シーザー(Cesar)ドッグフードの悪い評判から良い口コミまで徹底解説!

口コミ

シーザー(Cesar)は、安くてどこでも入手しやすく、食いつきの良さが評判なフードです。

シーザー(Cesar)には、ウェットフードやおやつ、トッピングフードなどのさまざまなシリーズ展開がありますが、今回はシーザー(Cesar)の中でも新しいジャンルに該当するドライフードの口コミを軸に、ご紹介したいと思います。

ただ、ドライフードは2020年の8月から出荷が開始されたということもありますし、トレイタイプのウェットフードの方がも歴史も定評もあり、みなさん上手にウェットフードを使用している話がとっても多かったんです!そのため、あわせて、トレイタイプの口コミも一部入れてあります。

実際に調べてみると、良い口コミ~悪い評判までありました。ここではあくまでも中立的な立場で嘘なく真実を伝えていけたらと思います。

「シーザー(Cesar)」を購入しようかどうか迷っている方の参考になれば幸いです。
シーザー(Cesar)の公式サイトはこちら

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シーザー(Cesar)の基本情報

販売会社名 マース ジャパン リミテッド(Mars Japan Limited)
料金
  • チキン小粒
  • チキン超小粒
  • ラム小粒
  • 700g:718円
  • 1kg:1422円
  • 3kg:2,682円
ツナ小粒
  • 1kg:1422円
  • 3kg:2,682円
配送料
容量
  • チキン小粒
  • チキン超小粒
  • ラム小粒
700g、1kg、3kg
ツナ小粒 1.5kg、3kg
主原料 チキン小粒&超小粒 チキンミール、小麦、さとうもろこし、鶏脂、チキンエキス、とうもろこし、家禽類
ラム小粒 ラムミール、小麦、さとうもろこし、チキンミール、鶏脂、とうもろこし
ツナ小粒 チキンミール、小麦、さとうもろこし、、とうもろこし、家禽類、ツナミール
粒のサイズと形状
  • 小粒:直径7~8mm、厚さ4~5mm、コイン型
  • 超小粒:直径5~7mm、厚さ4~5mm、コイン型
カロリー
  • チキン小粒&超小粒:355kcal/100g
  • ラム小粒:345kcal/100g
  • ツナ小粒:355kcal/100g
タイプ ドライ
ポイント 着色料不使用、どこでも買いやすい、ライフステージ商品あり
会社ホームページ https://www.cesar-club.com/jp/
購入先 公式サイトはこちら

※2023年5月時点、料金は税込み表示です。

シーザー(Cesar)は、ニュートロペディグリーアイムス(IAMS)プロマネージ(PROMANAGE)などを取り扱う、マース ジャパン リミテッド(Mars Japan Limited)から販売されているフードです。

また、今回はシーザー(Cesar)の1歳からの成犬用のドライフードを中心にしていますが、11歳から用、14歳から用のフードも販売されています。

そもそもシーザー(Cesar)にはウェットフードでもライフステージに合わせたシリーズ展開があるので、そういったライフステージに合わせた展開はお手の物なのかもしれません。ただし、ドライフードには、パピー用の取り扱いはありませんので注意してください

シーザー(Cesar)はホームセンターやペットショップなどでもとにかくウェットフードが大変人気で、食いつきのよさが評判をえています。そのため、食いつきの悪い子に混ぜて与えているという声も多かったです。

はじめに、シーザー(Cesar)の基本情報をご紹介しました。

なお、最新の人気ドッグフードを知りたい方は「【2023年最新】ドッグフードおすすめ10選を人気の20商品から比較!」を先にチェックしておきましょう。※↑クリックできます

 

シーザー(Cesar)の良い口コミをまとめました!

シーザー(Cesar)の良い口コミを15件、中立~悪い口コミを5件を「インスタ」「ツイッター」を中心にその他ネット上からまとめてみました。

シーザー(Cesar)のツイッターでの良い口コミ5件

きれいに完食してくれていますね!

