犬の1日に必要なカロリー数の計算方法は?生活スタイル・世代でこんなに違う!

基礎知識

愛犬が1日に必要な総カロリー数、把握しているでしょうか?

パッケージに記載された給餌目安量だけをあてにしていると、もしかしたら、栄養不足・栄養過多になっているかもしれません…。

今回はそんな、アバウトだった愛犬が1日必要なカロリー量(フードを1日になんグラム与えたら良いのか)

  • パピー(子犬)、母犬(繫殖期、妊娠期、授乳期)
  • 成犬(未虚勢・未避妊)
  • 避妊・去勢手術をした子(避妊・去勢犬用)
  • シニア犬
  • ダイエットが必要な子(肥満気味な子)

と、詳細に分けて、ただしく計算する方法をご紹介いたします!

犬のライフステージ、生活スタイル、避妊・去勢手術をしたのかなどでも、1日に必要なカロリー数(グラム数)は異なりますし、そもそもドッグフード自体の100gあたりのカロリーもフードによって異なるため、フードを替えたときも給餌量も変わってくるのは当然のこと

手づくりフードの人、ドライフード派な人、ウェットフードを与えている人、ブレンド派…色んなやり方でフードを与える方法もありますもんね。もちろん、おやつもカロリーがあるものですし、それも踏まえて、しっかり愛犬が1日に摂取する総カロリーは把握しておきたいところです。

愛犬の健康のために、必要なエネルギー要求量(総カロリー数)の正しい計算方法を学んでみましょう!

サイズ・世代・与えるドッグフードによって正しい計量をしよう!

ドッグフードのパッケージに、〇kgの子には1日に○グラム与えるといった目安量が書いてありますが、結論からお伝えしますと、パッケージに書いてある給餌量は、あくまで目安にすぎません!

そこで質問です。

みなさん、愛犬が1日に必要なエネルギー補給(カロリー数)を把握できているでしょうか?

カロリー数というよりグラム数や、なんとなくの量で把握している人も多いと思います。という私もそうでした!愛犬に1日どれくらいのカロリーが必要なのかという見方はしていませんでした。

それに、パッケージに書いているグラム数通りに毎回量っている人のいれば、目分量の人もいるもので…。大体このくらい、この容器でこのくらいってアバウトな量の与え方をしているご家庭もあります。まして、ちゃんと量っていたって、

目安の記載通りの分量なのに痩せてきた(太ってきた)!

うちの子、書いてる分量通りの体重じゃないからわかりづらい

なんて、給餌量に悩んでいる人もたくさんいるんですよね。

実際に我が愛犬も、超中途半端な体重で、正確なグラム数を与えられているのか不安になることもありました。運動量が多いせいか、書いてある分量に合わせても、痩せてきているんですけど…ってことも…。

フードを少し増やそうにも、なんグラム増やすのかは綱渡り状態で、様子見・様子見・様子見…で、結構増やしたのに太らなくて…。逆の人もいると思います。記載通りにあげてるのに太ったから、減らしたいけどどのくらい減らしたらいいのかわからない…ってケース。

表記をあてにし過ぎるとこうなっちゃうんですよね…

しかし…この悩みって、正しいカロリーの計算方法さえわかっていたら、一発で解決します!

どのくらい与えればいいのか、増やすのか減らすのかというのは、

  • 愛犬の世代(パピー、成犬、シニア)
  • 運動量(散歩が多い、少ない、ドッグランで走り回る)
  • 生活スタイル(室内犬で大人しい遊びをしている、室内遊びが多い)
  • 病気の有無(肥満、パテラ気味、いたって健康、ケアが必要)
  • 今現在の体型(痩せさせたい、太らせたい、キープしたい)
  • 避妊去勢が済みか否か(ホルモンバランスでカロリー消化率が変わるため)

によって異なりますから、正直あてにし過ぎても意味が合いません…。パッケージに記載されている給餌量が自分の愛犬に合うかなんてわかりませんもの。

実際に、パッケージの給餌量の記載のところには、注意書きとして「愛犬の運動量に合わせて与える量を加減してくださいと書いてありますありますが、

ちょっと乱暴に感じます…。その目安の量がうちの子に見合っているかどうかは、しばらく与えてみないとわかりませんし。

こういったことがきっかけで、

  • 愛犬が痩せてしまった、太ってしまった
  • 前に食べていたフードより給餌量が減ってかわいそう
  • 食が細い子なのに食べる量が増えてしまった

なんて悩まなくて済むように、愛犬に負担をかけてしまわないように、また、余計な心配を減らすためにも、ここでしっかり計算方法をマスターしてくださいね♪

 

犬に1日に必要な水分量(ml)と栄養量(kcal)はほぼ同じ!

ちょっと小話ですが、1日に必要な水分量(ml)とカロリー(kcal)はほぼ同等量といわれています。1日に必要な水分量が350mlの子は、カロリーも350kcal必要といった具合です。

実は先日、必要な水分量に関するお話を別の記事でお伝えしています。気になる方はコチラをチェックしてみてくださいね♪

ただし、あくまでこれも目安ですし、

  • 暑い季節と寒い季節では必要な水分量は変わっても、必要なエネルギー量は変わらない
  • 長毛種と短毛種でも必要な水分量は違う
  • 体調、世代によっても水分量は違う

ということもあるので、水分量に関しては、状況に応じて調整してあげるようにしてください。

 

パピーや繁殖期(母犬)は一番栄養が必要なとき!

