伝えしたように、穀物に一切アレルギーが出ない子もいるので、絶対という話ではありませんし、個体差もあるのですが、少なからず犬の体に合う成分ではないのは事実です。

少し角があるかもしれませんが、メーカーは独自サイトで、「穀物には、たんぱく質・炭水化物・ミネラル分なども豊富」というメリットばかりを推しています。こんな風に言われたら、「へ~!体に良いんだ~!」と鵜呑みにしてしまいませんか?

メーカーがそう言うのであれば、納得すると思うんですよ。でも、売り文句に引っかからない目を持つのも大事なこと!

メリットばかりじゃないこともあるんですね!

「疑ってかかって!というわけではありませんが、果たしてそのメーカーのいうことが、本当に愛犬に良いものなのか?デメリットはないのか?という見極める知識を持っておくと、売り文句に振り回されて失敗することはなくなります!

犬の体質も関係するとはいえ、少なからず、小麦粉やトウモロコシは犬の生態として分解するアミラーゼをあまり持ち合わせていないのですから、デメリットの方が多いのです。

もし、ウェルケア(Well Care)を食べていて、アレルギーの諸症状が出てきたら、たとえ残っていたとしても、犬の健康を考えて給餌をストップするようにしましょう。

 

② 酵母エキス・酵母抽出物はメリットもデメリットもある

はじめにお伝えしてたいのは、

「酵母」と「酵母エキス・酵母抽出物」はまったくの別もの

ということです。

酵母っていうと「なんだかいいものという印象があるかもしれませんが、「酵母」と「酵母エキス・酵母抽出物」では作り方や成分、効果も異なります。

そのため、「酵母〇〇=いいもの」とは限りません。酵母という言葉・イメージに惑わされないでくださいね。

酵母って発酵菌だから、良いものだと思ってた…違うの?

そもそも酵母(イースト)とは、酵母菌といも言われるように、微生物・菌類の一種であり、糖の分解を助けて、体内に吸収されるのを抑える効果があります。

ほかにも、

  • 酵母には食物繊維も多く、整腸作用がある
  • βグルカンが豊富で免疫力アップの作用がある
  • カリウムが豊富で、健康的な成長ができる

など、嬉しい作用も期待できる成分です。

ドッグフードにはよく、「ビール酵母」が配合されていますが、もれなくウェルケア(Well Care)にも配合されていますよね。

 

一方、酵母エキス・酵母抽出物は、酵母から微生物である成分を抜き出しただけのものであって、

一体原材料がなんなのか、どうやって抽出したのかも不明

です。

とはいえ、ドッグフードの安全性や表記に関するルールには、なに由来の成分かまでは記載する義務も、どういった製法で抽出しているのかを公開する義務もありませんし、酵母エキスも酵母抽出物も添加物ではありません

酵母エキスを添加物と思っている人も多いんだね

酵母エキスも酵母抽出物も、アミノ酸やビタミンやミネラルが多いというメリットや、嗜好性や旨みがアップするメリットもあるのですが、

問題はその酵母がなに由来か?

ということなんです。

十分なメリットもある反面、アレルギー体質の子は注意した方がいいケースがあって…。

というのも、酵母エキスや酵母抽出物は、遺伝子組み換えのものの酵母だったり、パン酵母であればアレルゲンである小麦成分が含まれていたりすることがあります。(※遺伝子組み換えが悪いものというわけではありませんが、良いものとは断言できません)

先ほど、ビール酵母はよくドッグフードに使用されているとお伝えしましたが、なぜビール酵母はよくて、酵母エキスや酵母抽出物は”気になるもの”として指摘されているのか。

「酵母」とひと言でいっても、詳しくはわからないから!

それは、なに由来かがわからないからなんですね。

ちなみに、ウェルケア(Well Care)の公式サイト・販売メーカーであるイースターの公式サイト双方を調べてみましたが、なに由来の酵母エキスや酵母抽出物なのかは記載されていませんでした。

酵母〇〇というものには良い面もあるのですが、アレルギー体質の子の場合、小不調が出てしまうこともあります。しかも、公表されていないだけで、小麦由来の酵母エキスが使用されていることは多々あるので…。

ちなみに、酵母抽出物(ヌクレオチド源)とありますが、ヌクレオチドは核酸ともいわれ、DNAやRNAを新しく作り出す作用がある成分です。細胞分裂を促し細胞を活性化・修復する作用があり、新しい細胞を生み出すことで長生き・老化防止・免疫力アップにいい成分でもあります。

難しい言葉だけど頑張ってついてきて!

しかし、反面、ヌクレオチド(核酸)は、肝臓でリンとヌクレオシドが結合して生成される成分ですので、肝臓や腎臓が健康的に働いていない場合、過剰な細胞分裂や再生が肝臓・腎臓の負担になってしまうこともあるのです。

そのため、

  • 先天的に肝臓や腎臓に疾患がある子
  • 尿酸アンモニウム結晶、膀胱結石、ストルバイト結晶などの尿石症がある犬
  • 遺伝的に肝臓トラブルを起こしやすい犬種(ダルメシアン、シュナウザー、シー・ズー、ラサアプソ、パグ)

などは、過剰摂取しないように注意しなければなりません。

その前に、ビール酵母が配合されているのですから、酵母エキスや酵母抽出物もそんなに酵母とつくものをあれもこれも追加する必要はありません!

詳しい話は、医療・獣医さんのお話になってしまうので詳しくは書きませんが、犬種的な特徴やその子が悩んでいる症状・疾患などによっては、症状を悪化させてしまう危険もあります。

健康な犬にとっては酵母エキスも、酵母抽出物も悪いものではないのですが、アレルギーがある子・肝臓や腎臓にトラブルがある子は、こういった市販フードではなく、獣医に相談のうえ、しかるべき療法食を与えるようにしてくださいね。

 

③ 乳製品にアレルギーがある子は要注意!

殺菌処理乳酸菌とあり、乳酸菌は整腸作用があっていい成分とお伝えしたのですが…殺菌処理ということから、おそらくその正体は乳製品です。なに由来の乳酸菌かは公式サイトに開示されていませんでしたが。

乳製品も、犬がアレルギーを引き起こしやすい成分のひとつです。

犬がアレルギーを起こりにくい乳製品としてヤギミルクなどがありますが、ヤギミルク由来の乳酸菌であれば、この価格で販売できるはずがありませんので、消去法で牛乳か、それ以外のなにか…ということになるでしょう。

乳酸菌は乳製品(チーズやヨーグルト)だけじゃない♪

というのも、

シニア用フードが販売されていないフード(トイプードル・チワワ・ミニチュアダックスフンド・ヨークシャーテリア・シーズー・パピヨン・ポメラニアン・マルチーズ用)に香料として、バターオイルミルクフレーバーという記載があったのです。

乳製品が香料として採用されてるね!

バターオイルは、乳製品であるバターから乳脂肪を取り除いた乳製品のこと。ミルクフレーバーってどうやって抽出してるんだろう?ってなるのですが、ミルクフレーバーは添加物ですので、詳細はここでは割愛しますね。

要はウェルケア(Well Care)は、乳製品を気楽に取り入れているフードということです。だから、ウェルケア(Well Care)で採用している乳酸菌も9割方、乳製品由来だと思って間違いないでしょう…。

しかし問題は、先ほどお伝えしたように乳製品はアレルゲン物質が多く、アレルギーを起こしてしまう犬も多い食材ということなんです。

食べないのも毛艶もアレルギーのせいかも…

フードを遊び食べしてしまう・替えた方が毛艶がよくなったという口コミがありましたが、アレルギーが出るから本能的食べたくないという態度をする子もいますし、替えて毛艶がよくなったというのも、乳製品が入っていないフードになったからかもしれません。

口コミにサイエンスダイエットに替えたとあったので、サイエンスダイエットのフードの原材料を確認してみたところ、乳製品は使用されていませんでした。それにサイエンスダイエットには被毛に良い脂質・亜麻仁油も使用されていましたし。(ウェルエケアには入っていません)

乳製品にアレルギーがある子の場合、お腹を壊したり、涙やけしたり、カイカイが出たり…というトラブルの原因になることも考えられます。ただでさえ乳製品はアレルゲン物質が多いので、現時点で乳製品にアレルギーがない場合であっても、控えめにしておくようにしてくださいね。

 

④ 香料が使用されている…ローストガーリックオイルってOK?

無着色・保存料不使用ではありますが、ウェルケア(Well Care)は化学合成添加物の香料を使用しているものもあります。中には、天然成分を香料として配合しているものもあるので、無添加のフードといえるものもあるのですが…

そもそも、大前提として原材料が良質なものであれば香料は不要です。

その前提で、ウェルケア(Well Care)で香料として配合されているのは3つ。

  1. ローストガーリックオイル(天然香料)
  2. バターオイル(天然香料)
  3. ミルクフレーバー(添加物)

ひとつ前の項目の乳製品に関するところでも、

ミルクフレーバーってなに?

と少し触れましたが、どうやってミルクフレーバーを作り出したのかも不明ですが、結局のところ、化学合成添加物であって、体に良いものとは言えません…。しかも原材料は牛乳(乳製品)です。

そして…天然香料としてご紹介したバターオイルはお伝えしたように、乳製品ですから率先して与えたくないものといえますし、一番気がかりなのは、ローストガーリックオイルです。

ローストガーリックオイルは、オイルでガーリックを焦げないように炒めて、ガーリックの香りづけをしたオイルのこと。人間にとっても、ガーリックオイルって美味しそうないい香りなんですよね♪でも…ちょっとお待ちください!

そもそも、ガーリックって犬、大丈夫なんだっけ?

 

犬を飼っている人なら聞いたことがある・知っているかもしれませんが、ガーリックは犬には与えてはいけない食材です。正確には、犬の体調・状況によって食べてもオッケーと言われることもありますが、中毒などの可能性があり、わざわざ与える必要はありません!

  • ロースト(ゆっくり優しく炒める)してあるから大丈夫
  • ガーリックをまるまる食べたわけではないから大丈夫
  • 大量に食べたわけではないから大丈夫

なんてことはありませんので、なぜウェルケア(Well Care)でガーリックオイルが採用されているのか、わかりかねてしまいます。

 

というのも、イースターの公式サイトに以下のような記載があったのです。

Q. 犬・猫に与えてはいけない食べ物はありますか。
A. 動物に人間の食べ物を与えることはおすすめしません。例えば、犬・猫なら加熱してあっても玉ねぎ等で中毒を起こすこともあり、
~中略~
人と動物とでは必要な塩分や糖分の量や香辛料の有無等が大幅に違います。人間の食べ物を食べ続ければ、健康上の問題が起こる可能性があります。動物にあったフードを与えるようにしましょう。

イースターも、ガーリック(=ニンニク)は犬が食べちゃいけないものとわかっているのに、なぜウェルケア(Well Care)に香料としてガーリックを採用したのでしょう…しかも乳製品も与えない方がいいって知ってるじゃないですか…。

知ってるのに配合するってどういうこと?!

ちなみに、どのフードにどの香料が入っているのかをまとめますと、

バターオイル・ミルクフレーバー トイプードル・チワワ・ミニチュアダックスフンド・ヨークシャーテリア・シーズー・パピヨン・ポメラニアン・マルチーズ
ローストガーリックオイル レトリバー、柴、ミニチュアシュナウザー、フレンチブルドッグ、ビーグル、パグ、ジャックラッセルテリア、キャバリア

…ということで、香料に関しては、天然香料であろうがなかろうが、16種類とも全滅。アレルギーのことは考えていないフードという結論になってしまいます。

ガーリックオイルにはガーリックのエキスも出ていますから、安全性という意味ではいいものとは間違えてもいえません。

致死量じゃないから良いなんて話ではありません!

ガーリックが原因で起きる症状には、

  • 下痢
  • 嘔吐
  • 皮膚炎
  • 喘息
  • 元気がなくなる
  • 食欲がなくなる

などもあり、万一大量に食べてしまうと大げさでもなく、死に至る危険もあります。

せっかく主原料が鶏肉で栄養価もよさそうだと思っていたのに、まさかの香料です…。しかもガーリックに乳製品に…と、もはや与えてはいけない・できれば大事な愛犬には与えないで欲しいフードと言わざるを得ません。

特定のフードを酷評するのは好きではないのですが、これはさすがにアウトです…。

⑤ 動物性油脂・植物性油脂でオイルコーティング

動物性油脂や植物性油脂を、フードに吹きかけて乾燥させる、

いわゆるオイルコーティングには、

フードが酸化して腐りやすくなるというデメリットがあります。

オイルコーティングには、フードの製造過程の熱で壊れてしまった栄養素を補充するメリットや、香りを追加して嗜好性をアップさせるメリットもありますが、そもそも良質な脂質ではないため、あまり取らせたくない成分でもあります。

なぜなら、動物性油脂や植物性脂肪にはトランス脂肪酸が多いからです。

トランス脂肪酸の摂取が多いと心臓病のリスクが上がります

 

 

わかりやすい説明が農水省のサイトにあったので引用しますと、

植物や魚からとった油を精製する工程で、好ましくない臭いを取り除くために高温で処理することにより、油に含まれているシス型の不飽和脂肪酸からトランス脂肪酸ができることがあります。

引用元:農水省・すぐにわかるトランス脂肪酸

解説では植物や魚となっていますが、ウェルケアはものによっては精製魚油が入っていますし、無論、動物性のものも同じことがいえます。

そもそも、原材料が良質なものであればオイルコーティングをする必要はありません

原材料を今一度見てみると、主原料の鶏肉以外、栄養価の高いもの・香りが良いものは入っているとはいえません

野菜やフルーツの配合もなく、アレルゲンである小麦粉やコーン、あとはビートパルプとケルプミールだけですよね。

鶏肉以外、風味なし?!

ビートパルプは甜菜の繊維のことで整腸作用こそあれど、香りや嗜好性には関係ありませんし、ケルプミールは海藻の粉末のことですが、ケルプそのものを配合するドッグフードはあっても、ケルプのミール(乾燥させて粉末にしたもの)を配合するのって実は珍しいんです。

ケルプミールって、実際のところ、農家の土壌改良・土の追肥目的のためなどが多く、食べ物という感じがあまりありません。いうまでもなく、香りや嗜好性に影響がある原材料ではありませんし。

原材料を見る限り、脂質源が鶏肉・動物性油脂・植物性脂肪しか見あたらず…。調べてみると、ウェルケア(Well Care)のフードは全体的に他のフードよりも脂質が低めになっていることがわかりました。

比較したら一目瞭然!

水分はすべてドライフードなので割愛しますが

たんぱく質 脂質 粗繊維 灰分
ウェルケア 24.5%以上 10.0%以上 4.5%以外 8.5%以下
市販平均 24%〜26% 13%〜14% 4.0%以下 7%〜9%
A社フレブル用 24.0%以上 16.0%以上, 2.3%以下 6.6%以下
B社フレブル用 24.0%以上 13.0%以上 5.0%以下 10.5%以下
※ウェルケアは人気のフレブル用の情報を参照

A社B社ともに微妙に気になるところはありますが、ウェルケア(Well Care)は脂質が他のフードより圧倒的に劣ります。ちなみに16種類すべて確認しましたが、すべて平均以下で低めになっていました。

脂質は三大栄養素なのに…

AAFCOの提起する粗脂肪はパピーで8.5%以上、成犬で5.5%以上となっているため足りないわけではないのですが、あくまでこのパーセンテージは「最低でもこれだけは必要」というお話。

脂質には、被毛・皮膚・抗炎症作用もあるので、控えめすぎるのもよくありません。

オイルコーティング(動物性油脂・植物性油脂)という、あまりいい脂肪ではない上に、脂肪分が少ないフードとなると、本当に犬にとって良いフードなのか?という疑問が生まれます。

フードを替えて毛艶がよくなったのも、替えたフードの方が良質な脂肪分があるですし、少なからずウェルケア(Well Care)には良質な油脂は入っていなかったので、今は大丈夫でも将来的に心配なこともありそうです。

 

⑥ 柴犬用に配合されている‎「製造用剤(二酸化ケイ素)」とは?

なぜか柴用フードにだけ配合されていた、製造用材「酸化ケイ素

言うまでもなく、食品添加物です。そして発がんリスクがあります。ドッグフードで酸化ケイ素が配合さているものは、初めて見ました。なぜこんなものを配合しているのか…。

過去に、ビタワンの「とびつく笑顔というシリーズがあったのですが、そちらにも酸化ケイ素が配合されていたようですが、とびつく笑顔シリーズは2014年に終売しています。

そもそも、酸化ケイ素には固結防止剤の役割があります。固結防止剤とは、粒子が固まってくっついてしまうのを防ぐ作用があるのですが、なぜ柴用だけ固結防止剤を使用しないといけないのか気になります。さっそく、他のフードとなにが違うのか比べたみました。

わからない成分は調べてみましょう!

わかったことは2つ。

  1. 柴用だけは酵母エキスや酵母抽出物が入っていない
  2. 柴用だけ、かつお粉末、いりこ、かつお・まぐろエキスが配合されている

柴用だけ、他のフードとは配合されている原材料が異なっていることがわかりました。

ちなみに、かつおエキスやまぐろエキスは、酵母エキスの代用になるようですよ♪旨み成分として。

なので、酵母〇〇となっていたものを、柴用は魚類に置き換えたというのはわかりました。しかし、フードの詳細ページには、「脳の健康維持のためにいりこを配合」とだけ書いてありましたが、正直それなら、全犬種のフードに配合したら良いじゃない?って思いました。

柴だからいりこが必要、柴だからかつお・まぐろエキスが良いなんて聞いたこともありません。

調べるほどにますます意味がわからない…

和犬だからでしょうか…?いやいや…和犬だから・柴だから魚がいいなんてありません。

いりこ(煮干し)やかつお粉末、かつお・まぐろエキスを使用すると、固結防止剤が必要になるのでしょうか?

さらに深く調べてみると、ある特許権文を発見しました。長くて難しい特許権文だったでのでざっくりまとめてみます。

  • 抽出エキス(柴用でいうとかつおエキスやまぐろエキスのこと)は固結しやすくて、その影響で変色してしまうことがある。
  • エキスは水分を吸収しやすい特性があり、高温多湿な環境では香が落ちたり素材を傷ませてしまったりすることが起こる。
  • 乳化剤を・オイルコーティング・セルロー・固結防止剤を配合することで劣化を予防できる。

エキスだらけのフードって乳化剤を使用してるの多いよね!

この特許権文は、「そうやって劣化防止はできるけど、酸化ケイ素は食品衛生法により使用量が制限されている食品添加物なのでどうしましょうという議題のもので、これ以降の内容はフードの話から逸れるため、カットさせていただきますが。

つまり、わざわざ柴用にかつおエキスなどを配合したことにより、酸化ケイ素を添加しなければならなくなったということです。なぜ柴用だけそんなことをしたのでしょう?しかも発がんリスクのあるものを添加してまで…。

理由はメーカーのみぞ知るのですが…和犬だからという安易な発想なのかもしれません。かつお・マグロエキス、かつお粉末もいりこの原産地も不明ですし、ただただ、なぜ…という疑問しかありません。

 

ウェルケア(Well Care)ドッグフードの口コミまとめ

ウェルケア(Well Care)の口コミを色んな角度から見てきましたが、評価すべき良いポイントは、

  • 犬種専用フードとして扱う犬種量が豊富
  • 犬種専用フードなのに、他のフードを比べてもコスパが良い
  • 犬の特徴に合わせて必要な成分が配合されている
  • 安価なのに、主原料が鶏肉になっている

という点だと思います。

食いつきが良いという良い口コミに関しては、これまで解説してきた内容から考えると、良い理由からではありませんでしたね…。とはいえ、小型犬用にはグルコサミン・コンドロイチンが配合されているなど、プラスアルファの工夫はされています。

しかし、どうしても、香料・小麦粉配合のデメリットは大きいです…。

アレルギーに配慮してあるフードではない…

言うまでもなく、アレルギーのリスクを考えたフードではありませんでしたし、犬に食べさせるべきではないガーリックの配合、不明瞭な原材料などは心配になります。

 

食べる・食べない、愛犬に合う・合わないは、そもそもの個体差もあるので、それだけで賛否の判断はできない面もありますが、いくら該当する犬種専用フードだったとしても、もう少し原材料を考えた方がいいかなという気もしました。

犬種専用フードって、愛犬の犬種用のものがあると、ついつい買いたくなってしまう気持ちもわかるのですが、その特別感のレッテルだけで買って、失敗しないようにしましょうね。

 

ウェルケア(Well Care)ドッグフードをおすすめしない人

これまで見てきた口コミをもとに、ウェルケア(Well Care)をおすすめしない人は以下のような人が挙げられます。

  • 愛犬に野菜やフルーツもバランスよく取らせたい
  • アレルギーがある犬を飼っている人、アレルギーに気をつけている人
  • 無添加フードを選びたい人
  • オイルコーティングしてあるフードは避けたい人
  • ドッグフードの栄養素にこだわりたい
  • ヒューマングレードのフードを選びたい人
  • 愛犬にキレイな筋肉をつけさせたい人、アクティブな犬を飼っている人
  • 愛犬の被毛ケアをしたい人
  • 腎臓や肝臓に疾患や心配ごとがある犬を飼っている人

主原料が鶏肉であったとしても、それ以外の動物性たんぱく質がミールであったり、ケルプもミールであったり、小麦粉やコーンでたんぱく質を補っていたりと、愛犬に健康的な筋肉をつけさせたい人、アクティブな犬を飼っている人には不向きです。

若いうちにいい筋肉をつけさせておくことで、シニア期に入ってからの犬の老化のスピードを穏やかにすることもできます。そのため、小麦粉やコーンがたんぱく源に貢献しているフードはなるべく避けた方がよいでしょう。

しかも、小麦粉やコーンはアレルギーの減員になりますし。そもそも、ウェルケア(Well Care)自体が、アレルギー対策には向いていません

アレルギーが気になる人にはおすすめできません

また、ビタミンやミネラルが豊富な野菜やフルーツもほとんど配合されておらず、足りないビタミンやミネラルは添加したらいいという感じもありました。価格を安くするためかもしれませんが、もう少し配合しても良いんじゃないかな…と思います。

 

脂質も控えめなので被毛ケアにも不向きですし、オイルコーティングしてあるのでギトギト感もありますし、うわべの食いつきや栄養バランスだけ考えているフードに感じる部分もありました。

酵母の配合が多すぎるのも、腎臓・肝臓に疾患がある人にはおすすめできません。愛犬に健やかに成長してほしい人は、値段からウェルケア(Well Care)を選ぶのは避けた方が良いでしょう。

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ウェルケア(Well Care)ドッグフードをおすすめする人

良い口コミや、調べて見てわかった成分内容から、ウェルケア(Well Care)をおすすめする人は以下のような人が挙げられます。

  • 犬種別フードが好きな人
  • コンドロイチン・グルコサミンなどのプラスアルファな成分が欲しい人
  • ドッグフードにお金をかけたくない
  • 着色料・保存料は気になるけど香料は気にしない人
  • 原材料よりも国産であることにこだわりがある人
  • アレルギーがない犬を飼っている人
  • 動物病院の療法食を提供しているメーカーのものを選びたい人
  • 嗜好性の高いフードを探している人

何と言っても、ウェルケア(Well Care)の強みは、犬種別のフードが多いことと、国産なのに値段が比較的安価であることです。原産国が日本って、安心感もありますよね。

それにドッグフードにかける費用って、家庭によって異なりますし、犬に高級品なんていらないという人もいるでしょうし、過剰にやり過ぎるのもよくないという人もいるでしょう。金額云々よりも、どれだけ良いフードだろうが食べなければ意味がありません。

そういった意味では、ウェルケア(Well Care)は香料・油脂・酵母の配合により、嗜好性には優れたフードです。どうしても食いつきが悪いので、食いつきアップできるブレンドフードを探している人などには、重宝することも考えられます。

嗜好性の高いフードで食に興味を持たせるんだね!

それに、少なからず、犬種による特性ごとに、原材料や配合を変えているフードということも確認できましたので、犬種別フードが好きな人にはアリ!

ただし、いくらおすすめできる人はこういう人とはお伝えしても、どうしても香料や小麦に関しては長期的に与えるフードとしてはひっかかる点もあるので、一時的に食いつきを上げるために与える・どうしても食欲がない時に与えるなどの使い方の方がいいかもしれません。

現時点でアレルギーがないという前提にはなりますが…。

アレルギーがある子は悪化しちゃうかも…

とはいえ、最初に触れたように、ウェルケア(Well Care)を手掛けるイースター株式会社は、動物病院で提供される、療法食も手掛けているメーカーです。

ドッグフード以外にも、キャットフード、ウサギや鳥などの小動物のフードも展開しています。そのため、ペットフードメーカーとしての実績はありますし、どこで買えるかなどのサポートもしてくれるとの記載もありました。

問い合わせ窓口の対応も親切なイメージがあります。フードに関する心配ごとは、メーカーとしっかり話して相談したい人などにもいいかもしれませんね♪

ウェルケア(Well Care)の公式サイトはこちら

ウェルケア(Well Care)の販売会社情報

販売会社名 イースター株式会社
販売会社住所 兵庫県たつの市誉田町福田726
販売会社ホームページ イースター株式会社

ウェルケア(Well Care)はどこで買える?一番お得に買うには?

ウェルケア(Well Care)はホームセンターやドラッグストア、インターネットショッピングなど、幅広い場所で購入できるフードですが、一番お得に買うにはどうしたらいいのでしょうか?

結論から先にお伝えすると、どういったルートでの購入が一番良いかというのは、その人の状況によって異なるので、断言することはできません。というのもお伝えしたように、オープン価格になっていますから、価格はまちまちなんです…。

そもそも、ウェルケア(Well Care)は公式サイトで買えるようなフードではありませんでした。そのため、飼い主さんが一番買いやすい買い方(ポイントを貯めているなど)で購入するようにしてくださいね!

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