ブラックウッド(BLACKWOOD)ドッグフードの悪い評判から良い口コミまで徹底解説

口コミ

ブラックウッド(BLACKWOOD)は、無添加ヒューマングレードなので、安心して与えられると犬のフードにこだわる飼い主さんの間で評判になっているドッグフードです。

ブラックウッド(BLACKWOOD)には、キャットフードもありますし、ドッグフードだけでも

  • パピー用フード
  • グレインフリーフード(スモールブリードもあります)
  • ダイエットフード
  • 新奇たんぱく質フード

などさまざまな種類がありますが、その中でも最も人気なドッグフードBLACKWOOD3000 ラム」や「BLACKWOOD5000 なまずを中心にしつつ、他のシリーズにも触れながら口コミをご紹介したいと思います。

実際に調べてみると、良い口コミ~悪い評判までありました。ここではあくまでも中立的な立場で嘘なく真実を伝えていけたらと思います。

「ブラックウッド(BLACKWOOD)」を購入しようかどうか迷っている方の参考になれば幸いです。
ブラックウッド(BLACKWOOD)の公式サイトはこちら

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ブラックウッド(BLACKWOOD)の基本情報

販売会社名 株式会社レシアン
料金 ☆BLACKWOOD3000 ラム

  • 980g:2,640円
  • 2.7kg:5,500円
  • 7.05kg:11,330円
  • 20kg (5kg×4個):27,830円

☆BLACKWOOD5000 なまず

  • 980g:3,520円
  • 2.7kg:6,490円
  • 7.05kg:13,090円
  • 20kg (5kg×4個):29,920円
配送料
  • 1回の買い物で5,500円以上購入で送料無料
    ※北海道 +550円・沖縄 +660円・離島 +1,650円
  • 5,500円未満は660円
    ※北海道 +1,100円・沖縄 +1,210円・離島 +2,200円
  • 北海道、沖縄・離島 11,000円以上購入で送料550円
容量 980g、2.7kg、7.05kg、20kg (5kg×4個)
主原料
  • BLACKWOOD3000 ラム:
    ラムミール、玄米、チキンミール
  • BLACKWOOD5000 なまず:
    なまずミール、パール大麦、キビ
粒サイズと
形状
直径8~10mm、厚さ5mm前後、コイン型
カロリー
  • BLACKWOOD3000 ラム:392kcal/100g
  • BLACKWOOD5000 なまず:391kcal/100g
タイプ ドライ
ポイント グレインフリー、ヒューマングレード
無着色・無香料、低温調理
製造会社HP https://blackwoodpetfood.com/
公式
輸入販売先
公式サイトはこちら
※2023年7月時点、料金は税込み表示です。

ブラックウッド(BLACKWOOD)は過去に一度もリコールが起きていないフードです。

アメリカ産原材料にこだわり、ヒューマングレードで無添加という徹底っぷり!まさにアメリカンプライドという感じでしょうか。

というのもそもそも、ブラックウッド(BLACKWOOD)はアメリカ産のフード。製造メーカーは「BrightPet Nutrition Group」というアメリカのペットフードメーカーで、その製造メーカーの代表的なフードのひとつなんですよ。

なお、日本での公式販売代理店は株式会社レシアンが請け負っています。

フードの製法を確立するの「20年もかかっているんだって!

そんなアメリカ本家のサイトでは、ブラックウッド(BLACKWOOD)のことを”super-premium recipes(スーパープレミアムレシピ)”と紹介しているほどなんですよ♪

いかに原材料の質やトータルバランスを考えて作り出されているのかが伝わってきますね。

また、アメリカ本家・BrightPet Nutrition Groupは、フードバンクへのペットフードの寄付活動やサステナビリティにも力を入れている企業です。こういった活動をしている企業のフードだと、購入することで、一緒にその活動を応援できている感じがしますよね♪

そんなブラックウッド(BLACKWOOD)には、

  • オールライフステージフード
  • パピー用のフード
  • グレインフリーフード
  • ダイエットフード

などさまざまなシリーズ展開があり、どんな子にも対応できそうな印象です!(シニアもOKになっているものが多く、シニア犬専用はありませんでした)

トリーツ(おやつ)も作ってるんですよ~♪

シリーズ展開が9種類もあり、大変多いので一覧にしてご紹介しておきますね。

シリーズ 特徴 カロリー 販売容量
BLACKWOOD1000 チキンミールを主原料とした
成犬~シニア犬用フード
342kcal 980g
2.7kg
7.05kg
20kg
(5kg×4個)
BLACKWOOD2000 チキンミールを主原料とした
離乳後のパピー〜シニア犬までOKなフード
393kcal
BLACKWOOD3000 ラムミールを主原料とした
離乳後のパピー〜シニア犬までOKなフード
392kcal
BLACKWOOD5000 なまずミールを主原料とした
離乳後のパピー〜シニア犬までOKなフード
391kcal
LOW FAT チキンミールを主原料にした
成犬〜シニア犬用の体重管理フード
313〜
326kcal
パピーチキン チキンミールを主原料にした
子犬・授乳期の母犬用フード
398kcal
グレインフリー
サーモン
サーモンミールを主原料にした
穀物不使用・オールライフステージフード
363.6kcal 1kg
2.27kg
6.8kg
グレインフリー
スモールブリード
骨抜きニシン、ターキーミールを主にした
穀物不使用・オールステージフード
7mm前後の小粒
361.7kcal
グレインフリー
ターキー
ターキーを主原料にした穀物不使用
離乳後のパピー〜シニア犬までOKなフード
356.2kcal

1000、2000、3000、5000ってなんの差なの?

と思う人もいると思いますので、ブラックウッド(BLACKWOOD)のプチ知識をご紹介しておきますと、

  • 1000:普通の健康な成犬用
  • 2000:アジリティードッグ、ランでよく走るような子、将来繁殖予定の犬用
  • 3000:アレルギーのある犬用でラム肉使用
  • 5000:肉全般にアレルギーのある犬用でなまず使用

という具合に、普通になんでも食べられる子、少したんぱく量が多い方がいい子、アレルギーレベルなどによって数字が振り分けられています

数字が大きくなると内容も変わるんだね

他にも、グレインフリーやパピー用、体重管理用フードもあるので、愛犬の体調・体質に合わせて与えるフードを変えられるのも嬉しいですね!

ちなみに、英語ですがブラックウッド(BLACKWOOD)の紹介動画があったのでご紹介しておきますね!

なんとなくでも、フードのイメージが伝わってくるでしょうか?

まずは、ブラックウッド(BLACKWOOD)の基本情報をご紹介しました。

なお、最新の人気ドッグフードを知りたい方は「【2023年最新】ドッグフードおすすめ10選を人気の20商品から比較!」をまず先にチェックしておきましょう。※↑クリックできます

 

ブラックウッド(BLACKWOOD)の良い口コミをまとめました!