パピーや繫殖期(妊娠中、授乳中)の母犬などは、犬の生涯でも一番栄養が必要な時期です。

パピーから犬を飼っている人の場合、成犬になった途端に給餌量が減ってびっくりした経験がある人もいるのではないでしょうか?パピーはこれからどんどん大きくなっていくために、栄養が必要になりますし、母犬の場合も、子犬を育てるために栄養がたくさん必要になるんですよね。

必要な栄養価も異なるので、パピー用・繫殖期用のフードもあるほどですので、一番栄養に気を付けてあげないといけないタイミングとも言えます。

成長期・育児期はエネルギー消費量も多いんだ!

この時に、栄養価やエネルギー(カロリー)が足りていなければ、

子犬の場合は

  • 貧弱で病気をしやすい子に育ってしまう
  • 骨が丈夫にならなくて骨折しやすくなってしまう

母犬の場合は

  • 栄養が足りずに子犬を丈夫に育てられない
  • 母犬自身がぐったりしてしまう

など、今後の犬の健康状態にも大きくかかわってきてしまうトラブルに繋がってしまうこともあるため、重々注意しなければなりません。フードの量・カロリーって本当に大事なことなんですよね。

そんなパピー期や育児期の犬に必要な総カロリー数の計算方法は、パピー期と育児期によって異なります。

 

まず先に、成長期(パピー)の計算方法です。

体重×体重×体重=√√(ルート)×70で出てきた数字(※小数第一位以降は四捨五入する)に、
  • 離乳期から4か月の月齢までの子犬の場合は3.0をかける
  • 5ヶ月以降、成犬まで(9か月の月齢)の子犬の場合は2.0をかける

成犬の定義は、超小型犬と大型犬では若干異なりますが…。

たとえば、愛犬の体重が2kgの6か月の月齢のパピーだっとします。

上記の計算式で計算してみると…

  1.  2×2×2=8 (体重を3回かける)
  2.  8に√をすると2.82842 (√1回目)
  3.  2.82842にさらに√をすると1.681792 (√2回目)
  4.  1.681792に70をかける=117.7254 ※小数第一位以降は四捨五入するので118
  5.  118に2.0をかける=236

つまり、この子には1日に236kcalが必要ということになります。

月齢が3ヶ月のパピーであれば、4.のところまでは同じで、5.で3.0をかけて出た数字が必要なカロリー数ということになります。

実はこの5番目のところでかける数値が、世代や運動量によって違ってくるだけなので、1.~4.の計算はここから先の計算でも常に同じです!

 

では、続いて育児期(繫殖期)の犬についてです。

体重×体重×体重=√√×70で出てきた数字(※小数第一位以降は四捨五入する)に、
  • 妊娠から42日目までの犬の場合は1.8をかける
  • 43日目以降から出産までの犬の場合は3.0をかける
  • 泌乳(ひつにゅう:乳の分泌)が終わるまで間の犬の場合は4.0~8.0をかける
出産頭数犬のサイズによってかける数値は異なります

犬の妊娠から出産までは大体58日から70日程度(大型犬か小型犬かなどでも前後します)といわれていて、出産の2,3週間前頃から(つまり43日目あたりから)栄養価を多くする必要があります。

また、泌乳期間は出産した頭数にもよりますが、母犬は出産頭数だけ授乳するわけですから、とんでもない量のエネルギーが必要になるのですよね。大型犬に至っては、これ以上に栄養が必要になることもあります。

人間も犬もお母さんってすごいのね~!!

たとえば、体重が6kgの子が出産して、泌乳時期にあり、出産頭数が2匹(少なめ)だっとします。

上記の計算式で計算してみると…

  1.  6×6×6=216 (体重を3回かける)
  2.  216に√をすると14.696938 (√1回目)
  3. 14.696938にさらに√をすると3.833658 (√2回目)
  4. 3.833658に70をかける=268.3561 ※小数第一位以降は四捨五入するので268
  5.  268に4.0をかける=944

つまり、この子には1日に944kcalが必要ということになります。

泌乳時期にない、いたって普通の6kgの成犬であれば、429kcalでいいのでこの成犬の計算は追ってご紹介します)、そう考えると普通の子のほぼ2倍の量のカロリーを取らないといけないんですね!!

今回は出産頭数が少なめという設定で計算していますが、頭数が多くなってきたら、5.でかける数値が5.0、6.0となっていくわけですから、もっとカロリーが必要になるということ。

母犬は普段の2倍以上の量のフードを食べなといけないの?!