美味しく食べて毛並みも良好!

ロイヤルカナンよりシーザーなのね!

食いつきがいいと嬉しいですね~

飼い主さんもいい香りと思うなんて♪

ツイッターの口コミを確認してみたところ、

  • 食いつきがいい・完食してくれる
  • 毛並みも安定している
  • 香りが良い

などが目立ちました。

しっかり食べてくれるというのは、フードジプシーな子を飼われている方にとっても朗報といえるのではないでしょうか?しっかり食べて、毛並みも良いのであれば助かりますよね!香りがよければ一層食いつきも上がるでしょうし。

口コミにはありませんでしたが、そもそも、シーザー(Cesar)のドライフードの製造国はオーストラリアとなっています。(※原産国は製造の最終工程を終えた場所を記載するというルールがあります)オーストラリアの自社工場で製造しているとのことでした。

それのなにが良いのかというと、色んな場所・色んな工場で作られていると、どうしても

  • フードにムラができる
  • いつも食べているフードの粒と色が違ってしまう
  • いつも食べているフードの香りと違う

などと不安定な供給状況になってしまうことがあるのです。

新品を開封する度にフードの状態が違ったら心配!!

こういう些細な変化ひとつで、犬がいつものフードを食べなくなってしまうことも十分あり得る話なので、特定の国の自社工場で統一した管理ができているということもメリットといえます。

そして、香りのよさや食いつきのよさは、すべてのフードの原材料を確認してみたところ、チキンエキスと鶏脂が配合されていることがわかりました。今回Twitterにある口コミはツナタイプの話だったので、人間からしても一層魚のいい香りに感じるのでしょうね。

チキンエキスは犬が好きな香りなので、嗜好性を上げる効果が期待できます。鶏脂も嗜好性を上げる効果がある上に、被毛ケアに有効な良質な脂質・不飽和脂肪酸(オメガ3・オメガ6)が含まれているので、毛並みが安定したということでしょう。

毛並みってフードの成分がすぐに出るんです!

しかもただ食いつきが良いだけではなく、商品名に「4種の農園野菜入り」とあるように、かぼちゃ・にんじん・えんどう豆・トマトといった、栄養価の高い野菜も配合されているため、トータルバランスも良い印象があります。

昨今では、野菜やフルーツもある程度は入っている方が好ましいとされる傾向が強く、アレルギーが出ないのであれば、野菜やフルーツも適度にとっておきたいところです。

もちろん、カット野菜やフルーツ(犬が食べて良いものに限りますが)、茹で野菜などをトッピングするのもいいのですが、それでは手間になってしまいます…。元からフードに配合されていて、トータルバランスが考えられていると安心ですね!

 

シーザー(Cesar)のインスタグラムでの良い口コミ5件

食にこだわりがある子もバッチリ食べてくれた!

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※現在は、店舗販売もあります

替えてすぐでも食べてくれたんですね!

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ウェットフードは本当に種類が豊富

食いつき抜群で選ぶのも楽しそう♪

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石田 志芳(@shitianzhifang)がシェアした投稿

まとめ買いセール、助かります!

インスタグラムの口コミを確認してみると、

  • 切り替え時に困ることなくスムーズに食べた
  • 食のこだわりが強い子でも食べる
  • ウェットフードは種類が豊富(選ぶ楽しみがある)
  • ウェットフードはまとめ買い割引をしていることがある

などがありました。

ここでご紹介した口コミにはありませんが、すでにシーザー(Cesar)のウェットフードを食べていたので、ドライフードでも与えやすい・与えるハードルが低くなるというような声も多かったんです!