ブラックウッド(BLACKWOOD)の良い口コミを15件、中立~悪い口コミを5件を「インスタ」「ツイッター」を中心にその他ネット上からまとめてみました。

ブラックウッド(BLACKWOOD)のツイッターでの良い口コミ5件

主原料が珍しい「なまず」だからアレルギー対策もできる

ブラックウッド5000でお腹が安定したんですね!

全犬種対象だし、小型犬も食べるんですね!

ベタベタしてなくて臭くないのはいいこと!

食いつきも問題なさそうですね♪

ツイッターの口コミを確認してみたところ、

  • アレルギー対策ができる
  • 毛艶がよくなった
  • 食いつきが良い
  • ベタベタしていなくて、匂いも臭くない
  • 全犬種対応で離乳後からシニアまで食べられる

などがありました。

とにかく目立ったのが食いつきの良さと、ベタベタしていないという意見です。

食いつきの良さについて調べてみたところ、大変嬉しい理由がわかりました。

それはブラックウッド(BLACKWOOD)は低温調理法で仕上げられていることです。

本家のアメリカのサイトでは”Slow cooked and handcrafted(少量ずつゆっくりと手づくりで調理する)”と記載されています。

低温調理にはメリットがいっぱい♪

高温で調理する場合、食材の栄養価が熱で壊れてしまう上に、香りも飛んでしまうため、香料を添加してみたり、動物性油脂や植物性油脂でコーティングしてみたり、フードとしてあまりおすすめできないやり方で嗜好性を上げなければなりません。

ですが、低温調理だと時間がかかる反面、ゆっくり熱を入れて調理していくため、熱による食材の栄養素の破壊を最小限に抑えることができ、香りも残すことができるのです。人間が食べるものでも、低温調理だと油分や旨味が抜け出しにくくなりますよね。それと同じです。

低温調理のおかげで素材の香りが十分残るため、香料なども使用する必要がありません。

香りも栄養も残るなんてサイコーだね♪

フードがベタベタしていない・独特なドッグフード臭がないというのも、動物性油脂や植物性油脂を使用するオイルコーティングを施していないからなんですね♪

配合してあるのは、ミックストコフェロール(天然の保存料)で保存された鶏脂肪やキャノーラ油、ニシン油などで、体に悪いうような油分の使用もなく、香りも十分補えます。そのため、自然な風味がいかされて、食いつきアップにもつながっているのでしょう。

また、離乳後のパピーからシニア犬まで食べられるものが大半ですので、うまくいけば生涯ブラックウッド(BLACKWOOD)一筋でいけるかもしれません♪

フードをなんらかの理由で替える時って、

食べてくれるかな…うちの子に合うかな…

と心配になることもあるでしょうが、アレルギーレベルに合わせたもの、ダイエットフード(体重管理フード)、グレインフリーフードまであるので、状況に応じてブラックウッド(BLACKWOOD)だけで切り替えていけるのものメリットといえるでしょう。

少し触れたように、ブラックウッド(BLACKWOOD)には、1000〜5000と主原料や配合を変えたフードがあります。余談ですが以前は4000もあったのですが、4000は現在のLOW FATのこと。グレードアップして名前が変わりました。(要はLOW FAT=旧4000ということ)

1000や2000でアレルギーが出た場合には、3000(ラム)、5000(なまず)、グレインフリー…といった具合にアレルギーコントロールも可能です。

主原料が変わるだけでアレルギーが治ることもあります

毛艶に関しては、原材料を確認してみたところ、ほとんどのフードにニシンミール亜麻仁・キャノーラ油が配合されていることが確認できました。これらは健康な皮膚や被毛に欠かせない必須脂肪酸を豊富に含む食材です。

たとえば、亜麻仁はオメガ3が豊富で被毛や皮膚ケアに有効ですし、ニシンもDHAやEPAなどの良質な脂質が多く、健康的な皮膚を作る源になります。キャノーラ油もオメガ3が豊富で皮膚炎の予防に効果的です。

こういった材料の有無だけでも、毛艶には雲泥の差が出ます。これも安価なフードなら、動物性油脂や植物性油脂を脂質源として紹介していることもあるので、良質なフードか否かを見極めるポイントとして覚えておくと便利ですよ♪

 

ブラックウッド(BLACKWOOD)のインスタグラムでの良い口コミ5件

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パピーから食べられるし大容量販売もあるんだね!

脂っぽくなくて香りも控えめなのは嬉しいね!

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ブラックウッドに替えてお通じも食いつきも改善!

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多頭飼いでも対応年齢幅が広いとひとつで済むね

8年も飽きないで食べてくれてるんですね!

インスタグラムの口コミを確認してみたところ、

  • 大容量(20kg)の購入でも5kg×4袋なので助かる
  • 小型犬でも食べられるサイズ、噛んで食べる、飽きずに食べる
  • 便の状態がよくなって便臭も軽減する
  • 食いつきがいい

などがありました。やはり、食いつきはここでも評判ですね♪

大容量販売のドッグフードには、1袋で10kgオーバーの販売スタイルのものもあります。大型犬を飼っている人・多頭飼いの人であれば、こういった大容量パックもありがたいでしょう。それに大容量パックの方が、コスパがよくなるメリットもあると思います。

ただ、大型犬を飼っていない人・多頭飼いでもない人(=10kg以上あるフードを開封後の賞味期限内に食べきれない状態の人)にとっては、グラム単価が安かろうが、フードの鮮度管理が大変ですよね。

小分けにして保存するのも面倒…

しかし、ブラックウッド(BLACKWOOD)の場合、

20kg販売も 5kg×4個での販売になっているため、フードの開封後の劣化も心配ありません。

これであれば大量購入をしても、ストック場所さえあれば、フードの劣化の心配は無用です。

 

それにブラックウッド(BLACKWOOD)は全犬種対応のフードということもあり、フードの粒のサイズが大きすぎるわけでもなく、小さすぎるわけでもない、ちょうどいいサイズ(直径8~10mm、厚さ5mm前後、コイン型)になっています。

10mmと聞くと大きく感じる人もいるかもしれませんが、厚みがさほどないこともあってか、食べにくそう・粒が大きくて食べないというような口コミは見当たりませんでした

このサイズなら小型犬~大型犬まで大丈夫だね!