 

最近はオールステージ対応のフード(パピーからシニアまでどんな子もOK)ということを売りにしているフードもありますが、パピー期や繫殖期に必要な栄養素は若干異なりますし、それだけカロリーを取らせようと思ったら、かなりのグラム数のフード量を与えなければなりません。

反面、オールステージではなく、パピー用・繫殖期用の世代に特化したフードもあり、そういったフードの場合は、意図的にカロリーを高くして、栄養価も高く作られているため、給餌量をべらぼうに増やさなければならない状態は幾分緩和できます。

いくら食いしん坊な子でも、普段の2倍以上食べていて、ある日(成犬になったタイミングや泌乳が終わったタイミング)から突然、フード量が激減したらさすがにかわいそうです。

オールステージの方が使い勝手いんだけどな…

オールステージフードには、

  • ライフステージが変わっても、フードを選び直す手間が不要
  • 新しいフードに切り替えてアレルギーが出る心配がない
  • 多頭飼いで色んなライフステージの子がいるのご家庭では重宝する

などのメリットもあり、安心といえば安心なのですが、パピー期(成長期)や繫殖期に関しては、上記の説明のとおり、給餌量(グラム数)や必要な栄養素も異なります

そういったことを考えると、どうしてもこのフードしか食べてくれない…という状況でもない限り、パピー期と繫殖期に関しては、専門フードを与えておいた方がいいかもしれませんね!

 

 

成犬になると運動量・体質に合わせて調整が必須!

成犬の定義は、犬のサイズ(超小型犬、小型犬、中型犬、大型犬、超大型犬)によって異なります

具体的には、

  • 超小型犬は生後8ヶ月前後~7歳あたりまで
  • 小型犬は生後8カ月から9ヶ月~7歳あたりまで
  • 中型犬は生後1年前後~7歳あたりまで
  • 大型犬は生後1年半前後~5,6歳まで
  • 超大型犬は生後2年前後~5,6歳まで

と言われていいて、さらに、超小型犬から超大型犬の定義も多少前後するので、なかなか厄介なのですが…。(何キロまでを◯型犬と呼ぶのか)

1歳=成犬と思っていたけど違うの?

パピーフードに9ヶ月から成犬用って書いてあったから9ヶ月かと…

と、人それぞれ認識が違う人って多くって!曖昧に感じる人もいるかもしれませんが、原則としては体重で区切っているという認識をしておきましょう。

念のため、◯型犬と呼ばれる区分をご紹介してみますと、

  • 超小型犬用(2~3kgまで)
  • 小型犬用(3kg~10kgまで) ※12kgまでというケースもあります
  • 中型犬用(10kg~20kgまで) ※25kgまでというケースもあります
  • 大型犬用(20kg~35kgまで) ※40kgまでというケースもあります
  • 超大型犬(35kg以上) ※40kg以上というケースもあります

と言った具合です。要はアバウトな部分があって、個体差もあるということでしょうね…。

余談ですが、我が家の愛犬は10.5kg〜11kgの間で、10kgを切ることはない程度に落ち着いているのですが、ペット保険では犬種的に小型犬扱いですが、かといってフードは小型犬用は10kgまでとなっていて…。小型犬以上のフードは11kg以上の子の給餌量の目安が書いてあって…。

ドッグランも小型犬用、中型犬大型犬用で区切られることがありますが、

うちの子、どっちなのさ?その区切り方、とても困る!

となってしまうことが多々あります。

10kg以下でもないし、11kgはないし…給餌量、超アバウトだし、フードの粒も10kg以下の小型犬用は小さ過ぎるし、10キロ以上の子用(中・大型犬用)のフードの粒は大き過ぎでしょ…というどっちつかず感。

犬の体重で〇型犬と決めて区切るのは、強引な気もしているのですが、必要カロリーの計算を知らないうちは、この絶妙な体重のおかげで、フード選びも与えるグラム数もなかなか苦労しました。

ちなみに成犬の定義を、頭頂部の骨(外矢状稜・がいしじょうりょう)がポコっと出っ張ってきたら成犬の合図なんてブリーダーさんもいます。愛犬の頭を撫でた時に、でっぱりというか、ポコっとした骨の隆起(=外矢状稜)があるんです。(あまりわからない子もいます

頭をなでなでしてみて〜♪

この骨の隆起は、パピー期に頭を撫でてもありません。しかし、この頭頂部の骨が発達すると隆起してきます。それはしっかり噛む力が備わっている証拠でもあり、それをもって、成犬になったと判断しているのですね。(ちょっとした小話です)

余談が長くなってしまいましたが、何はともあれ!成犬といっても幅は広いもので、

  • 成犬になりたてのこれからもっと筋力が必要になる子
  • シニア期に近づいている
  • アクティブにたくさん運動する子
  • 室内であまり運動をしない
  • 適度に運動する

などなど、色んな子がいますよね。

つまり、同じ成犬というライフステージであっても、生活スタイル次第で1日の消費カロリーは異なってくるということです。

 

ここから、成犬の中でもライフスタイル(運動量)や体質に合わせた、必要カロリーの計算方法をご紹介していきますので、

記載どおりに与えてるのに痩せる・太る

とお悩みの人や、計算方法を知る前の私のように、

絶妙な体重のうちの子は、結局何グラム与えたらいいの?

と悩んでいる人は、参考にしてくださいね!