 

シーザー(Cesar)のウェットフードは本当に種類が多く、(あまりにシリーズ展開が多いので詳しく知りたい方はこちらから確認してください)

  • 食いつきアップのために少しドライフードにトッピングしている
  • たまのご褒美に与えている
  • カロリーを抑える効果が期待できる
  • 歯がもろい子や噛む力がない子にも与えやすい
  • 病み上がりの弱っている時でも食べやすい
  • しっかり水分を取ることができる

など、同一メーカーのフードのシリーズ展開の中に、状況に合わせて使い分けできるアイテムがあるのは、他のフードメーカーにはないシーザー(Cesar)ならではの強みです!実際に、これらのメリットを活かして、愛犬の食事を工夫しているという人もたくさんいました。

ウェットフードは嗜好性抜群なので上手に使いましょう!

しかもウェットフードには、無添加・無着色の「自然素材レシピもありますし、値段の割にはかなり優秀なフードだといえます。

シーザー(Cesar)のこれまでのウェットフードの実績があるからこそ、2020年に新商品としてドライフードが発売された時も、

ウェット食べてるし食べるだろうな!

シーザー(Cesar)だったら大丈夫だろう

と、与えるハードルも下がり、手を出しやすくなる人も多いようです。フードを切り替える時って、飼い主さんも「大丈夫かな?食べるかな?なんか不具合出ないかな?」と心配になりがちですが、犬も飼い主さんの心配を汲み取ってしまうことがあります。

飼い主さんの心の中を犬もわかるから、余計に犬もおろおろしてしまうことって実際にあるんですよね。そういった不要な心配が愛犬に伝わらないからこそ、犬もすんなりペロッと食べてくれているのかもしれませんね♪それだけいつも食べてくれている安心感って大きいんです。

ちなみに、まとめ買い割引はネットショッピングでもありますし、実店舗でもよく見かけます!ウェットフードは開封しなければ日持ちもするので、お得に買って上手に使っていくようにすると良いですね♪

ウェットフードって本当に美味しい香りがするんだ~

それに、いつもドライフードだけを食べている子であっても、時にはウェットフードを与えてあげるのもあり!

たとえば、

  • ウェットフード(=柔らかいフード)を食べることで胃の負担を和らげられる消化器を休ませることができる
  • 食に対する興味を維持させることができる、日々のフードに変化を出せる

など、愛犬の健康な生活に繋がるメリットもあるんです!

ただし、ウェットフードは歯にくっつきやすいので、歯磨きだけはしっかりしてあげるようにしてくださいね♪

 

シーザー(Cesar)のその他ネット上の良い口コミ5件

ウェットフードで経験値があると移行しやすい!

食べやすいサイズだし、お腹も快調!

シニア犬でも食べやすいのは助かります

喜んで食べてお通じも安定しているのですね

超小粒タイプは超小型犬にもぴったり!

その他の口コミを調べてみたところ、フードの粒のサイズに対する口コミが多く見受けられてました。それにここでもやはり、缶詰やパウチタイプ(=ウェットフード)を与えていた人の口コミがありますね。

すでに同メーカーのフードを食べたことがある場合だと、形状が違ったとしても、「きっと食べてくれるだろう」という安心感もあるのでしょう。

その他の口コミをまとめてみますと、

  • 小粒なので食べやすそう
  • シニア犬や小型犬でもしっかり食べられる
  • 便の状態も良い

などがあります。

 

粒のサイズが小さめなのは、超小型犬や小型犬といった小さ目の犬や、噛む力が落ちてきているシニア犬や口腔内にトラブルがある犬を飼っている人にとっては、しっかり噛んで食べる楽しみも経験できるということもメリットといえるでしょう。

それに、メーカーによって「小粒」の概念は違いますし、そもそも小粒という表記にルールはありません。もちろん「小さい」と感じる感覚も人それぞれ違うため、

小粒って割には結構大きくない?!

思ったより大きい粒で食べれない…

となることは案外たくさんあります…。しかも、そのせいで愛犬が食べてくれないとなったら、もったいないですしね。

他の記事でも書いていますが、粒のサイズは買う前に飼い主さんにも見ておいてほしいのですが、実際に小粒と書いてあるわりに、フード業界的にはまったく小粒じゃないフードもあります。だからこそ、粒のサイズを買う前に見く必要があるんですね。

 

ちなみに、口コミにもあるように、どの容量のドライフードを買ったとしても、フードのパッケージにジップチャックがついているので、そのまま保存もできます。

 

また、便の状態について理由を調べるためにも成分を確認してみましょう。

たんぱく質 脂質 繊維 灰分 水分
チキン・ツナ入り 25.0以上 12.0以上 4.0以下 10.0以下 10.0以下
ラム 25.0以上 12.0以上 4.0以下 12.0以下 10.0以下

基本的に平均値の枠内におさまっているよ♪

たんぱく質・脂質・繊維・水分は一般的なフードの平均値程度。しっかりバランスが取れているようですね!(※灰分は少し多いので、そこは追って説明します)

平均値とはいえど、

  • シュガービートパルプ
  • えんどう豆
  • かぼちゃ
  • にんじん

といった食物繊維(特に不溶性食物繊維)が多い食材が配合されていました。食物繊維は、お通じ改善に効果があります。これだけしっかり繊維が配合されているから、お腹の調子も良いのですね!

もちろん、小粒なので万一早食いしてしまったり、フードを噛まずに飲み込んでしまったりするような子でも消化しやすいのもあります。

ちゃんと消化できているか否かも便に影響しますし、プラス繊維もバッチリともなれば、ますますお腹の調子も安定しそうですね!

 

シーザー(Cesar)の中立~悪い口コミを5件まとめました!

あら…嫌な成分が入っているのかな

食べなくなるのは困りますね…

犬が好きな匂いと人間が好きな匂いの差?

2頭ともがお腹壊したとは…

太ってしまった?!なにか問題があるのかな?

シーザー(Cesar)の口コミを調べてみると、良い口コミばかりではなく、あまりよくないような内容のものもありました。まとめてみますと、

  • 原材料・成分が微妙
  • フードの臭いがキツイ
  • お腹を壊した
  • 太った
  • 食べない

など正直、フードとして致命的なものもありますよね…。

シーザー(Cesar)のウェットフードに、無添加・無着色のものがあったり、食いつきの良さといった実績があったりする中で、見逃せない内容が多いので、詳しく確認してみましょう。

 

原材料に「アレルゲン」や「避けたいもの」が多数ある

フードの良し悪しを確認するためにもシーザー(Cesar)の原材料をチェックしてみると、あまり犬に与えたくないものがいくつか使用されていることがわかりました。わかりやすいように、気になるものを赤字で表示します。

チキン チキンミール小麦さとうもろこし、鶏脂、チキンエキス、とうもろこし、家禽類、シュガービートパルプ、えんどう豆、にんじん、かぼちゃ、トマト、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸)、ミネラル類(亜鉛、カリウム、クロライド、セレン、鉄、銅、ナトリウム、ヨウ素)、メチオニン、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸、BHA、BHT)
ラム ラムミール小麦、さとうもろこし、チキンミール、鶏脂、とうもろこし、チキンエキス、シュガービートパルプ、家禽類、ひまわり油、えんどう豆、にんじん、かぼちゃ、トマト、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸)、ミネラル類(亜鉛、カリウム、クロライド、セレン、鉄、銅、ナトリウム、ヨウ素)、メチオニン、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸、BHA、BHT)
ツナ入り チキンミール小麦、さとうもろこし、鶏脂、とうもろこし、チキンエキス、家禽類、シュガービートパルプ、ツナミール、えんどう豆、にんじん、かぼちゃ、トマト、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸)、ミネラル類(亜鉛、カリウム、クロライド、セレン、鉄、銅、ナトリウム、ヨウ素)、メチオニン、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸、BHA、BHT)

引用元:シーザー(Cesar)公式サイト

添加物・小麦・ミール…

ウェットフードは無添加・無着色タイプの自然素材シリーズがある上に、食いつきのよさという定評があるからこそ、シーザー(Cesar)を信頼していた人たちを裏切るかのような印象がありました。

鶏脂やチキンエキスについては、嗜好性が上がるメリットがある反面、酸化防止の加工をしていない場合、フードの香りがとてもきつくなってしまいますし、かつ、フードのオイルが酸化して匂いが悪くなったり、フードが劣化したりする原因になります。

 

それ以外の内容についても、上記の原材料情報をもとに、

  1. 主原料について
  2. アレルゲンについて
  3. 添加物について

と、細かく3つにわけて、詳しく確認していきます!

シーザー(Cesar)はドッグフードの中でも比較的安価なフードに該当しますが、率先して与えるべきか…。

一緒に考えてみてくださいね。

 

① 主原料がフレッシュミートではなく「ミール」であること

多数赤字がありますが、はじめに主原料からいきましょう。そもそも主原料がお肉ではなく、「ミール」なんです。

主原料がフレッシュミートじゃないのは論外!

ミールも一応もとはお肉ですし、お肉といえばお肉なのですが、あくまで乾燥した肉や魚を粉末状にしたもの。どんな質の肉や魚なのかわかりません。高温加熱で乾燥させているので、栄養価も落ちます良質なたんぱく質とは到底言えるものでもなく…。

それに、「ミール」は肉や魚の加工工程で出てきた残渣(ざんさ)、つまり食肉として食べない部分を加工したもの。出もともわかりませんし。そもそもシーザー(Cesar)はヒューマングレードフードでもないので、一体どんな質のミールなのかも不明です。

これまで他の記事でもお伝えしてきたのですが、犬にとって動物性たんぱく質は、筋肉・爪・皮膚・血など、生きるために欠かせないものなので、質が良く体に取り込みやすいものでなければなりません。

犬に欠かせない三大栄養素!必須アミノ酸の塊です!

犬が元気に過ごすのに欠かせない大事な栄養素ですから、良いフードか否かを見極めるにはまず、原材料をチェックして、主原料・主たんぱく源がなになのかを必ず確認する習慣をつけておくようにしてくださいね!

なによりも、個人的に一番嫌だなと思ったのは、公式サイトの↓この文言↓

愛犬が喜ぶおいしさ!肉類が第一主原料

第一主原料とは、全ての原材料で一番多い原材料。チキンやラム*など肉類が一番多いので、お肉のおいしさや栄養がしっかり生きています。

*チキンミール、ラムミール使用

引用元:シーザー(Cesar)公式サイト

あたかも、ちゃんと考えてあるんですよと言わんばかりですが、所詮ミールなんですよね。これ、「いやいやいや…」とツッコミたくもなります…。ミールがなにか知らない人を欺いているようにすら感じてしまいました。

その証拠に、シーザー(Cesar)を手がけるマース ジャパン リミテッド(Mars Japan Limited)の優良フード・ニュートロでは、しっかり主原料はフレッシュミートを使用しています!つまり、マースは主原料がお肉・お魚である方が良いということを知っているはずなんです。

新鮮な生の肉や魚の方が値段も高いので、コストを抑えるためでしょうか…。ミールだけど、肉だから良いものなんだと言いくるめて、なんとなく栄養価が保てたらそれでいい安く作れたらいいということが伝わってきます。

トレイのウェットフードはちゃんと肉・魚が主原料だったのに…

ミールを一切使用してないフードを売りにしているものもありますし、ミールが絶対ダメとはいいませんが、主原料はせめてお肉にしてよ…という気はしました。

ドッグフードを選ぶ際、主原料は肉・魚(フレッシュミート)のものを選んでください。

たとえ、製造過程でフレッシュミートの栄養素が落ちることがあったとしても、そもそもの栄養価が落ちているミールよりはよっぽど犬も吸収しやすい食べ物です。それに家禽類という記載も曖昧で、なにが入っているのか不明瞭ですし…。

ミール使用のフードは往々にして安価なフードが多いのですが、犬に贅沢させる必要はないかもしれませんが、それでもせめて最低限の条件をクリアしているフードを選ぶことをおすすめします。

 

② アレルギー症状が出る可能性が高い原材料が多い

主原料がミールな上に、小麦・トウモロコシ・サトウモロコシといった、与えたくない穀物がオンパレードです。

サトウモロコシプロマネージ(PROMANAGE)でも配合されていましたが、イネ科の甘味料のようなもので、穀物に該当する原材料です。

以前、こちらの記事でもご紹介しましたが、小麦やトウモロコシは犬が持ち合わせる酵素では、うまく消化できない食材に該当します。また、抗原物質が多い食材でもあり、アレルギーが出てしまったり、お腹を壊してしまったりする可能性が高い食べ物です。

口コミにも実際に、お腹を壊した・吐いたという内容がありましたよね。穀物にはミネラルや繊維が豊富ですし、食べられる子もいますが、あえてそんな危険な食べ物を与える必要はありません。

でもなんでそんなものが配合されているの?

小麦やトウモロコシ(コーン)は、炭水化物・たんぱく質・ミネラルなど全体的な栄養素のみで考えたら、バランスがいい食材なので、フードのかさ増しをするのにはもってこいな食材です。だからこそ、フードの原材料に使用されることがあります。

逆に言えば、とりあえず成分としての数値的なパーセンテージが稼げる上に、お肉などの配合を抑えて安い小麦などを使用することでコスパも上げられるということなんです。

しかもトウモロコシや小麦って、栄養の数値だけの意味では良いのですが、必須アミノ酸が足りなかったり、体への吸収のされ方に偏りが出てしまったりするので、太り安くなってしまっても仕方ないともいえますし…。

筋肉も育たないから代謝も悪くなるしね…

メーカーにとっては、安く作れたら利益も出ますし、もちろん利益も大事なことでしょう。それに、小麦やトウモロコシが配合されていても問題なく食べられる子もいますので、売れたらいいのかもしれません。

しかし、愛犬の健康のために本当に良いものなのか?と考えると残念ながら避けた方がいいフードといえそうです。

 

③ ドライフードの避けたい添加物!ウェットフードにも落とし穴が…

フードに使用されている酸化防止剤。

内容を確認してみると、ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸、BHA、BHTとありますが、BHA、BHTは発がんリスクのある成分です。

ちゃんと考えられている一般的なフードの場合、酸化防止剤として使用されるのは、天然添加物である、ミックストコフェロールやローズマリー抽出物、あるいは無害であることが確認されているクエン酸などのみ。

むしろ、それで十分です。しかし、シーザー(Cesar)はミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸に加えて、わざわざそんなにたくさん摂取したくないBHT、BHAを配合しています。

それだけ傷みやすい原材料という裏返し!

たとえば、先ほど少し触れたチキンエキスや鶏脂は、本来ちゃんとした肉や魚を配合しているフードなら不要な原材料です。肉や魚の本来の香りが、犬の食欲を十分刺激する作用があるので、わざわざ配合しないで済む話。

チキンエキスや鶏脂を配合しているから、

  • フードがギトギトになる
  • フードのパッケージを開ける度にフードに空気が触れて香りが悪化(劣化)
  • 空気に触れることでカビやすくなる

などのデメリットが増えます。わざわざ使用して欲しくない添加物を使用しているということは、そういった強めの作用がある添加物を使用しないと劣化しやすいフードであるということなんです。

冷静に考えると、シーザー(Cesar)のやっていることは、

  1. 安くするために粗悪な食材を使う
  2. 食いつきをよくさせるものを追加配合する
  3. とりあえずの栄養価がクリアできるフードを作る
  4. 足りないもの・不安なところは添加物を使用したらいい

という、愛犬の健康はあまり考えていないフードにしか感じられません…。

ウェットフード(=トレイタイプフード)に関しても、自然素材レシピシリーズのものでも、増粘多糖類が入っているので、少し気になるところはありました。しかしそれより問題なのが、自然素材シリーズ・子犬用・14歳から用・16歳から用を除く

  1. 1歳からの成犬用シーザー
  2. 11歳から用シーザー
  3. おうちレシピシリーズ

この3つのシリーズは、避けたい材料の使用が目立ちすぎます…。いくらフードジプシーや愛犬の食いつきの悪さに困っていても、与えてほしくはないのが本音です。

実際に原材料を確認してみましたが、以下のようなあまりよくない材料がふんだんに使われていることが確認できました。

着色料(二酸化チタン、酸化鉄) 避けたい添加物で着色はフードには一切不要です!
発色剤(亜硝酸Na) 避けたい添加物で発色させないといけないほどの粗悪な原材料なのでしょう
キシロース 水素と結合すると肝機能に悪影響を及ぼすキシリトールに変化する
EDTA(キレート剤) リスクがあるとされているが証拠材料が足りないだけ

ウェットフードは自然素材シリーズ以外避けた方がベター。

安いフード=悪いフードというわけではありませんが、シーザーに関しては、ウェットフードもドライフードも、明らかに添加物頼りに感じます。

添加物が合わなくて、お腹を壊す・涙やけになる・カイカイが出るなど、アレルギーの諸症状が出る可能性は非常に高く、人間でも添加物がダメな人もいるくらいです。

添加物は1日一定量までなら取ってOKという認識もありますし、人間が食べるものにも添加物はたくさん使用されていますが、犬という人間より食べられるものが少ない・体も小さい生き物に、あまり良くない成分が配合されているものを給餌するのはおすすめできません。

 

灰分(=ミネラル)が多すぎる!灰分が多いとどうなる?

灰分が高いほどに、消化がしにくくなってしまうので、高すぎるものはあまりおすすめできません。もしかしたら、口コミにあったお腹を壊したというのは、小麦などの穀物の配合や添加物BHT・BHAの使用が原因なだけではなく、この過剰な灰分量も関係しているのかもしれません。

ミネラルの役割などについてはこちらに記載してありますので、気になる方はチェックしてみてください。ちなみにミネラルというと、なんだか良いものに思えませんか?

もちろん、ビタミン・ミネラルって人間も犬も一定量は必ず必要ですしかし、ミネラル分の取り過ぎはリスクがあります。

成分を理解していないと愛犬が苦しんじゃうかも…

あまりに高い灰分の食べ物の場合、消化が停滞してしまいますので、

  • うんちが臭い
  • 便秘気味に
  • お腹が減りにくいので食べたくない

などという症状が出る可能性もありますし、長時間、体内から排泄できない状態が続くことで、消化器に負担がかかり、体調を悪くしてしまうことも考えられるのです。

詳しくはこちらに記載してありますが、シニア犬や胃腸が不安定な子には、こういった灰分が高いフードは与えないようにした方が得策といえます。

 

シーザー(Cesar)の口コミまとめ

ウェットフードを筆頭に、食いつきのよさや買いやすさという意味では、大変人気なフードという印象がありました。それに、超小型犬や小さ目の小型犬を飼っている人にとっては、小さ目の粒ということも魅力といえそうです。

どんなにいいといわれるフードでも、

  • 粒が大きくて食べられない
  • 愛犬が興味を示さない
  • 値段が高すぎて与え続けることができない

ということでは話になりませんから、まずしっかり食べてくれるというのは良いことだと思います。

また、同一メーカーのシリーズ展開としてウェットフードがあるというのも、状況に合わせた使い分けができるのでメリットといえるでしょう。

ウェットフードをたまにあげてご褒美にできる♪

ただし残念ながら、悪い口コミから確認できた、添加物の使用・アレルギーの危険がある原材料・愛犬の筋力維持や元気な成長をサポートできない主原料であることは、正直、致命傷的な内容でもありました。

愛犬の健康・元気な毎日の生活を考えると、与え続けるのはリスキーな印象があります。「うちの子、なんでも食べるから大丈夫という場合であっても、避けたい食材が入っているものは率先して与えないようにした方がよいでしょう。

 

シーザー(Cesar)をおすすめしない人

これまで見てきたシーザー(Cesar)の口コミや詳細から、以下のような人にはおすすめしません

  • 無添加フードを選びたい人
  • 愛犬のアレルギーを気にしている人
  • 元気な犬を飼っている人
  • シニア犬や胃腸が弱い犬を飼っている人
  • ヒューマングレードのものを選びたい人

どうしても、保存料・小麦・ミール主原料という手前、愛犬に良い筋肉をつけたい、たくさん遊ばせてあげたいという場合には、たんぱく質の質があまりよくないため、筋力維持に良いフードとはいえません。

それにアレルギーがあったり、添加物に反応してしまうような子にも与えることはおすすめできませんし、今は大丈夫だとしても、これを長期間与え続けることで不具合が出てくることも考えられます。

また、灰分の多さからシニア犬や胃腸が不安定な子にも不向きです。シニア犬であっても、良質なたんぱく質で筋力維持できる必要もあるので、主原料がミールなシーザー(Cesar)ではなく、良質なたんぱく質でできたフードをおすすめします。

2023年最新の人気ドッグフード10選をチェックする

シーザー(Cesar)をおすすめする人

これまでにご紹介してきた口コミと説明した内容から、シーザー(Cesar)をおすすめする人は以下のような人が挙げられます。

  • どこでも買いやすいフードを選びたい人
  • フードにあまりお金をかけたくない人
  • 室内犬の大人しい子を飼っている人
  • 超小型犬など小粒タイプのフードしか食べられない子を飼っている人
  • ある程度の基準をクリアできているフードを選びたい人

シーザー(Cesar)の強みはウェットフードがあることや、取り扱っている実店舗の多さ買いやすい価格です。

うっかり買いそびれてしまったとしても、近場で取り扱われている可能性も高いので、探し回る手間も省けるでしょうし!

また、小粒タイプがあるのも小さい粒のフードしか食べられない子には助かりますよね。粒のサイズが合わない場合、フードを砕くという手もありますが、毎回・毎食それをやらないといけないとなると、やはり重荷に感じることもあるでしょうし。

大きい粒だと歯が弱くなった子の場合食べられない…

それに、ひまわり油の配合や、成分的な数値でいうと、平均的なフードの栄養価はあるので、とりあえず何かが抜け落ちているということはありません。

ただし、たんぱく質の質についてはアクティブな犬には不向きですので、室内犬など大人しい子・運動量があまりたくさんない子に与えるようにしてくださいね。

シーザー(Cesar)の公式サイトはこちら

シーザー(Cesar)の販売会社情報

販売会社名 マース ジャパン リミテッド(Mars Japan Limited)
販売会社住所 東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス7F
販売会社ホームページ マース ジャパン リミテッド(Mars Japan Limited)

シーザー(Cesar)はどこで買える?一番お得に買うには?

シーザー(Cesar)はホームセンターやインターネットショッピングなど、幅広い場所で購入できるフードです。そのため、どういったルートでの購入が一番良いかというのは、その人の状況によって異なるので、断言することはできません。

送料の有無・取り扱い店が多さ・購入者の貯めているポイントなどの条件によって、どれがいいかは微妙なんですよね…。

ただし、ウェットフードに関しては、シーザー(Cesar)のAmazon公式サイトであれば、お得な定期便があることがわかりました!

買いそびれも防げるし、安く買えるなら嬉しい~

Amazonでポイントを貯めている人であれば、一石二鳥といえますね!ただ、近くのホームセンターなどで売っているということであれば、口コミにあったように、まとめ買い割引などもあるでしょうから、上手に購入するようにしてくださいね。

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