実際に口コミを見ていても、トイプードルやミニチュアダックスといった小型犬が平気で食べていますし、むしろ、(小型犬にとっては)少し大きめなのでしっかり咀嚼して食べるという口コミもあります。

小さい粒のフードを早食いしてしまう子などにも、このくらいのサイズであればよさそうですよね。しっかり噛んで食べることは、犬にとっても大事なことです!噛むことで顎の力や歯茎の健康もキープできますし、なにより食べる楽しみもありますからね♪

だからこそ、飽きずに食べてくれることにも繋がっているのでしょうね。

小型犬=小粒というわけでもないのですよね

 

 

また、便通がよくなった・便臭が減ったという口コミも多かったですね。これは、ブラックウッド(BLACKWOOD)がプレバイオティクスとプロバイオティクスのバランスが良いフードだからだと思います。

プレバイオティクスとプロバイオティクスのバランスが良いというだけで、整腸作用が生まれるため、消化もスムーズになるのです。グレインフリータイプか否かで、配合されているプレバイオティクスとプロバイオティクスは異なりますが、確認してみると、

1000~5000 乾燥てんさい、乾燥乳酸桿菌発酵産出物、乾燥ホエー、チーズ
グレインフリー 乾燥海藻、フラクトオリゴ糖、乾燥発酵カゼイ菌、乾燥発酵アシドフィルス菌、乾燥発酵ビフィズス菌、乾燥発酵ロウテリ菌
※上記はザックリピックアップしたものです。ものによっては配合されていないものもあります

などが配合されていることが確認できました。

消化しにくい小麦も使用されていないし安心だね♪

腸内環境を整えるだけで、お通じ・便臭は変わります。食いつきがいいと評判な上に、お腹の調子まで安定したら万々歳ですよね!ちなみに、ブラックウッド(BLACKWOOD)の場合、小麦不使用ですので、うんちの量が異常なほど増えるということもありません。

便通の良さ=便が増えるという認識の人もいますが、便が増えすぎるのは決していいことではありません。小麦を使用していたり、繊維が多いだけだったりすると、栄養を吸収しきれない状態でそのまま出てきているだけの危険もあります。

しかし、ブラックウッド(BLACKWOOD)の口コミを調べてみても、便の量が増えすぎ困る、増えすぎて栄養が取れているか心配という類の口コミはありませんでした。ヒューマングレードなのでしっかり安定的に消化吸収できているということでしょうね!

 

 

ブラックウッド(BLACKWOOD)のその他ネット上の良い口コミ5件

毛艶がよくなって皮膚炎も落ち着いたんだね!

食いつきもお通じも良好のようですね♪

涙やけもなく毛艶も良い!食べむらがないのも良いですね

愛犬の毛艶を褒められると嬉しいですよね!

消化もスムーズだから便臭・皮膚炎も落ち着いたのかも

その他の口コミを確認してみたところ、

  • 毛艶がよくなった
  • 皮膚炎や便臭が軽減した
  • お通じがよくなった
  • 食べむらなく食べる

その他の口コミを調べましたが、インスタの口コミにあったように、お通じが安定するという内容がありますね!他にもツイッターの口コミにもあった、食いつきの良さ(食べむらがない)や毛艶も定評があるのがわかりました!

皮膚炎が軽減したということに関しては、やはり3000(ラム)・5000(なまず)あたりを給餌することにより、犬がこれまでに食べ慣れていない主原料になるだけで、アレルギー症状が軽減されたからだと思います。(アレルギーはたんぱく質から引き起こされることが多いため)

 

また、ご紹介してきたように、ブラックウッド(BLACKWOOD)はヒューマングレードの食材を使用しているため、犬の体に負担がかかりにくいため、消化がうまくいかないことによってアレルギーが引き起こされるリスクも軽減されているのでしょう。

消化がちゃんとできないと免疫が過剰反応してアレルギーに…

ブラックウッド(BLACKWOOD)のヒューマングレード食材の詳細は、日本の公式サイトには詳しく紹介されていなかったので、ここでご紹介しておきます♪

Featured Ingredients

Our premium recipes start with the world’s finest ingredients from suppliers we know by name.

We are able to control the quality of Blackwood recipes because we make them ourselves in small batches using all-natural ingredients. All our kibble & treats are manufactured in the United States at one of our state-of-the-art plants located in Ohio, New York, or Wisconsin. Each ingredient is carefully selected & sourced from only the finest & most reputable suppliers. In addition, we put each ingredient & formulation through enhanced quantifiable & qualitative examinations to ensure each batch of pet food meets our standards. This is because your pet’s diet is our top priority & we want to ensure each bowl of Blackwood Pet Food exceeds your expectations.

~簡約~

ブラックウッドの原材料はすべて、信頼できるサプライヤーから仕入れた世界最高級食材で作られています。

すべて天然の材料を使用して、自分たちで作っている(第三者委託をしていない)ため、ブラックウッド品質を管理することができます。米国のオハイオ州、ニューヨーク州、またはウィスコンシン州にある最先端の工場で製造されて、各成分も慎重に選び抜き、最高級で最も評判の高いサプライヤーのみから調達犬最優先の品質を保証するために、各工場のフードが当社基準を満たしていることを確認するために、定性検査も実施しています。

引用元:ブラックウッド(BLACKWOOD)アメリカ公式サイト

日本の公式サイトでも紹介したらいいのにね!

素性のわかる、ちゃんとしたところから取り寄せた材料を使っているとのこと。犬に関する食材のルールは、日本はとてもゆるいので、粗悪な食材を使用されることも多々ある中で、こういったポリシーを持つメーカーのフードはかなりポイントが高いですよね!

しかも各工場で品質レベルに差がないか、自社の基準をちゃんとクリアできているのか検査しているとのこと。複数の工場で作っているがゆえに、品質にバラつきが出てしまうことがあるのですが、抜かりなく差異がないよう確認しているなんて、安心感もアップしますよね。

原材料のほとんどが信頼できるサプライヤーから仕入れたアメリカ産の最高級食材で、一部他国のものもあっても、すべて自社の適性検査を合格しているとのことでした。

栄養価が低い原材料だと愛犬の健康にも関わりますもんね…

そんなこだわりの詰まったフードですから、品質が良いのはもちろん、天然食材だからこそ負担なく消化できるのでしょう。

犬に人が食べるレベルのものなんて要らないという人もいるのは承知です。実際に、ドッグフードの口コミを見ていると、「犬にハイブランドは必要ないように、高いフードは要らない」なんて口コミを見かけたこともあります…。

もちろんブランドのリードやハーネスを使う必要はないでしょうが、あくまでフードは愛犬の体を作る根源ですからね…。食事以外にも、運動、飼い主さんとの関係、ストレスなども犬の健康には関係しますが、それもこれもすべて健康な体あってこそ!

できることはしてあげたいよね♪

高いから良いというわけではないのですが、安いには安いなりの理由があることもあります。たとえば、4Dミートや不衛生な環境での飼育、ろくな飼料を食べていないで育った家畜の肉の場合、栄養成分はあまり高くはありません。

それに、フードを安く仕上げるために、小麦を大量に使用してかさ増しをしているフードも世の中にはたくさんあります。そんなものを食べているせいで、消化がうまくいかずにアレルギー症状が出てしまうことも…。

消化がスムーズにできるというだけで、お腹トラブル、被毛・皮膚トラブル、各アレルギー症状が落ち着くことは大いにあります。食べ飽きず・食べむらもしないというのもの、フードのポテンシャルありきなんですね♪

 

ブラックウッド(BLACKWOOD)の中立~悪い口コミを5件まとめました!