 

未避妊・未虚勢の「室内犬」は運動量少ないのでカロリーは控え目に

同じ成犬といえども、犬種的に運動量があまり必要ない室内犬や家族の事情(飼い方)としてあまり散歩に行けない子も、ケガや不調(パテラなど)で、あまり運動量がない成犬もいますよね。

そんな子の場合、パッケージに記載されている分量のままのグラム数を与えてしまうと、少し太りやすくなってしまうことがあります。

ですので、ここでもしっかり正しい総カロリー数を把握しておきたいところです。

そんな室内犬の総カロリー数の計算方法は、

体重×体重×体重=√√×70で出てきた数字(※小数第一位以降は四捨五入する)に、1.6~1.8をかける

ことでわかります。1.6~1.8の数値は、室内犬だけどおうち遊びを少しはしている、本当に穏やかに生活しているなどの状況によって適宜変えてみてください。1.6は室内でほとんど運動しない、1.7はちょっと飼い主さと遊ぶ、1.8はおもちゃで遊ぶって感じですかね♪

たとえば、愛犬の体重が4.5kgの少しだけ家で遊ぶことがある成犬だっとします。

上記の計算式で計算してみると…

  1.  4.5×4.5×4.5=91.125 (体重を3回かける)
  2.  91.125に√をすると9.5459415 (√1回目)
  3.  9.5459415にさらに√をすると3.089650(√2回目)
  4.  3.089650に70をかける=216.2755 ※小数第一位以降は四捨五入するので216
  5.  216に1.7をかける=367.2

つまり、この子には1日に367.2kcalが必要ということになります。

運動量に合わせて5.でかえる数字が1.6~1.8には変わりますが、1.6だったら345.6kcal1.8だったら388.8kcalと、結構なカロリー数の開きがあるので、様子を見ながら調整してみてくださいね。

ただし、犬によって基礎代謝(じっとしていても必然になるエネルギー量=カロリー数)は異なります。もとから運動が少ないのか、徐々に運動量が減っているのかでも基礎代謝は違いますから、徐々に運動量が減って室内犬になった場合は1.8をかけるところからスタートしてみましょう!

総カロリー数がわかれば、後はパッケージに記載されている100gあたりのカロリー数で計算すれば、なんグラム与えたらいいのかわかりますもんね♪

参考)100g:〇kcal=X:わかった総カロリー数 Xが与えるグラム数

 

未避妊・未虚勢で「適度に運動・散歩する子」の場合は?

一般的に必要とされる散歩をしている犬、あるいはそれより少し足りないとはいえ、適度な散歩をしている場合も、言うまでもなく室内で大人しく過ごしている子よりも多くカロリーが必要になります。

そんなに散歩にたくさん行っていなかったとしても、おうちで宝探しゲーム(おやつやお気に入りのおもちゃを見つけるゲーム)をしたり、部屋で引っ張りっこをしたりしていたら、案外エネルギーを使っているものなんですよね。

ただ、運動量って愛犬のサイズ、体重、犬種によっても異なるので何分動いていたら、運動量が多いという定義があるわけではないので、これも目安にはなってしまいますが…。

そんな軽い運動がある子が1日に必要な総カロリー数の計算方法は、

体重×体重×体重=√√×70で出てきた数字(※小数第一位以降は四捨五入する)に、

  • 2.0をかける
  • いつもより少し多く運動したなら3.0をかける

ことでわかります。

たとえば、愛犬が3.5kgの適度に運動したり、散歩したりする成犬だっとします。

上記の計算式で計算してみると…

  1.  3.5×3.5×3.5=42.875 (体重を3回かける)
  2.  42.875に√をすると6.547900 (√1回目)
  3.  6.547900にさらに√をすると2.5588865(√2回目)
  4.  2.5588865に70をかける=179.12205 ※小数第一位以降は四捨五入するので179
  5.  179に2.0をかける=358

つまり、この子には1日に358kcalが必要ということになります。

また、軽い運動・適度な運動ではなく、

  • 今日はいつもより多く走ってたな!
  • 今日はいつもより頑張って散歩いったな!
  • ドッグランに行ったしいつもよりたくさん運動してた
  • 今日の散歩はお友達に会っていつもより遊んだな!

なんて日には、言うまでもなく消費カロリーも多くなっていますから、5.でかける数値を3.0にしてください。

日頃から適度に運動しているから、運動が増えると消費カロリーも増えるんだね

基本的には毎日同じ距離の散歩・同じだけの運動量という人も多いでしょうが、時には、散歩時間も散歩距離も多くなったり、お友達とたわむれて遊んだり、雨でいつもより運動できなかったりという日もありますよね。

そういった場合には、2.0をかけるのか3.0をかけるのかを調整してみましょう!とはいえ、いつもより、運動量が少なかったからって、

給餌量がいつもより減るのは可哀想…

と思うのであれば、

など、愛犬の食欲を満たす工夫をしてみてくださいね!雨の日で多少運動が少なかったなどの場合でも1日2日程度であれば、給餌量を調整しなくても体重が増えるということはほぼありません。が!できればおうち遊びをして、散歩に行かない分、遊んであげるようにしましょう。

 

未避妊・未虚勢で「アクティブな子」のカロリーは多めに!

