ナチュラルバランス(Natural Balance)は、無添加・ヒューマングレードで、アレルギー体質な子にも良いと評判なドッグフードです。
ナチュラルバランス(Natural Balance)には、ドライフードだけでも、一般フード・体重管理用・アレルギー対策フードといった豊富なシリーズ展開があり、どれかひとつにしぼってしまうと口コミにばらつきが出てしまいそうでした。
そのため今回は、ナチュラルバランス(Natural Balance)全体の口コミに触れていきたいと思います。実際に調べてみると、良い口コミ~悪い評判までありました。ここではあくまでも中立的な立場で嘘なく真実を伝えていけたらと思います。
「ナチュラルバランス(Natural Balance)」を購入しようかどうか迷っている方の参考になれば幸いです。
ナチュラルバランス(Natural Balance)の公式サイトはこちら
ナチュラルバランス(Natural Balance)の基本情報
販売会社名 | 株式会社オフィスプロフィットインターナショナル | ||
料金 | オリジナルウルトラ ホールボディヘルス | 905円~21,890円 | |
※ホールボディヘルス・小粒タイプ | 905円~3,420円 | ||
ウルトラプレミアム(アレルギー対策フード) | |||
① ダック | 2,178円~28,875円 | ||
② リデュースカロリー | 1,980円~24,772円 | ||
③ フィッシュ | 2,200円~29,381円 | ||
④ ベニソン | 2,530円~34,804円 | ||
⑤ ベジタリアン | 1,914円~4,301円 | ||
⑥ バイソン | 2,552円~5,478円 | ||
配送料 | 660円~ ※配送エリアによって異なる 詳しくはこちら | ||
容量 | ①ホールボディヘルス | 300g、1kg、2.27kg、5.45kg、5.45kg×2袋、5.45kg×3袋
※小粒タイプは、300g、1kg、1.82kg |
|
②ウルトラプレミアム
|
1kg、2.27kg、5.45kg、5.45kg×2袋、5.45kg×3袋 ※ダックとフィッシュのみ小粒タイプあり:1kg、1.82kg |
||
主原料 | ホールボディヘルス | 鶏肉、玄米、オート麦、チキンミール | |
ダック | ダック、ダックミール、ポテト、スウィートポテト | ||
リデュースカロリー | 玄米、鶏肉、ダック肉、ラムミール | ||
フィッシュ | スウィートポテト、サーモン、サーモンミール | ||
ベニソン | スウィートポテト、鹿肉、ポテト、ポテトプロテイン | ||
ベジタリアン | 玄米、オートミール、大麦、グリンピース、ポテトプロテイン | ||
バイソン | スウィートポテト、バイソン肉、ポテトプロテイン | ||
粒のサイズと形状 |
|
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カロリー | ①ホールボディヘルス:361kcal/100g
②ウルトラプレミアム
|
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タイプ | ドライ | ||
ポイント | ヒューマングレード、無着色・無香料、全犬種・オールステージ対応 | ||
会社ホームページ | https://www.profit-inc.co.jp/ | ||
購入先 | 公式サイトはこちら |
- ドライフード
- ウェットフード
- トリーツ
があります。そのうえ、すべてが無添加というこだわりっぷりです!

体調や世代に合わせて選びやすいね♪
ナチュラルバランス(Natural Balance)のコンセプトに、「ペットが生涯元気なままでいてほしい」という思いがあり、愛犬が口にするものへのこだわりが詰まっていることがわかります。
特に、アレルギー対策しやすいように、フードローテーションも取り入れやすい設計になっているのも魅力のひとつです。
まさに、愛犬の元気な毎日をサポートする配慮がされているフードという感じがしますね。
ナチュラルバランス(Natural Balance)の基本情報をまずはご紹介しました。
なお、最新の人気ドッグフードを知りたい方は「【2023年最新】ドッグフードおすすめ10選を人気の20商品から比較!」をまず先にチェックしておきましょう。※↑クリックできます
ナチュラルバランス(Natural Balance)の良い口コミをまとめました!
ナチュラルバランス(Natural Balance)の良い口コミを15件、中立~悪い口コミを5件を「インスタ」「ツイッター」を中心にその他ネット上からまとめてみました。
ナチュラルバランス(Natural Balance)のツイッターでの良い口コミ5件
お犬様の鳥アレルギー問題勃発でフードの変更せざるを得ない状況になって、また一から探し直して4か月……ナチュラルバランス(鹿、魚)とポチ(羊、魚)のローテで、とりあえず落ち着いたところ
— アボカド製麺 (@ankoalian) April 28, 2023

新奇たんぱく質の採用でアレルギーも軽減♪
いつものゴハンが
届くまでの分を
近くのお店で買ってきました〜????
ナチュラルバランス、
昔あげてたのですが
小型犬には粒が大きくて…
今は小粒タイプがありました????
これならいいかも????ちっちゃなぬいぐるみ????
ビションです????
なかなかよく表現されてて
かわいいでしょ????#ビションフリーゼ pic.twitter.com/S10ZlJFmnO— simaneko silk (@anzu0215) September 1, 2018

小粒タイプがあるのは嬉しいですね!
同じもの食べてたらすぐ飽きるけど、犬は飽きないよね。
いや、安物のフードだと飽きるね。
前飼ってたダックスが食いつき悪くてどうしたもんかと思ってたけど、ブリーダーさんにナチュラルバランス教えてもらってから、もう食べないことがなくなった。
— りれきち???????????????????? (@rire) May 31, 2020

ナチュラルバランスで食いつきが改善した様子!
アレルギー持ちなので、ナチュラルバランスをあげてます。
— Masao Pembroke (@wcpem) October 12, 2009

アレルギー対策フードとして人気みたい!
オリジンもいい感じだけど、粒が大きいのよなー。トリマーさんちに聞いたらナチュラルバランスを食べさせてるとのことで、とりあえずお試しで注文。グレインフリーにしてから皮膚の状態かなり良くなってビックリだぞーん…
— ゆり???? (@yuriuri) June 22, 2017

グレインフリーでカイカイ脱出!
ツイッターの口コミを確認してみたところ、数々の飼い主さんの悩みや犬の不調が改善されたような内容が多かったです。
内容もまとめてみますと、
などがあり、特にアレルギー関係の内容が多数ありました。
まず、アレルギーについて。
ナチュラルバランス(Natural Balance)には大きく2パターンのフードがあります。
- アレルギーがない子用の一般的なフード(=オリジナルウルトラホールボディヘルス)
- アレルギー対策の新奇たんぱく質フード(=ウルトラプレミアム)
なんらかの原材料にアレルギー症状が出る子のため、アレルギーの引き金になりやすいものを排除・考慮して造られたフードが、いわゆるアレルギー対策フード(=ナチュラルバランスでいう、ウルトラプレミアムのこと)です。
主にアレルギーは、合わないたんぱく質から起こることが多いので(※たんぱく質以外でも起きることはあります)、そのリスクを避けるために、フードのたんぱく質の大半をを占める動物性のたんぱく質を新奇たんぱくのもの切り替えて、アレルギーが出ない工夫が施されています。

アレルゲンを排除したフードなのですね♪
以前書いた、「原材料をくまなくチェック!アレルゲンの多い原材料は選ばない!」でも新奇たんぱくについてはご紹介していますが、簡単に言うと、これまで犬が食べてこなかったたんぱく質のことで、アレルギーの仕組みを逆手に取って、食べたことがないものなら免疫も異常反応しにくいことに着目しているのです。
さらに、ウルトラプレミアムシリーズはグレインフリーにしてある上に、ウルトラプレミアム以外のフードをみても、すべてのフードがヒューマングレード・無添加なので、そもそものフードの質としても良いフードという印象があります。
それもあってでしょうか。安いフードや質の良くないフードで飽きて食べなかったり、残したりしていた子が、ナチュラルバランス(Natural Balance)にしたら、食べない・飽きるなどといった悩みから無縁になったというような口コミもあるほどです。

美味しい香りがするんだ~!
それと、ナチュラルバランス(Natural Balance)のすべてのフードではないものの、ホールボディヘルス・スウィートポテト&フィッシュフォーミュラ・ポテト&ダックフォーミュラには、小粒タイプの取り扱いもあります!
このフードよさそうだなと思っていても、フードの粒が大きくて採用却下…という悲しいオチにならずに済むのも、ナチュラルバランス(Natural Balance)のメリットです。
ちなみに、以前は小粒タイプがなかったのですが、お客様のニーズにこたえて徐々に小粒タイプも製造するようになった経緯があります。そのため、あくまで推測ですが、今は小粒タイプがないシリーズでも今後小粒タイプが販売される可能性もあるかもしれません。

粒が大きい時はふやかしたり、フードクラッシャー使用したりしましょう!
とはいえ、小粒タイプがないものであっても、ふやかして与える場合にはそこまで粒の多きさを気にする必要はありませんし、最近ではフードクラッシャーもお値打ちな価格で購入できるようになっています。
それに、愛犬のサイズにあった粒のサイズが理想とは言え、

粒が大きい方がしっかり噛んでくれるようになった

ゆっくり食べるようになって消化しやすくなった
などのメリットもあるので、粒のサイズが大きい=よくないというわけでもありません。
もし、フードのサイズが合わないことだけを理由に、気になるフードを諦めているようであれば、こういった手段で与えるようにしてみましょう。ただしふやかす場合には、しっかり歯磨きをするようにしてあげてくださいね。
ナチュラルバランス(Natural Balance)のインスタグラムでの良い口コミ5件
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耳もキレイになってしっかり食べてくれてよかった♪
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食いつきが良いのは嬉しいですね♪
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真っ白でわたしキレイでしょ~♪
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消化吸収も安定しているようですね!
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食べむらがなくなってしっかり食べる!
インスタグラムの口コミでもやはり、アレルギー症状の軽減の声が多かったです。食物アレルギー症状がなくなったら、フードを替えた甲斐もありますよね!
もちろんアレルギー以外の口コミもあるので、まとめてみますと、
などがありました。
体臭や便臭に関しては、ヒューマングレードということもあって、消化がスムーズにおこなわれているのでしょう。ウルトラプレミアム(アレルギー対策フード)に関しては、スウィートポテトの配合が目立ちます。スウィートポテトは繊維も多く、整腸作用が期待できる食材ですしね!
調べてみたところ、口コミにあったベニソンタイプは、他のフードよりも繊維が多いことがわかりました。わかりやすいように表にまとめてみますと、
ホールボディ | ダック | フィッシュ | ベニソン | バイソン | ベジタリアン | |
繊維量 | 3.0%以下 | 4.0%以下 | 3.0%以下 | 5.0%以下 | 3.0%以下 | 4.0%以下 |
となっていて、一般のフードの繊維量の平均が3~4%以下であることも考えると、少し繊維量が多いということですよね。お通じ改善に効果が期待できます♪

健康な胃腸の働きはアレルギー対策にもいいよ♪
それに、いくら消化吸収がよくても、カロリーが高いと太らないか心配という声もありますが、カロリーも抑えられているので、たくさん食べさせてあげることもできます。
ホールボディヘルスは361kcal/100gと一般的なフードの平均程度ですが、ウルトラプレミアムはすべて350kcal/100g以下と、比較的ヘルシーです。
カロリーの話になったので、ここでしっかり脂質量についても確認してみましょう。
ホールボディ | ダック | フィッシュ | ベニソン | バイソン | ベジタリアン | |
脂質量 | 13.0%以上 | 10.0%以上 | 10.0%以上 | 10.0%以上 | 10.0%以上 | 8.0%以上 |
一般的なフードの脂質平均は13%〜14%になっているものが多いので、若干少なめですが、AAFCOの提起する粗脂肪はパピーで8.5%以上、成犬で5.5%以上となっているため、少なすぎることもなく、全く問題ありません。

これならたくさん食べても安心ですね♪
また、食いつきのよさに関してですが、原材料を調べてみたところ、「鶏脂肪(天然混合トコフェロールで酸化防止)、自然野菜風味、自然風味」という独特な記載がありました。自然風味?と不思議に思い調べると、しっかりFAQに答えがあったので、そこもさすがだなーという印象です。
Q.ナチュラルフレーバー(自然風味)とはなんですか?
A.ナチュラルバランスで使用しているナチュラルフレーバー(自然風味)とは、原材料に含まれる肉類(ダック、ターキー、チキン等)を粉末にしたもののことです。この粉末をフードの粒に振りかけることで嗜好性を高くしています。
いつもだったら、鶏脂肪はフードの酸化の原因になるので、できれば使用していないものを選びたいというところなのですが、化学合成添加物を使わずにちゃんと天然由来の成分で酸化しないように対策されていることがわかります。
また、風味アップのために原材料の粉末(おそらくミールですが)を使用しているということも、他の粗悪なフードの嗜好性を上げるための工夫とは、わけが違いました。
食べさせたくないものはしっかり避けて、工夫をちゃんとしながら嗜好性を上げているので、これも十分、ナチュラルバランス(Natural Balance)の強みとして評価すべきポイントです。健康的で大変良いと思います!
ナチュラルバランス(Natural Balance)のその他ネット上の良い口コミ5件

食べやすくて完食は最高ですね!

安心して与えらるのは飼い主としても嬉しい!

これ以外考えられない!メーカー冥利につきる言葉

アレルギー対策フードとして定評がありますね

グレインフリーだと心配が減るんですね
その他の口コミを確認してみても、やはりグレインフリーのアレルギー対策フードは本当に評判がいいですね!アレルギーに悩む飼い主さんも、ナチュラルバランス(Natural Balance)にして助かってるんだなという印象を強く受けます。
その他の口コミもまとめてみますと、
などがあり、今回掲載できませんでしたが、小粒はチワワなどの超小型犬も平気で食べられるというような口コミもありました。
粒のサイズについてはツイッターの口コミでも触れましたが、ナチュラルバランス(Natural Balance)は、そもそもアメリカのドッグフード。アメリカやカナダをはじめとする欧米では、過去に大型犬人気が高かったこともあり、最近まで小粒サイズってあまり作っていなかったんです。
そのため、今でもまだ小粒サイズのフードが少ない傾向はあるのですが、昨今の小型犬ブームもあって徐々に小粒タイプも生産されるようになってきました。
残念ながら日本はまだまだペット後進国な部分もある反面、欧米の方がペットへの取り組みは圧倒的に進んでいますし、そういった国が小型犬のフードに合わせて小粒タイプを出してくれているのは助かりますね!

僕も平気で食べられるサイズなんだ♪
また、他のフードが考えられない、ずっとナチュラルバランス(Natural Balance)という飼い主さんも多くありました。グレインフリーの中でも、複数のシリーズ展開があり、フードローテーションしやすいので栄養の偏りも防げます。
複数展開しているのに、グレインフリーのものが少ないメーカーもあるので、同一メーカーの中でグレインフリーという特徴が崩れることなくローテーションができる上に、アレルギーの心配も軽減されるのであれば、最高ですよね♪
それに、状況に合わせてウェットフードという選択肢があるのも魅了のひとつ。
病み上がりだったり、食欲が一時的に落ちている時でも食べやすいですし。それに、ウェットフードでもウルトラプレミアムはバッチリグレインフリーで徹底されていました!

どんな時でもナチュラルバランスなら安心ですね♪
そして、口コミにはなかったのですが、フードの管理がしやすいようにパッケージの袋そのものにも工夫がされているんです。
新鮮さを保つ為の4層のバリアフィルムパッケージ
外部からの光を遮断し内部結露を起こしにくい4層バリアフィルムを採用しており、耐湿気・遮光性に優れ、天然素材を長期に保存することが可能。高品質な原材料を新鮮なままお届け致します。
天然な素材を使用している上に防腐剤不使用なので、フードの劣化が心配ですが、劣化に繋がる原因をパッケージからも軽減できるようになっています。とことん犬のためを思っているのが伝わってきて、良い工夫だな~と思いました。

これなら輸送中の品質もばっちりだね!
なお、すべてのフードに亜麻仁が配合されています。亜麻仁は、被毛や皮膚のケアにも良い脂肪酸(オメガ3)を含んでいるので、抗炎症作用・ツヤツヤの被毛にも有効です。
アレルギーが心配な子は、ナチュラルバランス(Natural Balance)を一度は試してみる価値があると思いますよ♪
ナチュラルバランス(Natural Balance)の中立~悪い口コミを5件まとめました!
最近またごはん食べないんですが…
みなさん何あげてますか?
ロイヤルカナン、ナチュラルバランス、モグワン、シュプレモはもう飽きました????#シーズー#犬のいる暮らし pic.twitter.com/V6LNMYosqQ— ቻュㅁᤖ (ᐡ´• ﻌ •`ᐡ) (@doggy_churros) March 6, 2023

実はこれ以外にも飽きたという口コミが多数ありました
ずっと食べてるナチュラルバランスのサツマイモ&鹿。今日新しい袋を開けたら、なんかいつもと違って粒が黒ずんでて、まるで栗みたいな黒と茶色のツートンカラーになってる…う~ん、よくある自然派フードの「ムラ」なのか、何らかの理由で酸化等しちゃったのか…とりまメーカーに問い合わせだな; pic.twitter.com/UR2nUvDz9w
— 黒柴の春吉 (@kuroshibaHAL) May 30, 2018

これだけいつもと違うと不安になりますね…
お腹すいて胃液吐いてる癖に最近本当ドッグフード食べない????泣
お肉と混ぜたらお肉だけ食べてドッグフードペッてする。。本当困る
いろいろ調べて試したけど、どしたらいいの????????悩
ちなみにドッグフードはオーガニック。ナチュラルバランスです。。 pic.twitter.com/KjBKEEDetH— CHIHA????. (@chiha617) August 14, 2015

お肉は食べると言うことはフードが嫌なのかな?
私もきっとお散歩しててマーキングしたら喜んじゃうと思います☺️
メルが食べてるddのサーモン&ポテトもめっちゃ便少ないです????
ナチュラルバランスは便多かったです????
メルもお腹が苦しいみたいで深夜に????してましたし(←以前のツイートはフードが原因)フードによって便や毛並みが違いますよね‼️
— ☆Ryo☆どデカヨーキーMeluのママ☆ (@mamemame2482) January 8, 2023

便の量が増えるってい良いこと?
ごはんは結局
ナチュラルバランスに落ち着きました
バイソンとベニソンがいい感じ
価格帯的には前のロイカナよりちょい高いかなー????— ひまり????&スバル???? (@himari_dog) June 17, 2020

良いんだけど高いのは…困るかな…
ナチュラルバランス(Natural Balance)の口コミを調べていると、良い口コミばかりではなく、中立〜あまり良くない口コミも確認できました。まとめてみると、
などがありました。
高いという意見は、クオリティーを考えるとむしろ安い方だと思いますし、よくある口コミなので気にしなくていいと思います。ただ実は、飽き・フードの変色・便の量に関する口コミは複数あったので、少し気になるところです。
いくつか確認していきたい点があるので、それぞれ細分化してひも解いていきたいと思います!
いつもと明らかに違うフードの色…酸化?与えても大丈夫?
いつも与えているフードの見た目や匂いが急に変わったら、さすがに飼い主さんもフードの質が心配になると思います。傷んでいたら犬が体調を壊しかねませんし…。食べないという口コミもありましたが、こういったことも関係しているのでしょうか。
フードの変色の原因は、
- 管理の仕方(自宅での保存の状況)
- 季節(湿度や温度)
- フードそのものの品質
- 原材料の仕入れ事情
- 並行輸入品で品質が劣っている
など、さまざまなことが考えられます。
写真を見る限り5の並行輸入ではないようなので、今回は関係なさそうです。それと、1の保存の仕方や2の気候などに関しては、フードの問題ではなく、ご家庭でできる話です。
たとえば、ドライフードであれば、しっかり袋を閉じて酸化しないようにしておく、購入後すぐに小分けにして香りが飛ばないようにしておく、保管する場所は直射日光の当たらない冷暗所に保管する、湿気がない場所で管理する、開封後は1ヶ月を目安に食べきるなどで対処できます。
ウェットフードやセミモイストフードの場合は、また保管の仕方も開封後の賞味期限も違ってきますし、フードの特性に合わせた保管を心掛けるようにしましょう。

保管の仕方で色も香りも食いつきも変わるんだね
それに、ナチュラルバランス(Natural Balance)の場合は、パッケージのフィルムにもこだわりがありました。
ただ、しっかり保管をできている場合でも、変色や酸化(=カビなども含む)、香りが悪くなるということもあります。それが3つ目に挙げた、フードそのものの品質の問題です。オイルコーティングをしてあるフードであれば酸化しやすくなりますし、変色してしまうこともあります。
こういった場合には、
- 小分けパックになっているものを購入する
- 購入後、小分けにして真空パックで保存する
- 食べきりやすい少量販売のものを買う
などで、劣化・酸化の予防は可能です。
しかし、口コミにあった内容は、買いたてのフードで変色を感じたとのこと。
このケースは4つ目に挙げた、原材料の仕入れに関する事情に関係してきます。
公式サイトの「よくある質問」に該当する質問を見つけました。
Q.前回と同じ種類のものを購入しましたが、色味やにおいが違います。品質に問題はないのでしょうか?
A.ナチュラルバランスではオールナチュラルな原材料を使用しており、フードの色味や風味を統一するための科学的な着色料や香料等を一切使用しておりません。そのため、製造ロットや賞味期限等で色味や風味が異なる場合がございますが品質には問題ありません。オールナチュラルな原材料を使用しているからこその特徴としてご理解いただければと思います。

ちゃんとした原材料のフードだからこそのことなんですね
無添加でヒューマングレードのフードだからこそ、バラつき・ムラができてしまうようです。…しかし!それは一理あるのですが、それでも写真にあったほどの変化は正直、変わり過ぎでは…という気もします。
開封したてなので酸化が原因ではないでしょうが、ここまで色が違うと心配になるのも無理はありません。まして、ヒューマングレード・無添加でもある程度一定に保てているフードもたくさんありますし、ここまで違うのはちょっと気がかりです…。
公式サイトを色々調べてみましたたが、製造工場や製造過程に関する情報が一切ありませんでした。可能性としては複数の工場があったり、いつもと別の工場で作ったものだったりして、安定していない可能性もゼロとは言い切れません。

公式サイトで買ったのかな?
公式サイトや公式販売店じゃないところで入手した・並行輸入商品などの場合には、いうまでもなく商品の保証も難しいのですが…。ただ、このツイッターの皆さんの反響は、やはり「これはちょっと…」でした。このムラはちょっと嫌ですよね…。
工場に関する情報を公表する義務もありませんし、公表していないフードメーカーもたくさんあるので、それが良くないとまではいいませんが、賞味期限の関係で色が変わる可能性も…というのはつまり、賞味期限間近なものかもということかもしれませんし。
とても微妙なところだと思います。
こういったことが嫌でフードを替える人もいますので、心配になる人がいても当然です。(※調べましたが、結局このツイートの結果・メーカーの対応の答えは見つかりませんでした…)
飽きる・食べない・うんちの量が増えるのはなぜ?
飽きた・食べないという理由の原因で気になるのは、原材料に偏りがあることです。また、うんちの量が増えるのは、主原料がお肉・お魚などの良質なたんぱく質ではないことが考えられます。
ナチュラルバランス(Natural Balance)の原材料を確認してみると、無添加・ヒューマングレードで質がいいのはわかるのですが、ベジタリアンタイプは、名前のとおり野菜がふんだんに使われてはいましたが、それ以外はお肉とイモ類以外の食材がほとんどありませんでした。
実際の原材料をいくつか確認してみましょう。(※種類が多すぎるので人気商品をピックアップしてあります)
ダック | ベニソン | フィッシュ |
ダック、ダックミール、ポテト、スウィートポテト、タピオカデンプン、ブリュワーズドライイースト、キャノーラオイル(天然混合トコフェロールで酸化防止)、ポテトプロテイン、亜麻仁、自然風味、塩、塩化カリウム、メンハーデン魚油(天然混合トコフェロールで保存)、タウリン 、DL-メチオニン、塩化コリン、ビタミンE、アスコルビン酸、ナイアシン、ビタミンA、一硝酸チアミン、D-パントテン酸カルシウム、リボフラビン、ピリドキシン塩酸塩、ビタミンB12、葉酸、ビタミンD3、ビオチン 、プロティネイト亜鉛、硫酸亜鉛、硫酸鉄、プロティネイト鉄、硫酸銅、プロティネイト銅、亜セレン酸ナトリウム、硫酸マンガン、プロティネイトマンガン、ヨウ素酸カルシウム、クエン酸(酸化防止)、天然混合トコフェロール(酸化防止)、ローズマリーエキス
|
スウィートポテト、鹿肉、ポテト、ポテトプロテイン、エンドウ豆プロテイン、キャノーラオイル(天然混合トコフェロールで酸化防止)、ブリュワーズドライイースト、リン酸二カルシウム、自然風味、サーモンオイル(天然混合トコフェロールで酸化防止)、亜麻仁、炭酸カルシウム、塩、DL-メチオニン、タウリン、ビタミンE、アスコルビン酸、ナイアシン、ビタミンA、一硝酸塩チアミン(ビタミンB1)、D-カルシウムパントテン酸塩、リボフラビン(ビタミンB2)、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)、ビタミンB12、葉酸、ビタミンD3、ビオチン、プロティネート亜鉛、硫酸亜鉛、硫酸鉄、プロティネート鉄、硫酸銅、プロティネート銅、亜セレン酸ナトリウム、硫酸マンガン、プロティネートマンガン、ヨウ素酸カルシウム、塩化コリン、クエン酸(酸化防止)、天然混合トコフェロール(酸化防止)、ローズマリーエキス | スウィートポテト、サーモン、サーモンミール、キャノーラオイル(天然混合トコフェロールで酸化防止)、ポテトファイバー、自然風味、サーモンオイル、亜麻仁、塩化カリウム、塩化コリン、天然混合トコフェロール、タウリン、ビタミンE、鉄蛋白、亜鉛蛋白、銅蛋白、硫酸鉄、硫酸亜鉛、硫酸銅、ヨウ化カリウム、一硝酸チアミン(ビタミンB1)、マンガン蛋白、酸化マンガン、アスコルビン酸、ビタミンA、ビオチン、D-カルシウムパントテン酸塩、硫酸マンガン、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)、ビタミンB12、リボフラビン(ビタミンB2)、ビタミンD3、葉酸(ビタミンB) |

見事にホクホク系の野菜しか入っていない…
いい成分もたくさん入っているのですが、使用されている野菜は、ポテト、スウィートポテト、えんどう豆…のみです。野菜がゼロではありませんが、いくらアレルギー対応とはいえ、ここまで極端にしなくても…という印象もあります。
そのせいもあってか、足りない栄養素のビタミン・ミネラル分の添加が目立ちますし、よくよく確認してみると、主原料がお肉やお魚といった良質なたんぱく質ではないことがわかりました。
基本情報にも記載しましたが、今一度確認してみましょう。
ホールボディヘルス | 鶏肉、玄米、オート麦、チキンミール | |
ダック | ダック、ダックミール、ポテト、スウィートポテト | |
リデュースカロリー | 玄米、鶏肉、ダック肉、ラムミール | |
フィッシュ | スウィートポテト、サーモン、サーモンミール | |
ベニソン | スウィートポテト、鹿肉、ポテト、ポテトプロテイン | |
ベジタリアン | 玄米、オートミール、大麦、グリンピース、ポテトプロテイン | |
バイソン | スウィートポテト、バイソン肉、ポテトプロテイン |

ホールボディヘルスとダック以外お肉じゃないね…
ベジタリアンは、動物性たんぱく質にアレルギーがある子のために、ポテトのたんぱく質を使用しているフード。あえてお肉・お魚を外しているため、悪い口コミとして挙げるのはどうかなと思うので、ここでは対象から省きたいと思います。
とはいえ、スウィートポテト・ポテトを軸にし過ぎているのは気になるポイントです。スウィートポテト・ポテトは必須アミノ酸スコアとしては高いのですが、皮つきか皮なしか、調理方法によっては成分にバラつきがあります。
それに、香りが犬本来の食欲をそそるものではありません。飽きたり食べなかったりするのも無理もない気がします。犬は味よりも香りで食べ物を判断する面もあるので、自然風味という誤魔化しが通用しないこともあるのではないでしょうか?

食べたいと思えない香り…
それにスウィートポテトは食物繊維が多いので、便の量が増える食材です。良い便が出るのは良いことですが、便の量が増えるのが良いこととは限りません。
繊維が多いものばかり食べていたら、便が増えるのは当然のこと。それに、ヒューマングレードで無添加といえど、お肉やお魚よりも、野菜がメインとなると、栄養がしっかり吸収できているのかも心配になります。
お肉・お魚が後回しで、とにかく、アレルギー対策としてお通じを安定させているだけで、栄養は本当に吸収できているのでしょうか?ダイエットフードが繊維が多くて、うんちの量が増えることがありますが、痩せる必要がない子には困りものです。

痩せたくないのに、主原料が野菜なのは困る…
リデュースカロリー(=低カロリー・ダイエットフード)に関しても、いくらカロリーを抑えたいとはいえど、主原料が玄米なのはひっかかります。玄米は立派な穀物ですし…。※リデュースカロリーはシニア向けフードのようでした。
ダイエットフードであっても、犬の健康的な食事を考えると、主原料が良質なたんぱく質・お肉・お魚であることは必要な条件です。カロリーを落とすために良質なたんぱく質が後回しになっているフードは、不健康な痩せ方をしてしまう可能性もあるので注意しなければなりません。
なお、塩配合のフードもあります。塩もミネラル分として必要な栄養でもありますが、あまり取りたくない食材。これも塩として配合するのではなく、野菜やフルーツをもっと配合していれば、賄えるビタミン・ミネラルもあります。

せっかくヒューマングレードで無添加なのに…
正直な感想としては、せっかくとてもこだわって作られているのに、主原料がお肉・お魚ではないことは超残念なマイナスポイントという印象があるのが本音です。
何がなんパーセント入っているのかもわからないので、これだけうんちの量が増える・飽きるという意見があるということは、お肉・お魚よりも、スウィートポテトやポテトに頼り過ぎているのではないかな…とすら思ってしまいます。
ヒューマングレード・アレルギー対策という売り文句に甘んじているだけなのかもという疑念もありました。
主原料がお肉・お魚ではないため、たんぱく質の含有量が全体的に低め
先ほど、主原料がお肉・お魚ではないのが玉に瑕…とお話ししましたので、実際にどれだけ栄養価が低いのかを解説します。まず、犬にとってのたんぱく質の働きなどを含む、基礎知識についてはコチラの記事を確認してください。
そのうえで、
- フード全体のたんぱく質含有量の平均値は24%〜26%となっていること
- AAFCOの規定では、たんぱく質の最低必要量はパピーや繫殖期で22.5%、成犬で18%となっていること
- ナチュラルバランス(Natural Balance)はオールステージ対応を売りしにていること
を念頭に考えていきましょう。

健康の秘訣は良質なたんぱく質!
ホールボディヘルス | ダック | リデュースカロリー | フィッシュ | ベニソン | ベジタリアン | バイソン | |
粗たんぱく質量 | 23.0%以上 | 24.0%以上 | 16.5%以上 | 21.0%以上 | 20.0%以上 | 18.0%以上 | 20.0%以上 |
リデュースカロリーはパピーには与えないでしょうが、成犬で18%必要なので、論外です。
先ほど少し触れたように、リデュースカロリーはシニア向けのダイエットフードという認識のようですが、だとしてもたんぱく質が少ない上に、主原料がお肉・お魚でないということは大NG!シニアだからこそ、筋力低下を防ぐよう、ある程度のたんぱく質が量は必要です!
ベジタリアンも、いくら動物性たんぱく質を省いていると言えど、ギリギリなたんぱく質量しかありませんよね。元気な成犬が食べると栄養価も低すぎます…。

たんぱく質は三大栄養素!低いのは困ります…
これでは意図しない範囲で痩せてしまったり、健康な筋肉量を保てなかったりして、貧弱な子になってしまいかねません。
ホールボディヘルスは、アレルギーフードではない一般フードなのでたんぱく質は高めですが、それでも1歳未満のパピーに与えるには低めですし、ダック・フィッシュ・ベニソン・バイソンを見ても、パピーには不向きですし、フード業界全体のたんぱく質の平均値より劣っています。
たんぱく質は多すぎるのもよくないとはいえ、これでは元気でアグレッシブな子には栄養が足りなすぎます。実は、たんぱく源がスウィートポテト・ポテトであることや、たんぱく質含有量を見るまで私は、

へ~!結構良いフードだなー!
と思っていたのですが、これに気づいた時点でうーん…と思うようになりました。
大人しい子・室内犬でそんなに運動をしない子、運動量が減ったシニア犬などにはいいのかもしれませんが、元気な成犬はこれだけでは健康的な体は維持が難しいように思います。
ナチュラルバランス(Natural Balance)はここ1年で、各商品をリニューアルしてたんぱく質量をアップさせたのですが、それでもまだまだ足りません!

リニューアルの経緯も見てもあまり良くないんだ…
リニューアルの経緯を確認してみても、たんぱく質不足をまたもやポテトなどで補おうとしているのがわかりました。
たとえば、ベニソンのリニューアル情報を参照しますと
旧原材料
スウィートポテト、鹿肉、ポテトプロテイン、キャノーラオイル(天然混合トコフェロールで酸化防止)、ポテトファイバー、フラックスシード、自然風味、塩化コリン、タウリン、天然混合トコフェロール、ビタミン E、鉄蛋白、亜鉛蛋白、銅蛋白、硫酸鉄、硫酸亜鉛、硫酸銅、ヨウ化カリウム、一硝酸チアミン(ビタミン B1)、マンガン蛋白、酸化マンガン、アスコルビン酸、ビタミン A、ビオチン、D-カルシウムパントテン酸塩、硫酸マンガン、ピリドキシン塩酸塩(ビタミン B6)、ビタミン B12、リボフラビン(ビタミン B2)、ビタミン D3、葉酸(ビタミン B)
新原材料
スウィートポテト、鹿肉、ポテト、ポテトプロテイン、エンドウ豆プロテイン、キャノーラオイル(天然混合トコフェロールで酸化防止)、ブリュワーズドライイースト、リン酸二カルシウム、自然風味、サーモンオイル(天然混合トコフェロールで酸化防止)、亜麻仁、炭酸カルシウム、塩、DL-メチオニン、タウリン、ビタミン E、アスコルビン酸、ナイアシン、ビタミン A、一硝酸塩チアミン(ビタミン B1)、D-カルシウムパントテン酸塩、リボフラビン(ビタミン B2)、ピリドキシン塩酸塩(ビタミン B6)、ビタミン B12、葉酸、ビタミン D3、ビオチン、プロティネート亜鉛、硫酸亜鉛、硫酸鉄、プロティネート鉄、硫酸銅、プロティネート銅、亜セレン酸ナトリウム、硫酸マンガン、プロティネートマンガン、ヨウ素酸カルシウム、塩化コリン、クエン酸(酸化防止)、天然混合トコフェロール(酸化防止)、ローズマリーエキス

お肉じゃなくてまたホクホク野菜が増えただけ
お肉・お魚の配合を増やしてほしいのに、ポテトを追加したり、えんどう豆プロテインを追加したり、添加するビタミン・ミネラルが増えたり…。これでは話になりません…。
お肉の配合を変えると値段も上がるから、栄養素の数値的にいい穀類だけを増やして帳尻合わせしているだけに感じてしまいました。せめて、リニューアルするのであれば、フードの弱みをクリアにしてほしいところです。
昨今の物価上昇のせいかもしれませんが、犬のことを考えるのであれば、せめて主原料をスウィートポテトから鹿肉に替えてくれたらいいのですが、どうしても栄養価の低さが気になりました。実は以前、ハイプロテインシリーズがあったのですが、残念ながら終売になったようです…。
ホールボディヘルスはアレルギー対策ではない
さんざんこれまで、ナチュラルバランス(Natural Balance)はアレルギー対策フードという口コミがあったのですが、誤解のないようにしっかり欠いておきますと、ホールボディヘルスはアレルギー対策フードではありません。
念のため、ホールボディヘルスの原材料を確認しておきますと、
鶏肉、玄米、オート麦、チキンミール、ポテト、ブリュワーズライス、鶏脂肪(天然混合トコフェロールで酸化防止)、乾燥ニンジン、ダックミール、サーモンミール、豆ファイバー、オートファイバー、自然風味、トマト、亜麻仁、ブリュワーズドライイースト、ニシン油、塩、塩化カリウム、DL-メチオニン、塩化コリン、第二リン酸カルシウム、亜鉛アミノ酸キレート、硫酸亜鉛、硫酸鉄、鉄アミノ酸キレート、硫酸銅、銅アミノ酸キレート、亜セレン酸ナトリウム、硫酸マンガン、マンガンアミノ酸キレート、ヨウ素酸カルシウム、Lアスコルビン2ポリフォスフェイト(ビタミンC)、L-トリプトファン、ビタミンE、ナイアシン、Dカルシウムパントテン酸塩、ビタミンA、リボフラビン、一硝酸チアミン、ビオチン、ビタミンB12、ピリドキシン塩酸塩、ビタミンD3、葉酸(ビタミンB)、天然混合トコフェロール、クエン酸、タウリン、乾燥クランベリー、乾燥ブルーベリー、乾燥ほうれん草、L-リジン、乾燥ケルプ、乾燥ユッカシジゲラエキス、ローズマリーエキス
玄米・オート麦・オートファイバーは穀物です。

ポテトや豆、やっぱり好きなんですね…。
太字で記載した野菜や果物をもっと上位配合にしてくれたら…という気持ちもありますし。乾燥ニンジンではなく、オールナチュラルというのならフレッシュなニンジンで良いのでは…とも思いますし、どうしてもコストを惜しんで安く代用できるものを配合しているような…。
全体的な成分のバランスなどは問題ないのですが、ナチュラルバランス(Natural Balance)=アレルギー対策に良いという言葉があまりにも出回り過ぎているように思ったので、アレルギー対策をするなら、ホールボディヘルス以外で考えるようにしましょう。
ナチュラルバランス(Natural Balance)の口コミまとめ
ナチュラルバランス(Natural Balance)の口コミを確認してみると、とにかく、アレルギー対策になるウルトラプレミアムの評判が良いように感じます。確かにアレルギーの原因となりやすいものは排除されていました。
アレルギーがあると、食べられないものがあってフード選びに苦戦する人もいますし、アレルギー対策フードの中で、フードローテーションができるのもメリットです。
また、動物性たんぱく質が全部だめという子もいるので、ベジタリアンフードがあるのも評価すべきポイントだと思います!小粒タイプも販売してくれるようになったのも嬉しいポイントですし♪

ただでさえ、選べる範囲が少なくなるしね!
しかし、どうしても主原料がお肉・お魚でないことや、スウィートポテト・ポテト・えんどう豆などの穀類でたんぱく質量を補っているところはネックに感じます。
パワフルな子や、育ち盛りの子、シニアでも筋力維持がしたい子などの場合、ナチュラルバランス(Natural Balance)では、たんぱく質をはじめとした栄養価の低さが少し心配です。
ポテト系の使用は悪いことではありませんが、せめて主原料がお肉・お魚で、もう少し野菜や果物も配合されていたら、超強みのあるフードになるのにもったいないなぁ…というのが率直な感想でした。
ナチュラルバランス(Natural Balance)をおすすめしない人
これまでの口コミの内容や、調べてみてわかってきたことなどを総合的にみて、以下のような人にはナチュラルバランス(Natural Balance)はおすすめできません。
とにかく、一番ひっかかるが、たんぱく質量の少なさと、主原料がお肉ではないものが多すぎることです。
原材料・成分数値から見ても、明らかに元気で活発な成犬には栄養素が足りない気がしてなりません。育ち盛りの子や、シニアであってもまだまだ元気な子に対して、この栄養価は心配です。
「愛犬の元気のために!正しいドッグフードの知識と選び方」という記事でも、愛犬の健康のためのフードの選び方をご紹介しましたが、動物性たんぱく質全体にアレルギーがある子でもない限り、原則、主原料は肉・魚であることが理想というのは欠かせません!

安い粗悪フードは主原料が小麦やコーンが多いよね
ナチュラルバランス(Natural Balance)は確かに、コーンや小麦を使用していないのは良いことなのですが、せめて主原料だけでも…というのが本当に惜しい印象がありました。
また、ナチュラルバランスは(Natural Balance)一時、コロナやウクライナ侵攻の影響でメーカーの欠品が続いたことが過去に数回あります。これはナチュラルバランスだからということではない話ですが、海外産=供給が不安定になりかねないリスクもあります。
フードローテーションできるメリットもありましたが、いくらアレルギー対策フードであっても、「これしか食べない!」という状態にしてしまうと、入荷困難になったときに大変な思いをしないといけなくなるとこもあるため、注意しましょう。
ナチュラルバランス(Natural Balance)をおすすめする人
ナチュラルバランス(Natural Balance)をおすすめする人は、以下のような人が挙げられます。
アレルギー対策フードがあることや、人が食べてもOKなレベルの原材料をしようしていること、小麦やコーンを不使用ということは大変評価できるポイントです。
また、主原料については心配なこともあるとはいえ、栄養素としては一定の基準はクリアしていますし、亜麻仁の配合や、ものによってはサーモンオイルの配合もあるため、被毛ケアや抗炎症作用もあるため、悪いフードではありません♪
ただ、主原料がお肉・お魚ではないことを考えると、運動量が少なめな子向けな印象はあります。

アレルギーがない子はわざわざ選ばなくてもいいかも…
それと、スウィートポテト・ポテト・えんどう豆といった食物繊維の多い原材料(穀類)の配合が目立つため、もとから腸内フローラが整っている子ではないと、うんちがゆるくなるだけの可能性もあるため、与えるならお通じが安定している子の方がベター。
なお、フードローテーションについては、多数あるフードバリエーションの中で、配合されている原材料がある程度同等なものが多かったので、ローテーションをしたせいでアレルギーが起こるという心配はなさそうです。
健康的なローテーションが可能なフードといえます。
ナチュラルバランス(Natural Balance)の公式サイトはこちら
ナチュラルバランス(Natural Balance)の販売会社情報
販売会社名 | 株式会社オフィスプロフィットインターナショナル
※オフィスプロフィットインターナショナルは総輸入元。株式会社プライムという同住所の販売会社が、ナチュラルバランス日本正規総販売元のオフィシャルになっています |
販売会社住所 | 福岡県福岡市博多区吉塚4-10-46 |
販売会社ホームページ | 株式会社オフィスプロフィットインターナショナル |
ナチュラルバランス(Natural Balance)はどこで買える?一番お得に買うには?
ナチュラルバランス(Natural Balance)は公式オンラインショッピングでも購入できますし、大型ペットショップやホームセンターなどでも販売されているドッグフードです。
公式サイトに、ネットショッピングで購入できる正規代理店の一覧がありましたので、気になる方はこちらをご確認ください。ちなみに、Amazonにも、ナチュラルバランス(Natural Balance)公式のショップがありました。
ちなみに、どこで一番お得に変えるかについてですが、正直、断言できそうにありません。送料の有無・取り扱い店が多さ・購入者の貯めているポイントなどの条件によって、どれがいいかは微妙なんですよね…。

ネットショッピングの場合、破格過ぎるのは要注意!
ただし、あまりに安い場合は、
- 並行輸入などで品質に保証がないもの
- 輸送の際の管理がされていないもの
- メリットとして紹介した4層バリアフィルムが採用されていないパッケージ
- 賞味期限が短いもの(=アウトレット商品)
など、品質があまりよくないデメリットだらけの可能性があります。海外産のフードの場合、並行輸入といった可能性もあるので、安いからこれにしようという買い方は避けた方がいいでしょう。
また、ホールボディヘルスを購入する場合、公式にのみ300グラム商品があることがわかりました!試しに与えてみたいと少量パックを探している人は、いきなり1kg商品を買って失敗するリスクを防ぐためにも、公式から購入してみるといいですね!
なお、公式販売店からの定期購入プランはないようでした。
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