警戒心が強い子には向かないのかな…。

ブラックウッド5000はグレインフリーではありません

なまずのフードの香りってどんなのかな…

ラムにアレルギーが出る子っていますからね…

消化がうまくいっていないのでしょうか…

ブラックウッド(BLACKWOOD)の口コミを調べていると、良い口コミばかりではなく、中にはあまりよくない内容のものもありました。まとめてみますと、

  • なまず(ブラックウッド5000)は食べようとしなかった
  • ブラックウッド5000の香りは飼い主さん的にNG
  • アレルギー症状が出てしまった
  • ブラックウッド1000~5000シリーズがグレインフリーではない
  • 便が硬くなった

などがあります。

 

ブラックウッド(BLACKWOOD)5000のなまずに対する抵抗感がある飼い主さんもいると思うのですが、香りに関しては賛否分かれてもおかしくはありません。

というのも、なまずということに先入観を抱く人もいるからです。

以前、トライプフード「PetKind」の記事でもご紹介したのですが、トライプ=臭いという思い込みを持っている人がフードを嗅ぐと、その先入観からこのフードは臭いと思う傾向も強くなります。

私はむしろ香ばしいいい香りだと感じたくらいです

「なまず」というだけで臭いんだろうと思っている人にとっては、不快な香りと感じる確率も高くなるのは当然のことではないでしょうか?

というのも、さまざまな角度からブラックウッド(BLACKWOOD)の口コミを調べ、情報を総合してみると、香りがきつくないから良いという口コミ7〜8割:香りがきついという口コミ2〜3割という程度でした。結論としては、香りは好みによるのだと思います。

むしろ個人的には、動物性油脂や植物性油脂配合のフードの香りの方が「うっ…」となることもあるので、ブラックウッド(BLACKWOOD)が臭い思ったことはありません♪逆に、もしかしたら、その独特なドッグフード臭あってこそドッグフードと思う人もいるでしょうし。

犬が好きな香りと人間が好きな香りは違いますもんね

良い口コミにも香りがきつくないというのもありましたし、フードの香りに関しては個人差があって当たり前だと考えてくださいね。

それと、なまずタイプは食べないなんて口コミもありましたが、これも初めてのフードに少しびっくりしていただけかもしれません。本当にお気にめさなかったということもありえますが、初めての香りに警戒して食べようとしない子もいます。

他になまずを使用したフードってそんなにたくさんありませんし、その前にどんなフードを食べてきたかも関係する話です。チキンばかり食べていた子なら、突然魚系のフードになったら警戒して食べないことも大いにありますしね。なにこれ?!と恐れても無理もない話ですもの。

初めて食べるタイプのフードの切り替えは慎重に!

そのため、相当な数で匂いが嫌・食べないという口コミがあるわけでもない限り、この類の評価はあてにしないで良いと思います。好みに個体差があるのは当然のことですからね。心配な人は980gの少量パックから試して様子を見てから購入するようにしましょう。

 

それよりも気になるのは、アレルギーが出た・便が硬くなったなどの内容です。

小麦は不使用とはいえど、実際詳しく確認してみると、気になることがいくつかありました。というわけで、原材料の確認と、保証成分の確認をしてみましょう!原則、購入前に原材料は確認することをおすすめします。

今回は3000と5000の情報をチェック!

まず、「BLACKWOOD3000 ラム」の原材料です。よくないものは赤字、気になるものは色ハイライトで表示してみます。

ラムミール玄米、チキンミールキビグレインソルガムオート麦、鶏肉脂肪(天然配合トコフェロールで保存)、乾燥てんさい、ニンジン、セロリ、ビート、パセリ、レタス、クレソン、ホウレン草、トマト絞りかす、ニシンミール、モノナトリウムリン酸塩、レシチン、キャノーラ油、DL-メチオニン、塩化カリウム、ニシン油、塩化コリン、L-リジン、乾燥乳酸桿菌発酵産出物、ガーリック塩、ユッカ・シディジェラ抽出物、炭酸カルシウム、ビタミンE、ミネラルオイル、アスコルビン酸、ナイアシン、天然乾燥海藻、d-カルシウムパントテン酸塩、リボフラビン、ビオチン、ビタミンB12、チアミン硝酸塩、ビタミンA酢酸塩、塩酸ピリドキシン、クエン酸、ビタミンD3、葉酸、硫酸鉄、硫酸亜鉛、タンパク質含有亜鉛、タンパク質含有鉄、硫酸銅、酸化亜鉛、硫酸マンガン、タンパク質含有マンガン、タンパク質含有銅、酸化マンガン、セレン、ヨウ素酸カルシウム

そんなに赤字は多くはない方ですが、前半に気になるものがオンパレードですね…。

ミネラルオイルって石油由来じゃないの?

続いて「BLACKWOOD5000 なまずも確認してみましょう。

なまずミール、パール大麦、キビ、オート麦、グレインソルガム、キャノーラ油、チキンミール、乾燥てんさい、天然香味料、亜麻仁、レシチン、ニンジン、セロリ、ビート、パセリ、レタス、クレソン、ホウレン草、海塩、炭酸カルシウム、塩化カリウム、DL-メチオニン、L-リジン、チーズ、ユッカ・シディジェラ抽出物、乾燥乳酸桿菌発酵産出物、ガーリック塩、ビタミンE、ミネラルオイル、アスコルビン酸、ナイアシン、天然乾燥海藻、d-カルシウムパントテン酸塩、リボフラビン、ビオチン、ビタミンB12、チアミン硝酸塩、ビタミンA酢酸塩、塩酸ピリドキシン、クエン酸、ビタミンD3、葉酸、硫酸鉄、硫酸亜鉛、タンパク質含有亜鉛、タンパク質含有鉄、硫酸銅、酸化亜鉛、硫酸マンガン、タンパク質含有マンガン、タンパク質含有銅、酸化マンガン、セレン、ヨウ素酸カルシウム

こちらも赤字が多いわけではありませんが、黄色ハイライトの食材が多いようですね…。

あれ?犬にガーリックってOKだっけ?

そして3000と5000の保証成分の確認もしておきましょう!保証成分については一般的なフードの平均、AAFCOの推奨する成分量などさまざまな見方があるので、覧にして比較しやすいように表記しました♪

  たんぱく質 脂質 粗繊維 灰分 水分
3000 ラム 24.5%以上 14.0%以上 4.2%以下 未記載 10%以下
5000 なまず 23.5%以上 12.0%以上 4.0%以下 未記載 10%以下
AAFCO推奨(成犬) 18.0%以上 5.5%以上 MAX4%
パーセンテージ設定なし
10%以下
AAFCO(子犬)
22.5%以上 8.5%以上
市販平均 24%〜26% 13%〜14% 4%以下 7%〜9% 10%以下

灰分未記載ってどういうこと?!