アジリティードッグスポーツドッグなど、フリスビーをやったりアジリティーでたくさん遊んだりする子もいれば、技的なことはしなくても、とにかく散歩が大好きで散歩の距離も時間も多い子、犬種的にもともと活発な子など、一般的な犬よりも運動量が多い子もいますよね。

中には、おうちのお庭がドッグランのようになっていていつも走り回っているような子、よくドッグランに出かけて駆け回っている子などもいるのではないでしょうか?

言うまでもなく、こういった子の1日のカロリー消化量は多くなるので、摂取するカロリー量も必然的に多くなります。筋力があるほどに代謝も上がりますし、筋力維持にも栄養が必要ですしね♪

そんなアクティブな子が、1日に必要な総カロリー数の計算方法は、

体重×体重×体重=√√×70で出てきた数字(※小数第一位以降は四捨五入する)に、

4.0~8.0をかける 

※かける数値に幅はありますが、高い数値は相当な運動量の子だと思っておいてください。運動量が多いから多くあげたって良いという意味ではありません。

ことでわかります。

8.0をかける子は、山歩きで何時間も歩く子や、何時間でもアジリティーなどで全力疾走で遊んでいるような子ですね。

たとえば、愛犬が7kgの散歩もたくさん行く上に、ドッグランにもよく行って走っているような元気な成犬だっとします。

上記の計算式で計算してみると…

  1.  7×7×7=343 (体重を3回かける)
  2.  343に√をすると18.520259 (√1回目)
  3.  18.520259にさらに√をすると4.303517(√2回目)
  4.  4.303517に70をかける=301.24619 ※小数第一位以降は四捨五入するので301
  5.  301に5.0をかける=1,505

つまり、この子には1日に1,505kcalが必要ということになります。

かける数値によって、大幅に総カロリー数が変わるため、うちの子の運動量って多いとはいえどうなの?という場合は、徐々に調整するようにしてください。

たくさん食べることで、それだけ運動するエネルギーが蓄えられるのですが、可愛さ余って与え過ぎないようには注意しなければなりません。

運動量が多いし大丈夫と多めに与え続けていたら、体重が増えてしまい、運動するほどに股関節に負担がかかり、パテラなどのトラブルを招く可能性もあります。

 

 

避妊・去勢手術後は太りやすい!総カロリー数は控え目に

これまでは、未虚勢・未避妊の子のお話をしてきましたが、避妊・去勢手術をした場合に、ホルモンバランスの関係で、代謝が落ちます。少し雑な表現にはなってしまいますが、かなりのエネルギーを使う生殖パーツを取っているのですから、そりゃカロリー消化量が減るのは当然ですよね。

市販のドッグフードでも「避妊・去勢をした子用」というフードがあるくらいですし、最初の繁殖期のところでご紹介したように、繁殖期にはエネルギーが多く必要だということもわかっていただけたと思います。

つまり、避妊・去勢手術を終えた子は、

  • 未虚勢・未避妊の子より必要なカロリー数が減る
  • 太りやすくなっている

ということなんです。

避妊・去勢手術犬用のフードはカロリーも控えめになっています

そのため、避妊・去勢手術をした子の場合の計算式の、かける数値は手術をしていない子よりも低くなるわけですが、そんな手術済みな子の1日に必要な総カロリー数の計算方法は、

体重×体重×体重=√√×70で出てきた数字(※小数第一位以降は四捨五入する)に、

1.6をかける ※肥満体型ではない子であれば、1.8をかけてもOK

ことでわかります。

原則は、1.6をかければいいとなっていますが、避妊・去勢手術をした子の中でも、運動量が多い・少ない子はいますから、1.6をかけた数値算出されたカロリー数で、痩せてきてしまっているようであれば、1.7,1.8をかけても問題ありません。

 

たとえば、愛犬が8kgの避妊・去勢手術をした子で、ドッグランにもよく行ったり、普段も多めに散歩している成犬だっとします。

上記の計算式で計算してみると…

  1.  8×8×8=512 (体重を3回かける)
  2.  512に√をすると22.627416 (√1回目)
  3.  22.627416にさらに√をすると4.7568284(√2回目)
  4.  4.7568284に70をかける=332.97799 ※小数第一位以降は四捨五入するので333
  5.  333に1.8をかける=599.4

つまり、この子には1日に599.4kcalが必要ということになります。

また、避妊・去勢手術をした子用のフードに切り替える、あるいは太りやすくなることを考慮してダイエットフードに切り替えることも可能です。

しかし、これはあくまであまり運動量がない子の前提で考えてもいいと思います。避妊・去勢手術をしたら太りやすくなるのは事実ですが、この計算式で出した総カロリー数になっていれば問題ないからです。

与えるフードの量は減ってしまうかもしれませんが…

避妊・去勢手術を受けた子用のフード(避妊・去勢犬用となっているフード)やダイエットフードは、カロリーが控え目になっているので、今までと同じ量を食べても、総カロリー数が減らせることもあります。これは愛犬に与えるフードの量を減らしたくない人には有効です。

しかし、避妊・去勢手術犬用のフードやダイエットフードの場合、繊維が一般的なフードより非常に多いフードであることが多く、満腹感はあるのですが、反面、胃腸が弱い子の場合はお腹を崩してしまうことも考えられます。

避妊・去勢手術の未・済みに限らず、適度に運動しているのであれば、一般的な成犬フードを与えてしても問題ないので、意識して避妊・去勢手術犬用フードに切り替えなくても大丈夫ですよ♪

原則はどれくらい運動しているかなんだね!

というのも、私も避妊手術をした後は「太りやすくなる」ということにフォーカスして、愛犬が避妊を終えてからは避妊・去勢犬用のフードに切り替えたのですが…

もともと運動量が多い子で、術後回復してからも運動量は変わらなかったこともあり、食べても徐々に痩せ始めてしまっていて…。筋肉が落ちたわけではありませんが、標準体重だったのに数ヶ月後、気づけば痩せ型よりの体型になっていたのです。

結局、一般的な成犬用フードに切り替えて、量を調整することで体重が安定するようになりました。

「太りやすくなるの意味を正しくわかっていなかった…

さきほどお伝えしたように、避妊・去勢をしたら、発情に必要な消費カロリーが激減するため太りやすくなるということもありますが、他にも、

  • 異性に(メス犬がオス犬に、オス犬がメス犬に)対する興味が薄れて、運動量や同性への闘争心が減る
  • 避妊・去勢をしたことで、食欲をコントロールするレプチンが減り、食欲が増してしまう

などの要因もあります。

うちの子の場合は、運動量が全然変わらなかった上に、むしろ運動量が増えたので、過度に敏感になり過ぎる必要はないパターンだったんです。

避妊・去勢前と後の生活状況の変化も、フード選び・フード給餌量に関わってきます。

愛犬の体調・状況・体質をしっかりチェックしておきましょう♪

もちろん、避妊・去勢後に運動量が激減する子もいますし、何歳の時に避妊・去勢の手術を受けたのかも影響はありますし、中にはヒート中・発情期に体力を使い過ぎてしんどかった子が、避妊・去勢をしたことで元気になるケースもゼロではありません。

それに、避妊・去勢犬用のフードに絞って考えてしまうと、販売されている種類も少ないですし、アレルギーが出るような子の場合、ただでさえ種類が少ない中から選ばなければなりません

運動量が避妊・去勢後にさほど変わっていないのであれば、避妊・去勢犬用のフードにとらわれ過ぎず、総給餌量やカロリー数を調整してくださいね。

 

「シニア犬」は運動量が減って食欲も落ち始める世代

シニア犬になってくると、これまでの生活の仕方にもよりますが、遅かれ早かれ、

  • 食欲が落ちてあまり食べなくなってくる
  • 運動量が落ちてきて、いつもどおりのフード量を与えていたら太りやすくなる
  • 食欲はあるけど量を食べれなくなってくる

など、症状の出方や老化スピードには個体差はあるとはいえど、これまで通りにいかなくなってくることが出てきます。

シニア犬の世代に突入している子でも、成犬と変わらないくらい元気を保っている子もいますが、元気には見えても、少しずつ着実に愛犬の体も老いてきてはいるのです。

関節も弱ってこれまで通りの運動が難しくなることも…

基礎代謝が落ち始めているのですから、同じ量を食べていたらそりゃ太りやすくもなります。人間も加齢と共に基礎代謝が落ちるのは同じですよね。

 

そんなシニア世代の子が1日に必要な総カロリー数の計算方法は、成犬期から10~15%ほど減らしてよいと言われているので、

体重×体重×体重=√√×70で出てきた数字(※小数第一位以降は四捨五入する)に、

  • 1.2~1.4をかける (シニア期に入った数年、避妊・去勢をしていない子)
  • 1.2をかける (完全なシニア期にあたる子、避妊・去勢をした子)

で計算します。

シニア世代だからといって、いきなり量を計算どおりに合わせる必要はありません。成犬期にどれだけ筋肉量をつけていたか(基礎代謝が高くなっていたか)によっても、老化スピードやカロリー消費量は異なりますので、様子を見ながら徐々に減らしていってあげましょう。

たとえば、愛犬が5.5kgの避妊・去勢手術をしたシニア犬だっとします。

上記の計算式で計算してみると…

  1.  5.5×5.5×5.5=166.375 (体重を3回かける)
  2.  166.375に√をすると12.898643 (√1回目)
  3.  12.898643にさらに√をすると3.5914681(√2回目)
  4.  3.5914681に70をかける=251.40276 ※小数第一位以降は四捨五入するので251
  5.  251に1.2をかける=301.2

つまり、この子には1日に301.2kcalが必要ということになります。

シニア期になると、避妊・去勢犬用と同様に、シニア犬用のフードなども販売されていますが、一般のフードとどこが違うのかというと、

  • 筋力維持のために高たんぱく・低脂質なっている
  • コンドロイチン・グルコサミンなどの関節ケア成分が配合されている
  • ものによってはフードの粒の硬さを柔らかくしてある(咀嚼する力が弱ってくるため)
  • 消化しやすいよう、胃腸の負担を減らせるよう消化しやすいものを原材料にしている

など、シニア犬に合わせた配合・食材が使用されていることが特徴的です。

体質が変わってくるから必要成分も少し違ってくるんですね

気になる人は、シニア犬用のフードに切り替えるのもあり!ですが、他の記事でも少し触れていますが、AAFCOではシニア犬という概念はなく、成犬枠でひとまとめにして考えられています。

本来、AAFCOの基準に基づいて作られたフードであれば、犬に必要な栄養価はまかなえているということですから、シニア犬になったとしても、一般的な成犬用ドッグフードでも問題ないということなんですね!