離乳後のパピーからシニアまでという売り文句になっているため、今回は子犬の必要栄養価についても比較対象にしてあります。栄養成分に関しては赤字が目立つ気もしますし、これまで私もたくさんのフードを見てきましたが、灰分未記載はお初でした。

全体的にフードの平均値よりも栄養価が低いようにも思えますね…。なまずや白身魚系のフードはお肉系のフードよりも栄養価が低くなることはあり得るのですが。その分、お肉にはない栄養もありますが、実際のところどうなのか心配な方もいますよね。

こういった内容が、悪い口コミ内容にどう関係してくるのか、一緒に確認していきましょう。

 

① 主原料がフレッシュミートではないものが多くミールがメイン

主原料がフレッシュミートではなく、ミートミールのものが目立ちました。果たして、これがいいことなのかどうかというと、個人的にはあまりおすすめできません。

原則、第一主原料はフレッシュミートであることが理想的です。

ですが、調べていると、メーカーはミートミールを意図的に使用していることがわかりました。とはいえ、メーカーにもミールを主原料にする言い分があるようなので、公正に考えるためにも、メーカーの意見も確認してみましょう。

ミールにはメリットとデメリットがあるしね

What exactly is a meat meal?

Reading an ingredient label and trying to understand what it all means can be overwhelming.

~略~

In other words, it’s the protein in rendered form, so most of the water & fat have been removed to make a concentrated protein/mineral ingredient. The main advantage to a meal is that it’s approximately 300% higher in protein than wet meat.

~簡約~

タンパク質をレンダリングした状態で、ほとんどの水分と脂肪が除去され、濃縮されたタンパク質/ミネラル成分が作られます。ミールのメリットは、フレッシュミートよりもタンパク質が約300%も多いことです。

引用元:ブラックウッド(BLACKWOOD)アメリカ公式サイト

メーカーとしては、まず、動物性たんぱく質を主原料にすることで、犬に最高な栄養をもたらすことができるという考えがあります。それはその通りです!が、問題は、動物性たんぱく質であってもフレッシュミートではなく、ミールにすること。

メーカー側は、ミールにして不要な水分や脂質を取り除いて、かつ、ミールにすること得られるメリット(たんぱく質量が増えること)にフォーカスしたということのようです。意図的考えあって、ミール使用をしているということがわかります。

ちょっと雑な言い方になりますが、感覚としては生しいたけより、干し椎茸の方が栄養価が上がるといった感じなのでしょう。

一般的にいうミールとは違うのかな?

ここまで詳しい解説は、日本の代理店であるレシアンのページには記載されていなかったため、アメリカの本家サイトから引用してあります。ちなみに、レシアンのサイトには、以下のような説明がありました。

  • 原材料で使用されるミールは全てヒューマングレードの食肉部位のみを完全に乾燥させた物を使用しております。
  • 原材料に使われているミールですが、ブラックウッドに用いられているものは、良質の肉を乾燥させて粉状にしたミートミールです。

引用元:レシアン/ブラックウッド公式ページ

この記載はグレインフリータイプだけにある文言で、ブラックウッド(BLACKWOOD)1000~5000、パピー用、LOW FATにはありませんでしたが…。

一般的なミールは食物残渣から作っていることが多いのに対して、ブラックウッド(BLACKWOOD)はヒューマングレードの可食部をミールにしているということなのでしょう。

そもそもレンダリングってなに?

まず、ミールを作る工程で出てくるキーワードに「レンダリング(Rednering)」というものがあります。レンダー(Render)には、「脂肪を溶かすという意味があり不要な油を取り除いて(=レンダリングして)乾燥させ肉(魚)を粉状にしたものがミールです。

そこでとっても引っかかったのが、そもそもミールは高温処理をされて製造されているものということ。

普段なら、「ミールって可食部じゃない捨てるレベルのものだから、良い栄養があるものではない」とお伝えしているのですが、可食部をミールにしてあると記載があったので、そこはクリアしているのでスルーします。

ミールにする工程も低温調理でやってるのかな?

ブラックウッド(BLACKWOOD)の製造自体は低温調理でやっているとのことですが、ミートミール作りからやっているようなことは、一切書いてありませんでした。原材料は仕入れているだけですから、ミールは自社加工ではない(ミールとして仕入れている)のでしょう。

もしかしたら自社でミールにしているのかもしれませんし、低温調理でミール作りをしているのかもしれませんが、結局、ミールはミールということなんです。

  • ミールにしてある素材が可食部の良いものだろうが
  • たんぱく質量をアップさせられようが
  • 脂質や無駄な水分を落とせようが

ミールを作る工程で高温加工をしているがために、壊れる栄養素もあります。

せっかく「最高級食材」を推すのであれば、高温処理が必要なレンダリング処理をする必要があったのでしょうか…。

脂質を落としているため、フードがサラッとしているというのも売り文句になっていましたが、脂肪をレンダリングで落として、油・油脂を配合し直すのであれば、本末転倒ですよね?むしろ良質な原材料だったら、脂質もいい脂質ですから活かせば良いわけで。

よく見てみると矛盾だらけじゃない?

ここで、ちょっと見てほしいものがあります。それは1000、2000の原材料です。この矛盾、お気づきいただけますでしょうか?

☆ブラックウッド100の原材料

チキンミール、コーン、オート麦、グレインソルガム、乾燥てんさい、鶏肉脂肪(天然配合トコフェロールで保存)、玄米、ニシンミール、乾燥ビール酵母…

☆ブラックウッド2000の原材料

チキンミール、コーン、玄米、鶏肉脂肪(天然配合トコフェロールで保存)、オート麦、乾燥てんさい、ニシンミール、乾燥ビール酵母、亜麻仁、天然香味料、小麦胚芽、卵製品…

引用元:レシアン公式/ブラックウッド

せっかくレンダリングで油を抜いてミールにしておいて、結局鶏肉の脂肪を足しています。

だったら、最初から、フレッシュミートの鶏肉をつかってそのまま脂肪もいかしたらいい話ですよね?低温調理だと生肉・生魚を加工するのに時間がかかるから、ミールにしたんじゃないのでしょうか…。

だったら最初からフレッシュミートでいいのでは…

こうなると、質のいいミールってなんですか?という疑問が出てきます。それに、いくら信頼できるサプライヤーから仕入れていようが、どういった工程でできあがったミールなのかまで公開されていませんから、どうなの?と思ってしまいました。

これまでフードを見てきた中でも、アメリカ産のフードってミールを使用しているものは実際に多いのですが、それもこれも、レンダリングやミールってアメリカ発祥だからかな~と個人的には思っています。

ちょっと興味深い動画があったのでご紹介しておきたい動画を発見しました。これは牛肉から脂肪を抜く(牛脂を作っているようですね)作業の動画です。

1,2時間、ずーーーっと火にかけていると勝手に脂質が出てきて、たんぱく質と脂質に分離するのがわかります。(火にかける以外にも、高温のスチーム加工でレンダリングする場合もあります)

油脂を濾(こ)して残ったこれ↓を乾燥させて粉にしたものがミールです…。

ちなみに、脂身は食べられる部位ですから、これだって「ヒューマングレード」を名乗れます。つまり、ブラックウッド(BLACKWOOD)の主原料はこんな感じのものを乾燥させた粉なんですよね…。

粉だったら低温調理も楽にできますし、メーカーの言うようにたんぱく質の密度も上がることでしょう…。が、熱に弱いアミノ酸(=たんぱく質)も変化します。ミールを作る工程で壊れている栄養素もあるわけで…。

公式サイトではあれこれ説明していましたが、結局ミールはミールなんです。長々となってしまいましたが、主原料がミールになっているフードはおすすめできないということです。

 

② グレインフリータイプと通常タイプに大差があるので注意!

商品名からみてもわかるとおり、グレインフリーシリーズは穀物不使用ですが、

  • ブラックウッド(BLACKWOOD)1000,2000,3000,5000
  • LOW FAT
  • パピーチキン

には穀物が使用されています。そのため、穀物全般にアレルギーがある子には不向きです。

幸い小麦は使用されていませんが、ブラックウッド(BLACKWOOD)1000と2000にはコーンが使用されているので、気をつけてくださいね。

コーンだめな子って結構多いんだよ…

小麦やコーン(トウモロコシ)は原則避けた方がいい穀物ですが、言うまでもなく穀物は小麦やトウモロコシだけではありません。黄色ハイライトにしてあるパール大麦、キビ、オート麦、グレインソルガム、玄米なども穀物です。

これらの穀物はミネラルや食物繊維も豊富で、アレルギーは出にくいと言われることもありますが、ダメな子はダメですし、今は大丈夫と思っていても、食べ続けていると突然アレルギーが出てしまったというケースもあります。

参考までに、グレインフリータイプとブラックウッド(BLACKWOOD)1000~5000・パピーチキン・LOW FATにあまりに違いがあったので一覧にまとめてごみましょう。

クオリティーが全然違うことがわかりました。。

シリーズ 穀物 原料 特記事項
BLACKWOOD1000

コーン、オート麦、玄米、グレインソルガム チキンミール、ニシンミール 乾燥ホエー、チーズ、海塩、ガーリック塩、ミネラルオイル
× ×
BLACKWOOD2000

コーン、玄米、オート麦、小麦胚芽 チキンミール、ニシンミール 卵製品、チーズ、乾燥ホエー、海塩、ガーリック塩、ミネラルオイル
× ×
BLACKWOOD3000

玄米、キビ、グレインソルガム、オート麦 ラムミール、チキンミール、ニシンミール ガーリック塩、ミネラルオイル
× ×
BLACKWOOD5000

パール大麦、キビ、オート麦、グレインソルガム、 なまずミール、チキンミール チーズ、海塩、ガーリック塩、ミネラルオイル
× ×
LOW FAT

玄米、キビ、グレインソルガム、オート麦、パール大麦、米ぬか チキンミール、ニシンミール 卵製品、海塩、ミネラルオイル
× ×
パピーチキン

玄米、キビ、グレインソルガム、米ぬか チキンミール、ニシンミール 卵製品、ミネラルオイル
× ×
グレインフリーサーモン

穀物不使用〇
サーモンミール、ニシンミール 海塩
×
グレインフリースモールブリード

穀物不使用〇 骨抜きニシン、ターキーミール 海塩、もみ殻、鉱油(ミネラルオイル)、塩
グレインフリーターキー

穀物不使用〇 ターキー、ターキーミール 海塩、もみ殻、鉱油(ミネラルオイル)

ブラックウッド1000,2000はアレルギー対策には論外…

グレインフリータイプは、気になるものはほとんど入っていませんでしたし、プレバイオティクスとプロバイオティクスのバランスもよく、サーモンタイプだけはミールしか使用されていないのが少し気になったものの、良いフードといえる内容になっていたのですが…。

特記事項として分けて記載してある食材についても、それぞれ触れておきましょう。

まず、海塩はミネラルも豊富ですし、頭ごなしにダメということでもありません。一定量は必要なので、塩=ダメという考え方はしなくて良いと思います。ただし、腎臓や心臓に疾患がある子にはおすすめできませんので、特記事項として記載しておきました。

過剰摂取はいけませんが、塩分は必要なものですしね♪

また、グレインフリータイプのもみ殻は、食物繊維として配合されているのでしょう。調理してあるため、もちろん食べられるのですが、ブタクサなどにアレルギーが出る子もいるので、気にする人もいるでしょうから念のため記載してありまう。

それよりも気になるものが多数あります。これもちょっと量が多いので、まとめてみますと…

チーズ 乳製品なので、乳製品アレルギーの子は注意
乾燥ホエー 乳製品なので、乳製品アレルギーの子は注意
ガーリック塩 中毒などの可能性があり、
わざわざ与える必要はありません
ミネラルオイル 石油を精製して取れる鉱物油。
危険性はないとは言われているものの、
ドッグフードに配合されているのは珍しく、
特段、栄養価として有効なものは含まれていません。
乳化剤の代わりに使用しているかもしれません。
卵製品 卵はアレルゲンも豊富で、
取り過ぎると栄養過多になってしまいます

ガーリックについては、以前、「ウェルケア(Well Care)ドッグフード」の記事を書いた際にもお伝えしているのですが、賛否ありますし、相当スタミナがない時でもない限り、率先して与える必要はありません。

ブラックウッド1000~5000は全部入ってるけど…

それに、チーズ、ホエー、卵は大丈夫な子もいますが、アレルゲンが多いため、あまり進んで与えなくても良いと思います。乾燥だろうが関係ありません。

ミネラルオイルの配合のドッグフードも大変珍しいのですが、そもそもミネラルオイルって化粧品(マッサージオイルなど)に含まれていることが多く、そんなものを犬に食べさせるメリットがよくわかりませんでした。

こうやってみると、グレインフリータイプと通常タイプにかなりの違いがあることがわかります。便が硬くなったというのも、消化がうまくいかない穀物に反応しているからかもしれません。アレルギー体質の子には、グレインフリータイプにしておいた方がよさそうだと思いました。

 

 

③ 日本の公式販売代理店サイトが説明不足過ぎる

これは個人的な感想も入ってしまうのですが、日本の公式販売代理店であるレシアンのサイトは、ブラックウッド(BLACKWOOD)の詳しい内容がほとんど書いていないと思いました。

そもそもレシアンは、ブラックウッド(BLACKWOOD)だけを取り扱うフード代理店ではありません。数点フードを扱っているからこそ、抜けが多いのかも知れませんが…。フードに関するFAQのようなページも見当たりません

それに、今回ブラックウッド(BLACKWOOD)についていろいろ調べている中でも、

何でこの情報載せないのかな…

と思うことが多々ありました。問い合わせ先は可能ですが、毎度質問しないといけないのは困りものですし…。お伝えしている情報は、日本の公式サイトではなく、アメリカ本家のサイトの解説からピックアップしたものも多く、詳しく知りたい人にとっては説明が不十分だと思います。

実際に、レシアンの公式サイトには、アメリカ本家でしっかり公表している情報が抜け落ち過ぎています。たとえば、フードの詳細に灰分のパーセンテージがレシアンサイトには記載されていません。

たしかに、AAFCOの規定では灰分はパーセンテージは出ていませんが、

  • アメリカ本家のサイト
  • フードのパッケージ

にも、ものによっては灰分は記載されています。なぜその情報を日本サイトで掲載していないのでしょう。

灰分も犬の健康に重要な成分なんだよ

そもそもペットフードの表示に 関する公正競争規にてパッケージには必ず、たんぱく質・脂質・粗繊維・灰分・水分の5項目成分の表記が必須と決められています。パッケージに書く義務があるのですから、売る時も書いて欲しいというのが本音です。

他にも、アメリカ本家のサイトには原材料へのこだわり、メーカーとしての考え方、よくある質問と回答を記載しているのに、それを紹介していないことがとても引っかかりました。(本家からストップをかけられているならまだしも…)

全体的に不親切なように感じます。ブラックウッド(BLACKWOOD)の人気にかまけて、どうも簡素に販売されている感じがしてしまいました。もっと強みも伝えて丁寧に売り出してたらなぁ…とマイナスに感じた点です。

 

④ ブラックウッドって栄養素は高いの?低いの?

口コミにはありませんでしたが、少し触れておきたいのが、

という、カロリーの高さや、保証成分についてです。(パピー用はカロリーが高くて当たり前なので、この話は対象外です)

その他はそんなに問題ないのですが、なぜかこの3つはカロリーがかなり高めになっていました。2000はアクティブな子に向けたフードですから、脂質やたんぱく質量が多めにしてあることから、カロリーが高いのはわかります。

運動量が多いんだからしっかり食べないとだもんね!

しかし、正直なところ、3000のラムと5000のなまずに関してはなぜこんなにカロリーが高いのか、理由がわかりません…。というのも、保証成分を確認しても脂質が高いわけでも、たんぱく質量が多いわけでもないからです。

ラム肉そのものは脂質が多いお肉なのですが、成分としてはミールにしてあるからか、脂質はそんなに高くもありません。ラム肉にはダイエットに効果のあるL-カルニチンも多いのですが、そういう話もレシアン公式サイトには書いてありませんでした。

今一度、保証成分を確認してみましょう。

離乳後のパピーはカロリー必要だけど…

  たんぱく質 脂質 粗繊維 灰分 水分
3000 ラム 24.5%以上 14.0%以上 4.2%以下 未記載 10%以下
5000 なまず 23.5%以上 12.0%以上 4.0%以下 未記載(本家サイトでは8%) 10%以下
AAFCO推奨(成犬) 18.0%以上 5.5%以上 MAX4%
パーセンテージ設定なし
10%以下
AAFCO(子犬)
22.5%以上 8.5%以上

全体的にカロリーは高いのに、脂質も低めですし…たんぱく質量もさほど多くもなく…。原材料を見ても正直、なんでそんなにカロリーが高いのか不明です。配合されている油脂の量がそんなに多いのでしょうか。

脂質は成犬ですら元気な子の場合は12%は必要といわれていますので、5000のなまずは元気な子にとってはギリギリな脂質量になっています。離乳後のパピーなんてもっと栄養が必要ですから、たんぱく質量も脂質も足りているとは言えません。

カロリーが高いってことは給餌量も減るわけで…

これまで食べていたフードよりカロリーが高いということは、ドッグフードの給餌量を減らすということです。原則、フードのカロリーと体重から算出します。(詳しくはこちらに記載してあるので、参考にしてみてくださいね。)

食が細くて少量しか食べてくれない子にとっては、高カロリーフードは良いのでしょうが、たくさん食べたい子やダイエットが必要な子にとっては食べる量が減って可哀想な気もします…。

仮に、このカロリーの高さをしらずに、前のフードと同量の給餌をしていたら、たちまち愛犬は太ってしまうことでしょう。太っていない子であったとしても、たくさん食べたがる子だとすると、量を減らして与えなければならないということをお忘れなきよう…。

老犬には良いのかも?

カロリー・保証成分から判断すると、

  • 離乳後~成犬前の子:3000や5000では栄養価が低すぎる
  • 成犬:アクティブな子にとっては、栄養価が物足りない
  • シニア犬:カロリーが高過ぎる

といわざるをえません…。食が落ちてきたシニアにはちょうどいいかもですが。

補足ですが、アメリカ本家のサイトでは

  • 3000で349.2kcal/100g
  • 5000で349kcal/100g

となっていました。アメリカ本家のフードには使用されていないものも、ジャパンオリジナルには配合されているので、若干の誤差はあるでしょうが…。こんなに変わるものなのですね…。

 

ブラックウッド(BLACKWOOD)の口コミまとめ

これまでの口コミを総合して考えると、無添加ですし、原材料・調理法にもこだわっていて、実際に食いつきが良いという口コミも多かったです。食いつきに関しては定評があるのだろうという印象がありました。

低温調理で栄養素を壊さないようにしているとのことなので、食いつきが良いのも納得です。それに、食材もヒューマングレードにこだわっているとのことなので、決して悪いフードではありません♪小麦不使用ですしね!

それに、アレルギー体質の子もいる手前、ラム肉やなまずを使用したフードもあるのは驚きました。ラム肉フードは昨今増えていますが、なまずを使用したフードはそんなにたくさんはありませんしね!

フードローテーションで与えるのもいいかも!

余談ですが、なまず使用のフードで日本でも飼いやすいものは他には、プロステージ フィッシュ&ライスDog’s Voiceのなまず水煮缶などがあります。

しかし、悪い口コミだったり、原材料の詳細だったり、保証成分だったりを確認してみると、

  • グレインフリータイプ以外は穀物(コーンを含む)が使用されていること
  • 主原料がミールのものが多いこと
  • カロリーが高めであること
  • 乳製品や卵といったアレルゲンの多いものの配合もある
  • 離乳後パピーからとなっているわりに栄養価が低めであること

などもわかりました。

合わない子がいる確率も上がりますし、元気に遊ぶような子にとっては、少し物足りない感じもあるのかなという印象です。

アレルギー体質の子はグレインフリーかな

個人的には、公式販売代理店のフードの解説が簡素すぎるように感じたのもありましたが…。

ブラックウッド(BLACKWOOD)は決して安いフードではありません。そう考えるともう少し栄養価が高いものを買っても良いのかなと思いました。

 

ブラックウッド(BLACKWOOD)をおすすめしない人

これまで見てきた口コミをもとに、ブラックウッド(BLACKWOOD)をおすすめしない人は以下のような人が挙げられます。

  • ドッグフードにあまりお金をかけたくない人
  • 家禽全体的にアレルギーがある犬を飼っている人
  • 灰分量を確認してから購入したい人
  • 主原料がフレッシュミートのフードを選びたい人
  • どこでも買えるフードを選びたい人
  • 国産フードを選びたい人

ブラックウッド(BLACKWOOD)は全種類、家禽類が配合されていました。

シリーズ 家禽類
BLACKWOOD1000
チキンミール、鶏肉脂肪
BLACKWOOD2000
チキンミール、鶏肉脂肪
BLACKWOOD3000
チキンミール、鶏肉脂肪
BLACKWOOD5000
チキンミール
LOW FAT
チキンミール、鶏肉脂肪、鶏軟骨
パピーチキン
チキンミール、鶏肉脂肪、鶏軟骨
グレインフリーサーモン
鶏脂肪
グレインフリースモールブリード
ターキーミール
グレインフリーターキー
ターキー、ターキーミール

チキンがダメなら選ぶ範囲狭いんだね…

家禽類全般にアレルギーがないのであれば、グレインフリースモールブリードとグレインフリーターキーのみであれば、チキン不使用なので食べられますが、心配な人は避けた方がいいかもしれませんね…。

また、ブラックウッド(BLACKWOOD)のグレインフリータイプ以外のフードである、BLACKWOOD1000~5000、パピー用、LOW FATの購入を検討している方で、以下に該当する場合もおすすめしません。

  • チキンアレルギーのある犬を飼っている人
  • 穀物全般にアレルギーが出る犬を飼っている人
  • 運動をあまりしない犬を飼っている人(室内犬を含む)
  • 塩分やガーリックが入っているフードは避けたい人
  • 乳製品や卵にアレルギーがある犬を飼っている人

BLACKWOOD1000~5000、パピー用、LOW FATにはすべて、チキンが入っているので、注意してください。

結構、アレルゲン入っているんだね…

BLACKWOOD1000とLOW FATはカロリーは問題ありませんが、2000,3000,5000のカロリーの高さは、ある程度運動量がある子や、あまり量を食べたがらない子でもない限り、太りやすくなる可能性もあります。

原則、BLACKWOOD1000~5000、パピー用、LOW FATは、

  • グレインフリーではない
  • 卵やチーズ、乳製品の配合がある
  • ガーリック塩が使用されている
  • チキンフリーではない

ことを了承している場合でなかれば、おすすめできません。

少なくとも、アレルギー体質の子は避けた方がいいでしょう。せっかく、新奇たんぱく質フードもあるのですが、その他のデメリットも大きい気がします。

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ブラックウッド(BLACKWOOD)をおすすめする人

これまで見てきた口コミをもとに、ブラックウッド(BLACKWOOD)をおすすめする人は以下のような人が挙げられます。

  • 大容量で購入できるフードを選びたい人
  • 多頭飼いをしている人
  • 穀物にアレルギーがない犬を飼っている人
  • 家禽・チキンにアレルギーがない犬を飼っている人
  • 愛犬の毛艶を改善したい人
  • 無添加フードを選びたい人
  • 食いつきに悩んでいる人
  • ヒューマングレードのフードを選びたい人
  • オイルコーティングをしていないフードを選びたい人

20kg(しかも5kgが4袋)販売があるのは割安で購入できますし、5kgで分けられているのでフードの劣化も防げますし、多頭飼いの人や大型犬を飼っている人でも助かるのではないでしょうか?

特に、全犬種OKですし、離乳後のパピーからシニアまでOKとなると、年齢が異なる犬が複数いても対応可能ですしね♪無添加(香料、着色料、保存量などは一切不使用)、ヒューマングレードということもあり、安全面では問題ありませんしね!

その上、低温調理なので手間がかかってますしね♪

それに、低温調理ということもあり、食材のポテンシャルも十分に活かされているため、食いつきアップも期待できます。自然な風味で犬が引き寄せられる香りがしっかりあるということですね♪

ちなみに、口コミにはありませんでしたが、ブラックウッド(BLACKWOOD)には、ユッカ抽出エキス(ユッカ・シディジェラ抽出物)が配合されていました。ユッカ抽出エキスには、ビフィズス菌と反応をして胃腸環境を整える効果があります。

お腹の調子が不安定な子にも、食べさせてあげる価値はあるのではないでしょうか。

亜麻仁やメンハーデンオイルも魅力的!

また、皮膚・被毛にも良い成分も配合されていましたし、皮膚トラブルや被毛ケアという面でも有効に働きそうです。オイルコーティングをしないで、良質な脂質を使用しているため、食べながら自然と皮膚・被毛もキレイになっていく可能性もあります。

変な油脂やオイルでベタベタしていないことも嬉しいですし、おかげで低脂質になっていますので、フードがべたつくのが嫌いな人、酸化するのが心配な人、オイルコーティングしてあるフードが嫌な人にもおすすめです。

ただし、暑い時期や湿度が高い時期には、フードが傷みやすくなりますので、オイルコーティングしていないフードだからといえど、サラッとしていないフードだといえど、保存方法には注意しておいてくださいね♪

ブラックウッド(BLACKWOOD)の公式サイトはこちら

ブラックウッド(BLACKWOOD)の販売会社情報

販売会社名 株式会社レシアン
販売会社住所 和歌山県和歌山市和歌浦南3丁目9番1号
販売会社ホームページ 株式会社レシアン

ブラックウッド(BLACKWOOD)はどこで買える?一番お得に買うには?

ブラックウッド(BLACKWOOD)は原則、公式販売代理店である「株式会社レシアン」を介して、販売契約をしている

  • 通販サイト(インターネットショッピング)の正規販売店
  • 公式販売店(レシアンを介し販売を担う実店舗

で購入できるドッグフードです。取りまとめる窓口(レシアン)があるため、なにか理由がない限り、どこで買おうが同じ金額になっています。

ただ、販売代理店(実店舗)はインターネットでも公表されていませんでした(取り扱い店はこちらなどの情報が見当たりませんでした)。そのため購入したいと思い立って、ペットショップやホームセンターなどに行っても、取り扱っていない可能性もあります

お近くにブラックウッド(BLACKWOOD)を取り扱う実店舗があればいいのですが、そうでない場合は、毎度、インターネットショッピングで購入することになるでしょう。

海外産でも日本の正規販売代理店があると安心ですね!

とはいっても、こういった海外産のフードの場合、並行輸入商品通常価格よりも安価で出回っていることもあるので注意が必要です。公式販売代理店のサイトでも、

日本のマーケットでブラックウッドジャパンの公認ではない並行輸入品(直輸入品)が出回っており、ユーザーの皆さまには多大なご迷惑をお掛けいたしております。アメリカをはじめとする第三国からの並行輸入品(直輸入品)はブラックウッド製品がナチュラルドッグフードであることからみても配送過程での品質管理や倉庫での製品管理、パッケージの問題など正規品とはかけ離れた製品になっている可能性がかなり高く、保証するに値しません。日本でのブラックウッド製品のご購入は、日本の犬達に合わせた日本レシピで製造され、輸送状況などをも加味した日本オリジナルパッケージの日本正規品だけを推奨します。

引用元:レシアン/Blackwood Pet Food, LLCのオーナーからのメッセージ

という記載がありました。

実際に公式フードの場合はパッケージに「ジャパンオリジナル製品」としっかり印字されています。この印字がないものや、シールで日本語訳の内容を貼り付けてあるようなものは、正規品ではないのでご注意ください!

  • 賞味期限ギリギリのものが届いた
  • 袋がボロボロの状態で届いた
  • 変色したフードが届いた

などのトラブルに巻き込まれることもあります。

そのため、安いから並行輸入でもいいと考えるか、品質を優勢して、正規品を購入するか…。これは飼い主さんの自己判断次第ですが、安心のためには正規品を購入することをおすすめします。

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