一般的な成犬用フードでももとから、コンドロイチン・グルコサミンが配合されているものもありますし、関節ケア成分が多くないと困る!と躍起になる必要はありません。

質のいいフードであれば、シニア犬にも適しているのね!

ただし、これまでの生活スタイルがベースにあるわけですし、シニア期に入ったら急に足腰が弱くなったり、疲れるのが早くなってきたりと、ガタが出てくることもあります。

でも、今食べている一般の成犬用のフードには、関節ケア成分がそんなになさそうだ…と気になる人もいるのではないでしょうか?そんな場合には、コンドロイチン・グルコサミンなどのサプリメントを使用する手もありますし、コラーゲンも関節ケアには有効ですよ。

ただし、グルコサミンはカニやエビなどの甲殻類に多いのですが、エビ・カニ由来のグルコサミンの場合、アレルギーが出てしまう子もいるので、与える場合には様子を見ながら与えるようにしましょう!

 

肥満気味!ダイエットが必要な子の場合はどうしたら?

ドッグフードには、「体重管理用」「減量用」などといった体重コントロール用(ダイエット用)のフードが出ていますよね。

犬の体重管理は健康のために非常に重要なことでもあり、肥満のせいで糖尿病になったり、関節の負担が大きくなって運動できなくなったり、呼吸器や心臓に負担がかかり命にかかわる危険もあります。飼い主さんはしっかり愛犬体型・体重にも気を付けてあげないといけません。

運動不足や食べ過ぎは、飼い主さんがコントロールしてあげることが大切です。

基本的にこういった体重コントロール目的のフードの場合、

  • カロリーが控えめになっている(低カロリー
  • 脂質量が少なめになっている(低脂質
  • お腹を満たすために食物繊維が多めになっている
  • 体に溜め込まないように便の量が多くなる原材料が多めに配合されている
  • 代謝をよくする成分L‐カルニチンなど)が配合されている

などのケースが多くなっています。

ただし!カロリーが低いということだけで選んでしまわないように注意してください。

体重が落ちても不健康な痩せ方なら意味がない!

たとえば、カロリーが低くても筋肉維持をできなければ不健康に痩せていくだけです。たんぱく質量はキープできていなければなりません。ダイエットフードだろうが良質なたんぱく質が主原料であることは必須条件です!

また、脂質が少ないほうが良いとはいえど、脂質が低すぎると皮膚の健康を害してしまいます。AAFCOの規定でもあったように、脂質が低すぎるのは健康維持にはよくりません。脂肪も犬には欠かせない成分なのですよね。それに、繊維が多いとお腹を壊してしまう子も…。

つまり、ダイエットフードを選ぶにも正しい知識が必要なのです。

 

体重管理フード・減量に良いフードを選ぶポイント

体重管理をフードでする場合には、以下の3点には気をつけてください。

  • 高たんぱく低脂質
  • 低GI食材のもの
  • 低カロリーで量を多く食べられるもの

低GI食材とは、体に負担をかけにくい食材のことで、太りにくい・腹もちがいいなどのメリットがあります。繊維やダイエット成分などには後回しても構いません。

低カロリー=低脂質になってしまいがちですが、脂質がAAFCOの基準を保った上で、カロリーを抑えられているフードもたくさんあります。さきほど少し触れたように、脂質が低すぎると、それはそれで別のトラブルを引き起こしてしまうこともあるので、適度な脂質も必要なんですね。

本来、愛犬に効果的なダイエットをさせたい時は、

  • 食事療法 (減量を目的とした療法食など)
  • 運動療法 (これまでよりも少し運動を増やす)

のバランスをよくしながら痩せさせていくことが理想です。運動療法は、走る・坂道を上る散歩コースにするなどのちょっとした工夫だけでも構いません。

運動と食事でゆっくり減量しましょう!

犬の減量は、いきなり一気に痩せさせるのではなく、焦らずに1週間にダイエット前の体重の1%から1.5%程度落ちるくらいのペースで考えてあげてください。

たとえば、5kgの子であれば1週間で50g痩せればOK!4週間で200g痩せていれば問題ありません。理想体重になるまで、このようにゆっくり無理なく徐々にシェイプアップさせていくようにしましょう!

 

減量が必要な子は運動を増やしつつカロリーを控えめに

犬のダイエットに関する考え方や、ダイエットフード・体重管理用フードの選び方を踏まえた上で、結局のところいったい1日になんカロリー分のフードを与えたらいいのでしょう?

先に、計算式をお伝えしますと、

体重×体重×体重=√√×70(※小数第一位以降は四捨五入する)に、1.0をかける 

1しかかけていないので、実質、体重×体重×体重=√√×70で出てきた数値だけでOK

実は!ここへきてご紹介するのもなんですが…

体重×体重×体重=√√×70で出てきた数値は、何もしていなくても、消費されるカロリー数なんです。要は、人間でいう基礎代謝に該当します。

つまり、1しかかけないということは、ダイエットが必要な子は、運動量を増やして、消化カロリーは増やすけど、食事としては何もしなくても生きているだけで消費されるカロリーだけ(必要最低限のカロリーだけ)を摂取させるということなんです。

運動量やライフステージで消費カロリーが異なるから、かける数値が変わっていただけなんだね!

たとえば、愛犬が4kgの子が、ダイエットをして3.5kgにならないといけなかったとします。

上記の計算式で計算してみると…

  1.  4×4×4=64 (体重を3回かける)
  2.  64に√をすると8 (√1回目)
  3.  8にさらに√をすると2.8284271(√2回目)
  4.  2.8284271に70をかける=197.989 ※小数第一位以降は四捨五入するので198
  5.  198に1.0をかける=198

つまり、この子には1日に198kcalが必要ということになります。

補足までに、この子が3.5kgになる(500g落とす)には、上記のカロリー数で、週間に40g~60g(4kgの1%~1.5%)ずつ痩せていけばいいので、

(落としたいトータル体重)500g÷(1週間で最低でも落としたい体重)40g=12.5週間

つまり、3ヶ月ほどかけて痩せていけばいいのですね!理想的で健康的な痩せ方はこんな感じで大丈夫なので、焦らないようにしてあげましょう。

急いで痩せさせようとしたら、愛犬に負担がかかるんですね…

量をコントロールしただけで、想定外に痩せるのが早い子もいますので、ダイエットをしている期間は特にこまめに体重を量る習慣をつけるようにしてくださいね。

ただし、関節が弱くて運動量をあまり増やせない(=運動療法をそんなに取り入れられない)子もいますよね。そんな時は、ダイエットフードを使用しつつ、どういったやり方が良いのかを獣医師さんに相談してみるのもありです。

動物病院のスケールや方針にもよりますが、水中療法を取り入れているところもあります。水中療法は、関節に負担をかけずに、効率的に筋力を上げたり、カロリー消費をさせたりするリハビリテーションです。水が嫌いな子もいるでしょうが、動物看護師さんが付き添ってくれますし、試してみる価値はありますよ♪

 

愛犬の体重の瘦せ型・標準・肥満気味の判断基準とは?

散々、与える総カロリー数について説明してきましたが、愛犬が太りすぎている、痩せすぎているなどはみなさんどう判断しているでしょうか?

実は犬の体型をチェックするためのBCS(ボディーコンディションスコア/Body Condition Score)なるものがあります。これは5段階評価(9段階評価の場合もあります)になっていて、

  • 犬の立ち姿を横から目視でチェック
  • 犬の立ち姿を上から目視でチェック
  • お腹・肋骨付近を触って肉付きをチェック

してみることにより、愛犬の肉付き・体型を判断する仕組みです。

5段階の仕分けは、

BCS1 BCS2 BCS3 BCS4 BCS5
判定 痩せすぎ やや痩せ 標準 やや肥満 肥満
横から 肋骨が浮き上がってわかる 腰回りがくびれすぎている お腹から腰回りがきれいにくびれている 腰のくびれがあまりない お腹から腰回りまでたるんでいる
上から ウエストが細すぎる 腰回りが細い 適度なウエストのしまり ウエストがあまり見られない ウエストが膨らんでいる
肉付き 脂肪がなく触ると骨の感触がある 触るとすぐに肋骨わかる 適度に筋肉・脂肪があり触ると肋骨がわかる 肋骨は触れるがふっくら 脂肪やお肉が多くて肋骨がわかりにくい

となっています。

しかし、これは言葉で説明するだけではわかりにくい面もありますので、環境省が出している環境省 飼い主のためのペットフード・ガイドライン(14ページ目)に詳しく体型の絵付きで記載されていますので、どんな体型のことなのかチェックしてみるといいですね!

 

まとめ

これだけ一生懸命、カロリー数を計算しているにもかかわらず、おやつは別腹…という感覚でいたら、結局、カロリーオーバーで太り気味になってしまうことがあります。

おやつももちろんカロリーがありますし、どんなおやつを与えているのか、どのくらい与えているのかなども愛犬の健康管理には重要なことです。

可愛い愛犬ですから、おやつを嬉しそうに食べる姿が可愛くてたまらない気持ちも、ついつい甘やかしておやつを与えたくなる気持ちもあるかもしれませんが、おやつを与えた分だけ、グラム数は減らすようにしてくださいね。

可愛い顔で見つめてきても、人間の食べ物はNGです!

また、比較的、愛犬の痩せ過ぎよりも太り過ぎに悩む人の方が多いのですが、いくら肥満は万病のもとだとはいえ、やや痩せ型でギリギリ標準かな?という状態だと、万一、

  • 病気をした
  • お腹を壊して食べれない日が続いた

なんてこと時に、免疫力が低下して一気に痩せてしまうこともあるので、瘦せ気味というのもあまりおすすめできません。

適切なフード給餌量(総カロリー数)で、愛犬の健康を毎日管理してあげるようにしてくださいね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました