ベストバランスドッグフードの悪い評判から良い口コミまで徹底解説!

口コミ

ベストバランス(Best Balance)は、犬種の特性に合わせたドライフード・セミモイストタイプ・ウェットフードがあるので使いやすいと評判のドッグフードです。

犬種によって気になる症状や気をつけたい栄養分などは異なるので、犬種別のフードを探しているも多いのではないでしょうか?

そんなベストバランス(Best Balance)のラインナップは6種類

  • トイ・プードル
  • チワワ
  • ミニチュア・ダックスフンド
  • 柴犬
  • シー・ズー
  • ヨークシャーテリア

があります。今回は「どの犬種用の口コミ「どの形状(ドライ・セミモイスト・ウェット)のフードの口コミなどと限定せず(おやつは除く)、ベストバランス(Best Balance)全体の口コミをご紹介したいと思います。

実際に調べてみると、良い口コミ~悪い評判までありました。ここではあくまでも中立的な立場で嘘なく真実を伝えていけたらと思います。

「ベストバランス(Best Balance)」を購入しようかどうか迷っている方の参考になれば幸いです。
ベストバランス(Best Balance)の公式サイトはこちら

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ベストバランス(Best Balance)の基本情報

販売会社名 ユニ・チャーム株式会社
料金 販売会社によって異なる
配送料 販売会社によって異なる
容量 ドライフード
  1. 700g、1.8kg(シーザー・ヨークシャテリア用・シニア用は1.8kgのみ)
  2. 1.1kg、2.7kg、4.0kg、5.5kg(柴犬用のみ:7歳以上は2.7kgと4.0kgのみ)
ソフト(セミモイスト) 1.7kg
パウチ(ウェット) 60g
主原料 ドライフード 穀類(トウモロコシ、小麦粉、コーングルテンミール、パン粉、玄米等)、肉類(チキンミール、チキンエキス等)、魚介類(フィッシュミール、フィッシュエキス、小魚パウダー)
ソフト(セミモイスト) 穀類(小麦粉、トウモロコシ、小麦グルテン、玄米)、肉類(チキンミール、ささみ、チキン、チキンエキス)
パウチ 肉類(鶏胸肉、ささみ)
粒のサイズと形状
  • ドライ:直径8mm、厚さ5mm、粒型・キューブ型・花型の3種
  • ソフト:直径8mm、厚さ5mm、粒型・キューブ型
カロリー 360kcal/100g ※トイプードル用、ドライの場合
タイプ ドライ、セミモイスト、ウェット
ポイント ドライ~ウェットまで選べる楽しみ、国産、犬種特化フード
会社ホームページ https://www.unicharm.co.jp/ja/home.html
購入先 公式オンラインショッピングサイトでの販売なし ※主要ショッピングサイトやホームセンターなどで購入可能

※2023年5月時点、料金は税込み表示です。

ベストバランス(Best Balance)はみなさん一度は聞いたことがあるであろう、ユニ・チャームの商品。ユニ・チャームには、ウェルネスケア商品・ペットフード商品・ベビー用品事業など幅広い事業展開があります。

一度は耳にしたことがあるであろう企業というだけあって、大手メーカーとしての信頼や安心感を感じる方も多いのではないでしょうか?

テレビCMでも聞いたことがある企業名だよね♪

ペットフード事業においては、ドッグフードのみならずキャットフードも扱っていますし、ドッグフードも、ドライフード・セミモイストフード・ウェットフードといった総合栄養食から、副食・おやつ、ペットシート、衛生用品まで取り扱っています。

今回ご紹介するベストバランス(Best Balance)は犬種特化タイプのフードですが、犬種問わず与えることももちろん可能です!

ソフトはシニア仕様になっていて、7歳以上という設定になっていますが、シニア前の世代はもちろん、まだシニア期に入っていない成であっても、体調の悪い時やあまり食べようとしない時にも与えることができます。

まずはベストバランス(Best Balance)の基本情報をご紹介しました。

なお、最新の人気ドッグフードを知りたい方は「【2023年最新】ドッグフードおすすめ10選を人気の20商品から比較!」をまず先にチェックしておきましょう。※↑クリックできます

 

ベストバランスドッグフードの良い口コミをまとめました!

ベストバランス(Best Balance)の良い口コミを15件、中立~悪い口コミを5件を「インスタ」「ツイッター」を中心にその他ネット上からまとめてみました。

ベストバランスドッグフードのツイッターでの良い口コミ5件

食いつきが良いと安心しますよね♪

安い=食べないというわけではないんですね

ペロッと完食してくれると気持ちいいですね~

毛艶もよくなってきてたんですね!

あまり食べない子が犬種専用フードなら食べたんだね!

ツイッターの口コミを確認してみたところ、

  • 食いつきが良い、美味しそうに食べてくれる
  • 安い(家計にも優しい)
  • 毛艶がよくなってきた
  • 食が細い子でも食べた
  • 犬種専用フードである

などがありました。

特に食いつきが良い・美味しそうに完食するという声が多く、あまり食べない食が細い子でも食べているという嬉しい口コミも♪

最初に軽く触れていますが、ベストバランス(Best Balance)は日本でも人気の犬種、

  • トイ・プードル
  • チワワ
  • ミニチュア・ダックスフンド
  • 柴犬
  • シー・ズー
  • ヨークシャーテリア

6種類の犬種特化フードになっているため、飼っている犬対象のフードがあると思わず手を伸ばしたくもなりますよね。

わぁ~♪これ、僕専用だよね~!

同じように犬種に特化したフードは、以前記載した日本ペットフード株式会社のLACINE(ラシーネ)もありました。今回のベストバランス(Best Balance)と同じく、「〇〇犬用というフードで思わず買ってしまったという口コミも多かったです。

というのも、犬種別のフードということもあり、各犬種の生態の特性に合わせた配合バランスになっているため、飼い主さんとしても犬種特有の悩みが解決できる印象もあるでしょうし、犬種に合うフード設計になっているということが、買う時の不安を軽減するメリットになっているのでしょうね!

そんなこだわりが詰まったフードなのに、単価も手ごろになっています。金額に関しては、メーカーがオープン価格で販売していることもあり、販売元によって前後はありましたが、それでもフード業界全体から見ると、財布に優しい価格設定になっていました。

犬種専用なのに価格が安いのは助かります♪

 

ちなみに、ざっとドライフードの原材料を調べてみたところ、パテラになりやすい小型犬

  • チワワ
  • トイプードル
  • ミニチュアダックスフンド
  • ヨークシャーテリア

のフードにはグルコサミン・コンドロイチンが配合されています。

犬種のサイズに合わせてフードの販売容量も変えてありますし、一般のフードを買って「多すぎて食べきれないからフードが傷むんじゃないか…」「うちの子にはコスパが悪すぎる…」なんて悩みも解決できそうですね。

ドライフードは原則、開封1ヶ月程度で食べきりましょう

フードの原材料をざっと見た限りでも、チキン・魚類・野菜類がバランスよく配合されていることが確認できましたし、フードの粒も複数あって、犬も食べることを楽しめる印象がありました。

ちなみに、フードは以下のような種類があります↓↓(※画像はチワワのフードのものです)

このように、形状の違う粒があると犬も咀嚼の時に色んな食感が楽しめるので、食べていて楽しいのでしょうね。犬もしっかり噛んで食べることで満腹感を得られますし、ただただ食べるのではなく、色んな風味・食感を感じて食欲も刺激されます

特に、ベストバランス(Best Balance)の場合は、画像のように、

  • キューブ型(角切り粒)
  • コイン型の粒タイプ
  • 花型のカリッと割れるタイプ

の粒があることや、ウェットフード・世代に合わせたフードもあるので、状況に合わせた使い分けができるのもメリットといえるでしょう。食いつきが良い・美味しそうに食べてくれるというのも、こういった工夫のお陰かもしれませんね♪

 

ベストバランスドッグフードのインスタグラムでの良い口コミ5件

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ウェットフードは嗜好性がアップするんですよね!

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ハイシニア向けのフードもあるんですね!

他の子に取られたくないくらい美味しいんだ♪

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迷いもなく完食だと買ってよかったと思えますよね

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真瑠(@maru0602shiba)がシェアした投稿

食べた過ぎてよだれが出ちゃう!!

インスタグラムの口コミを確認してみたところ、やはり完食・食いつきが良いというような内容が多く見受けられました。内容をまとめてみますと、

  • 世代別のフードがあってフードの切り替えがしやすい
  • 飽き性な子の食欲を刺激できるウェットフードがある
  • 高いフードよりも喜んで食べてくれた

などがあり、余談ですが、どうも色んなフードの記事を書いてきた中でも、ロイヤルカナンをあげていたけど、それよりよく食べるという口コミは多々見かけます。

これは、ベストバランス(Best Balance)のみの話ではありませんが、

ロイヤルカナンより良い系の口コミよくあるなー

というのは、色んなフードを見て、詳細を確認してきた中で感じることです。

余談はさておき、ベストバランス(Best Balance)には、シニア向けのフードがあります。ライフステージが変わってきた時に、栄養バランスを見直す必要もあるので、与えているフードを替える時、スムーズに移行できる安心感にもつながりますので、これもベストバランス(Best Balance )メリットといえるでしょう。

ただ注意してほしいのは、すべてのフードに細かい世代別フードがあるわけではないということです。

たとえば、ドライフードの場合、

トイプー チワワ ダックス 柴犬 シー・ズー ヨーキー
7歳以上 × ×
10歳以上 ×
13歳以上 × × × × ×
※ヨーキー=ヨークシャーテリア

1~6歳までの成犬用フードはもちろん全種ありますが、犬種によってシニアフードにはばらつきがあるんですよね。

これも犬種の特性を考えた結果かな!

 

ちなみに、最初にソフトタイプ(セミモイストタイプ)もあり、シニア向けの商品展開になっているという話しましたが、これも、細分化のされ方が違います。

トイプー チワワ ダックス 柴犬 シー・ズー ヨーキー
7歳以上 × ×
10歳以上 × × ×
13歳以上 × × × × ×
※7歳以上のフードのみ低脂肪タイプになっています

犬種による特性の違いもありますし、年齢と共にフードのやわらかさや脂質をコントロールしたフード展開にしてあるため、買う側としてはその表示のままに買えばOKということ。悩む手間も省けそうですよね!

 

この流れのまま、ウェットフードについても確認してみますと、ウェットフードは残念ながら、

  • トイ・プードル
  • チワワ
  • ミニチュア・ダックスフンド
  • 柴犬

4タイプしか取り扱いがありませんでした。

でも、該当しない犬種が食べてもOKですよ♪

しかし、他のペットフードメーカーは、そもそもドライフード・ソフトフード(セミモイスト)・ウェットフードの犬種別フードなんてほぼ作っていません!

これも、ベストバランス(Best Balance)ならではの強みだと思います。あらゆる総合栄養食がこのブランドだけで完結するのですから。

ソフトタイプ(セミモイスト)ウェットフードには、ドライフードにはない、

  • 食べやすさ:歯が弱ってきている子にも良い
  • 嗜好性の高さ:香りが強く犬が食べたくなる、食欲が落ち始めた子にも良い
  • カロリーコントロール:ドライフード同量よりもカロリーが低い

といったメリットがありますし、これだけのバリエーションを展開できること自体がすごいんですよね♪

企業体力がないメーカーであれば、これほどのフード展開はできません。ここまで特化したフードがあると、該当する犬を飼っている人からしたら、とても助かると思います。

体調が悪くてドライフードを食べてくれない時、いつもより食べたがらない時、あるいは、病み上がりでまだドライフードを与えるのは避けたい時など、こういった形状の違うフードを使用すると、愛犬の体にも負担がかからないので、使い分けも下すいですよね♪

 

ベストバランスドッグフードのその他ネット上の良い口コミ5件

嫌がることなく食べたってすごい!価格もいいしね!

粒も犬種に合わせてあるから安心だね!

小分けにされていると鮮度を保てますよね

コンドロイチン・グルコサミンで関節ケアもばっちり♪

体調もばっちり!美味しく食べてくれる!最高ですね

その他の口コミも調べてみましたが、やはり、食いつきが良いということや、値段に対する評価が多く見受けられました。ちなみにここでも、ロイヤルカナンより的な口コミもありますが、他にも、

  • 関節ケア成分が入っているので良いと思う
  • 国産だから安心
  • 小分けパックになっているので鮮度管理がしやすい

などの意見もあり、皆さん満足しているような印象を受けます。

 

関節ケア成分については、ツイッターの口コミのところでもご紹介したので割愛しますが、国産であるということもベストバランス(Best Balance)の強みといえるでしょう。

欧米の方がペット業界の考えも進んでいる傾向はあるとはいえ、国産の安心感ってありますし、国産にこだわりがある飼い主さんも多いものです。いくら海外の方がいいと言われようが、海外の管理体制なんてわかりませんもの。

どんな作り方・どんなもの使ってるのかわからない…

日本で作られているというだけでも安心材料になる

という人もいますし、海外産の聞き慣れない食材に不安を覚える人もいますもんね。どんな人が携わっているのか、どんな環境(衛生管理)で作られているのかなども、国産だとイメージもしやすくなるのではないでしょうか?やっぱりそれだけ、国産だと馴染みやすくて良いのでしょうね。

その証拠に公式サイトに、以下の記載がありました。

ユニ・チャーム ペットケア 伊丹工場 及び 三重工場は、品質マネジメントシステムの国際規格であるISO9001 及び 環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001 取得工場です。

引用元:ユニ・チャームペット公式サイト

工場の情報を開示してくれているとそれだけでも安心できますし、たとえこの公式サイトの情報をわざわざ見に行っていなかったとしても、国産という時点で、管理に対するイメージもしやすくなると思います。

それだけ原産国を気にする人もいるんですよね。私も、どの国のフードが好みだなってのはありますもん♪生産国によって強みも異なりますし。

生産国によって特色がありますよね!

 

それに加えて、小分けパックになっているという口コミもありました。調べてみると、

ドライフード 700gタイプ 350gの小分けパックが2袋
1.1kgタイプ 367gの小分けパックが3袋
1.8kgタイプ 450gの小分けパックが4袋
4kgタイプ 500gの小分けパックが8袋
ソフトタイプ 1.7kgタイプ 284gの小分けパックが6袋

と、柴犬用の5.5kgタイプ以外は、すべて手ごろなサイズの小分けパックになっていることが確認できます。柴犬の大きめの子であれば、5.5kgでも開封後の賞味期限内に食べ切ることも可能なので、わざわざ小分けにしていないのかもしれませんね。

特に超小型犬〜小型犬だと、大容量パックを購入すると食べ切るのに時間がかかるので、開封後のフードの鮮度が心配になる人も多いのではないでしょうか?しかし、小分けパックがあると劣化したり香りが飛んだりする心配は抑えられますよね。

こういった、鮮度管理に着目していることも、食いつきをキープできる要素に繋がっているのでしょうし、いつも開封したてなフレッシュなフードを与えられていると思うと、飼い主さんとしても気分もいいでしょうしね♪

 

ベストバランスドッグフードの中立~悪い口コミを5件まとめました!

食いつきが徐々に悪くなってしまったんですね…

え?!どんな部位を食べているのだろう…

※成分表ではなく原材料一覧のお話だと思います

主原料が穀物になっているのってどうなの?

保存料入っているんだ…アレルギー大丈夫かな?

うんちの量・形状ってフードが影響するのかな?

ベストバランス(Best Balance)の口コミを調べてみると、良い口コミばかりではなく、気になる口コミ内容もいくつか確認できました。食いつきが悪い・食べないという内容はありませんでしたが、徐々に食べなくなってしまったという声はありますね。

内容をまとめてみますと、

  • 主原料が穀物になっている
  • 保存料が使用されている
  • ベストバランス(Best Balance)に替えたらうんちの形状が悪くなった
  • 人が食べられない部位の肉を使用している

など、犬が食べるものとして心配になる内容もありました。

うんちの量や質の変化は、フードを替えたらどんな犬であろうとありえることなのですが、今回の口コミでは替える前のフードがユーカヌバということなので、なぜそのようなことが起きているのかも比較してみようと思います!

他にも気になる内容が多いのですが、そんな時はまず原材料の確認です。

6犬種のフードすべてを確認しました、原材料はほぼ同じでしたので、代表して日本で飼われている頭数の多い、トイプードル用のドライフードの原材料の内容を確認してみましょう。

犬にあまりよくないものを赤字表記にしてみます。

穀類(トウモロコシ、小麦粉、パン粉、コーングルテンミール、玄米)、肉類(チキンミール、チキン、チキンエキス)、魚介類(フィッシュミール、フィッシュエキス、小魚パウダー)、動物性油脂、豆類(大豆、大豆パウダー、大豆エキス)、野菜類(ビートパルプ、ニンジンパウダー、カボチャパウダー、ホウレンソパウダー)、酵母、糖類(オリゴ糖、ショ糖)、ミネラル類(カルシウム、塩素、銅、鉄、ヨウ素、カリウム、ナトリウム、亜鉛)、ソルビトールグリセリン、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D、E、K、コリン、パントテン酸)、グルコサミン塩酸塩、pH調整剤、保存料(ソルビン酸K)、ミルクカルシウム、酸化防止剤(エリソルビン酸Na、ミックストコフェロール、ハーブエキス)、コンドロイチン硫酸

引用元:ベストバランス(Best Balance)公式サイト/トイプードル成犬用

ええ!赤字ばっかりだ!!

そもそもなんですが、調べてみたところ、犬種特化フードのわりに、原材料はほぼ同じで、配合バランスを変えているだけだということもわかりました。違いといえば、コンドロイチン・グルコサミンの配合の有無などくらいでしょうか。

もちろん、それだけでもメリットもあることはあるのですが、この犬種だからこれを配合しよう!というような細かい配慮までされているフードではなかったのです。柴犬用のフードだけは保存料は少なかったのですが、それ以外のフードは保存料オンパレードで…

あとは、ビタミン・ミネラルの添加を少し変えている程度でした。犬種専用フードと聞くとすごく特別なもののように感じますが、実際詳しく調べてみると、

別にそうでもないかも…

というものもあるので注意したいことろです。色んなフードを調べてみると、「こっちの方が良いんじゃないかな?」というフードもありますし…価格次第になるのでしょうが…。安いフード=ダメなフードというわけではありませんが、安いには安いなりの理由があるのかもしれません。

ではここから、原材料の詳細をみながら、良心的な価格の理由にも触れていきたいと思います。

 

愛犬の健康的で元気な暮らしを考えると、果たしてベストバランス(Best Balance)が愛犬にとって良いフードなのかを気に留めながら確認してみてくださいね。

 

① 主原料が穀物なっている上に避けたいアレルゲンが多い

ベストバランス(Best Balance)の主原料は穀類(トウモロコシ、小麦粉、パン粉、コーングルテンミール、玄米)となっていますが、小麦粉やトウモロコシは犬がアレルギーを引き起こす可能性が高い食べ物です。

パン粉も言うまでもなく、小麦粉からできていますし、コーティングもトウモロコシのでんぷんという意味なので避けたい原材料に該当します。

玄米もドッグフードに使用されることも多く、穀物の中ではアレルゲンは少ない方なので問題なく食べられる子もいますが、穀物全般がダメな子もいるため、率先して与えなくてもいい食材です。

今は大丈夫でも、突然アレルギー症状が出てくることも…

人間の花粉症のように、アレルゲンが蓄積されていって、今までは大丈夫だったのに、ある日突然アレルギーと思われるような諸症状が出てくることもあるので、うちの子は大丈夫という考え方はしない方がベター。

それにアレルギーの危険だけではなく、穀物が主原料(=フードの中に一番多く配合されている)ということですから、愛犬の健康的な体づくりに良いのか?という疑問も生まれます。…お肉などが主原料じゃないのですから、安くもできるわけですし…。

結論からお伝えすると、主原料は動物性たんぱく質であることが理想的で、犬の体を作り上げる主原料として穀物では不十分たんぱく質は体づくり・健康維持には欠かせないものですので、ここをクリアしていないフードは、基本的には避けた方がいいと言わざるを得ません。

たんぱく源次第で体質・健康面も大きく変わってくるんだ

ベストバランス(Best Balance)は、アレルギーの危険がある穀物を軸にしたフードである上に、犬の健康維持に欠かせない主原料が穀物になっているというダブルでよくないことが重なっているフードなんです。

穀物にも、たんぱく質やミネラル分は含有されていますが、犬が消化にしくい食べ物でもあるので、栄養がしっかり吸収できない可能性もあります。

  • 食べても食べてもいい筋肉がつかなかい
  • 筋肉がついても維持できない
  • 小麦粉やトウモロコシにアレルギーが出ていまったら、カイカイが起きたり、涙やけしたりする可能性もある

と…踏んだり蹴ったりな状態になりかねません。

これまで書いてきた記事の他のフードでも、主原料が穀物になっているフードは多数ありました。もちろん、そのフードを食べていて問題が一切起きずに、長生きしているということもあるのも事実です。でもそれはたまたまその子は丈夫だっただけなのかもしれません。

中には、高いフードを与えていたのに食べなかった、安いフードの方がちゃんと食べてくれるなどの声もありますが、値段云々ではなく、愛犬の体に合う、最低限のラインをクリアできているフードを見つけてあげるようにしてくださいね。

 

② 肉や魚がフレッシュミートではなくミールやパウダーであること

先ほど、主原料は動物性たんぱく質である方が理想的とお伝えしましたが、ベストバランス(Best Balance)の場合、原材料一覧を確認する限り、穀類の次に配合が多い材料が、

  • 肉類(チキンミール、チキン、チキンエキス
  • 魚介類(フィッシュミール、フィッシュエキス、小魚パウダー

であることがわかります。ここで考えてほしいのは、フレッシュミートではないものを使用していることの是非です。チキンだけはお肉なのでしょうが、他がミール・パウダー・エキスという表記になっていますよね。

ミール=mealだから食事ってことでしょ?

ミールが一体なんなのかというのを知らない人も多いのではないでしょうか?まず、このミール・パウダー・エキスとはなにものなのか?というところから掘り下げていきましょう。

ミール・パウダー 乾燥した肉や魚を粉末状にしたもの。どんな質の肉や魚なのかわかりません。高温加熱で乾燥させているので、栄養価も落ちます。良質なたんぱく質ではない
エキス 抽出に薬品を使用しているケースもありますし、肉ではない部位を煮込んで出たエキスだったり、食肉にはできないような副産物・残渣を使用したりしている

口コミにあったように、どちらも人間が食べる部位ではないパーツを活用したものであるということがお分かりいただけると思います。

もちろん、犬に対して人が食べるような品質のものなんて与える必要はないと考える人もいますし、必ずしもヒューマングレード(=人間が食べられるもの)でなくてはならないという話ではありません。

しかし問題なのは、ミール・パウダー・エキスはひとことでいうと、ただの残渣であって、栄養価が高いものではないということなのです。公式サイトでは栄養価が高いかのように書いてありましたが…。少し大げさな表現になりますが、可食部を取り除いた捨てるレベルのものということです。

栄養価は高くないってことなんですね…

エキスは風味があるため、嗜好性がアップして食いつきを上げることは可能です。だから、口コミにも食いつきが良いというのが多数あったのでしょうし。煮込むことにより、骨から髄が出ているので、その髄の香りが犬の食欲をそそる効果もありますし。

ただ、製法やそもそもの栄養価を考えると、フレッシュミートとは比になりません。加工時に栄養価も落ちますし、犬が吸収しやすい成分とは形を変えてしまっています。だから、便に異変が出ているような口コミがあるのでしょうし。

愛犬の健やかな成長や安定した毎日を大事にしたいのであれば、まず、主原料がフレッシュミートであることを優先してください。しっかりフードから栄養を取れるようにして行きましょう!

 

口コミにあったユーカヌバとベストバランスの原材料を比較

口コミに、「ユーカヌバからベストバランス(Best Balance)に替えたらうんちの状態が変わった」という内容がありました。以前、ユーカヌバの詳細についても記載しましたので、せっかくですし、比較して詳しく確認してみようと思います。

食べ物(原材料)でどういった変化があるのかの参考にもなるでしょうからね♪さっそくそれぞれの原材料を比較してみます。

ユーカヌバ(スモールアダルト) ベストバランス(トイプードル用)
肉類(鶏、七面鳥)、小麦、動物性脂肪、とうもろこし、とうもろこし粉、米、大麦、ビートパルプ、加水分解レバー(鶏、七面鳥)、魚油(DHA源)、フラクトオリゴ糖、グルコサミン、加水分解軟骨(コンドロイチン硫酸源)、アミノ酸類(DL-メチオニン)、ポリリン酸ナトリウム、ミネラル類(Cl、Na、K、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(A、D3、コリン、E、パントテン酸カルシウム、ナイアシン、B6、B1、B2、ビオチン、葉酸、B12)、保存料(ソルビン酸カリウム)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリーエキス)

引用元:ユーカヌバ公式サイト

穀類(トウモロコシ、小麦粉、パン粉、コーングルテンミール、玄米)、肉類(チキンミール、チキン、チキンエキス)、魚介類(フィッシュミール、フィッシュエキス、小魚パウダー)、動物性油脂、豆類(大豆、大豆パウダー、大豆エキス)、野菜類(ビートパルプ、ニンジンパウダー、カボチャパウダー、ホウレンソウパウダー)、酵母、糖類(オリゴ糖、ショ糖)、ミネラル類(カルシウム、塩素、銅、鉄、ヨウ素、カリウム、ナトリウム、亜鉛)、ソルビトール、グリセリン、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D、E、K、コリン、パントテン酸)、グルコサミン塩酸塩、pH調整剤、保存料(ソルビン酸K)、ミルクカルシウム、酸化防止剤(エリソルビン酸Na、ミックストコフェロール、ハーブエキス)、コンドロイチン硫酸

引用元:ベストバランス公式サイト

※今回、口コミがトイプードルの飼い主さんのものだったので、トイプードル向けのフードで比較しています

今解説したとおり、ユーカヌバは主原料がフレッシュミートになっているのがわかります。その他の原材料の配合などはメーカーもフードの特色も異なりますので、違うのは当然のことなのですが、最低限クリアしてほしい、主原料がフレッシュミートというのは達成していました。

それに、ミール・パウダーなどではないため、消化吸収のサイクルもスムーズにできそうですね。

しっかり体に取り入れやすい状態だね!

先ほどの口コミでは、替えたことで

  • うんちの回数が減って、ポロポロのうんちをするようになった
  • 臭いは軽減された

というのがありましたが、うんちの回数が減って、状態が悪くなっているというのは、消化が上手にできていないからと考えられます。穀物が主原料なので、消化に時間がかかってしまっていたり、分解できずにいるため、うまく排泄ができていないのではないでしょうか?

また、便臭が軽減されたとありますが、穀物が主原料ですもの…、消化がしっかりできていないのであれば、胃腸内で発酵・分解がうまくできませんから、穀物のまま出てきてしまってる可能性もあります。

便臭が異常に臭いのも問題だけどね

ただ、正常に胃腸で消化されてきたのであれば、ある程度の匂いがするのは当然のことです。ユーカヌバでアレルギー症状が出ていてフードを替えたら便臭が軽減されたというのであれば、アレルギーで便臭がひどくなっていたことも考えられますが。

今回の口コミでは、そういった理由で替えたというわけではありません。しかもそれぞれの原材料を見る限り、ベストバランスの方が繊維が多そうなのに、便が硬くポロポロになっているというのは、明らかに不自然なことなんです。

実際にそれぞれの保証成分を確認してみましょう!

たんぱく質 脂質 繊維 灰分 水分
ユーカヌバ 26.0 %以上 16.0 %以上 2.6 %以下 7.4 %以下 9.0 %以下
ベストバランス 21.0%以上 11.0%以上 4.5%以下 8.5%以下 12.0%以下

繊維が多いのにうんちの出が悪くなるのは変…

補足ですが、脂質が高いほうが便臭も強くなる傾向があるので、口コミの便臭軽減についてもこれを見たら説明がつきます。それに、たんぱく質量も、穀物主原料なのかフレッシュミートが主原料なのかで雲泥の差があることも確認できました。

また、灰分が高すぎると消化不良を起こす可能性もありますので、それも便の量の内容に関係しているのかもしれませんね。

値段云々を差し置いて考えると、いずれにしても、栄養価も消化のしやすさなどもベストバランス(Best Balance)の方がおすすめできない内容になっていることがわかります。フードの値段も重要ですが、愛犬の状態を見ながら選ぶようにしていきましょう。

 

③ 豆類の中でも大豆はアレルゲンが高い!野菜もパウダー…

野菜や豆類が配合されいるのは悪いことではありませんが、大豆は豆の中でもアレルゲンの高い食材です。それに野菜にいたっても、パウダーが配合されれいます…。

もし豆類を配合するのであれば、他の豆で代用することは可能ですので、わざわざ抗原物質が多い大豆を使用する必要はありません。大豆を食べても大丈夫な子もいますが、そんなにたくさん与える必要はありません。与えるのであれば、おやつなどで十分です。

茹でた豆の栄養価として分かりやすい情報があったので引用しています!↓

豆の種類 エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分
いんげんまめ 143 64.3 8.5 1.0 24.8 1.4
えんどう 148 63.8 9.2 1.0 25.2 0.8
ひよこまめ 171 59.6 9.5 2.5 27.4 1.0
緑豆 137 66.0 10.2 0.6 22.5 0.7
レンズまめ 170 57.9 11.2 0.8 29.1 1.1
大豆 176 65.4 14.8 9.8 8.4 1.6

引用元:公益財団法人日本豆類協会

大豆はたしかに高たんぱくなのはわかりますが、先ほどお伝えしたように、たんぱく質は本来動物性たんぱく質で補うべきものです。穀類のたんぱく質では必須アミノ酸が不十分になってしまいます。

それにたんぱく質は高いとはいえど、脂質も高くなっているのがわかりました。そして炭水化物は大豆は異常に低いのですが、炭水化物こそ、野菜やフルーツ、豆類から取ってほしいので、大豆を使用することで、総合的な栄養価を誤魔化しているようにすら感じてしまいます…。

そして脂質についても、犬の体に良い良質な脂質を取るようにしてあげたいところです。良質な脂質とは、サーモンや亜麻仁、ひまわり油といった不飽和脂肪酸の多い脂質のことを指します。

良質な脂質は被毛ケアや抗アレルギーにも良いんだよ♪

大豆にも不飽和脂肪酸はありますが、アレルギーのことを考えると、大豆以外で補うようにしておくことが理想です。また、赤字で表示した、ミルクカルシウムというのも一体なにのミルクでしょうか?牛乳由来であれば、アレルギーが出る可能性もあります。

それに、ビタミンやミネラルが多い野菜にいたっても、パウダーで配合してありますが、これも一体どういった野菜が原材料になっているのでしょう?傷んでしまっているものかもしれません…。質がいいものであれば、フードにそのまま配合したら良いはずです。

しかも、ベストバランス(Best Balance)やユニ・チャームペットのサイトを調べてみても、原材料の調達先は一切開示されていませんでした。原材料の入手先の開示は義務ではありませんが、国産だからとはいえ、原材料が国産とは限りません。

国産だろうが原材料の質が一番大事じゃないかな…

日本国内の工場で作っている=衛生管理も大丈夫であろう、という安心感はあるでしょう。しかし、日本が採用しているAAFCOの規定はあくまで、パッケージに記載する内容にフォーカスしたもの。

FEDIAF(ヨーロッパ発のフード規定)の方が、よっぽど衛生管理に厳しい決まりがあります。国産=良いものと思ってしまう心理はわかるのですが、国産だから大丈夫というのではなく、そのフードに採用されている原材料は果たして犬に良いものなのだろうか?と考えてみましょう。

どう処理されてできたかもわからないけど、日本のメーカーがやっているんだから粗悪なものは使っていないであろう…そんな感覚で、品質がうやむやなフードはを与えるのは避けた方がいいと言わざるを得ません…。

 

④ 食いつきが良いのはチキンエキスと動物性油脂のおかげ…

先ほど少し、チキンエキスについては説明しましたが、独特な香りが立つので嗜好性アップにはつながりますが、一体どの部位からどうやって抽出したのかは不明です。ラーメン屋さんのように、骨をじっくり煮込んで煮出した丁寧なエキスとは異なります。

また、配合されている動物性油脂も、嗜好性アップはするものの、どの部位からどう抽出しているのかは謎な油脂です。しかも、脂質としてはあまり質がいいものではありません。

エキスも油脂もたしかに、嗜好性アップには効果はあるのですが、反面、

  • フードがベタベタになる
  • 酸化すると香りが悪くなる
  • フードが酸素に触れる度にフードがカビやすくなる

などのデメリットもあります。

だから、小分けパックにしてあるのでしょうね。大容量パックではフードが変色したり、傷んだりというトラブルにつながるので、小分けパックにすることでそのリスクを回避しているというわけです。

小分けになっていることで、

フレッシュ感があっていいわ~♪

いつも新鮮なの与えられてるから嬉しい♪

という考え方もありますが、裏を返せば、そうしないと傷みやすいからやっているというだけなんです。そうしないとあまりよくないフードであるということがバレてしまうから…ということも考えられます。

 

本来、ちゃんとしたフレッシュミートや、フレッシュな野菜やフルーツを使っていれば、動物性油脂(植物性油脂)を配合しなくても十分にフードに香りは出ますし、風味をあげたいのであれば鰹節などを配合すれば良いだけの話。

油脂を配合するのがダメというわけではありませんが、ヒントとして、油脂が配合されている時点で原材料が質素である可能性が高いということと、フードの劣化を気にしておかないといけないということです。

愛犬に、劣化して味の落ちた(もしくはカビかけている)フードを与えてしまわないように、くれぐれも注意してください。

 

⑤無着色ではあるけれども「避けたい保存料」は配合されている

ベストバランス(Best Balance)は「着色料不使用」「動物栄養学博士と共同開発」ということを売り文句にしてあったのですが、たしかに着色料は使用されていませんでしたが、無添加ということではありません。いくつか化学合成添加物は配合されていました。

そして、動物栄養学博士と共同開発という文言についても、本当に犬の健康を考えているのであれば、主原料に小麦粉などを採用することはないと思います。とはいえ、実際に動物栄養学博士と共同開発はしているのでしょうから、そうなると…

動物栄養学博士が、成分としても数値的な栄養価だけを算出したにすぎないということです。

こういった響きの良い売り文句を鵜呑みにしないでください

本当に犬にいいものといよりも、安くて栄養成分的にクリアできる配合に仕上げただけに感じてしまいます。

これまで何度か他の記事でもお伝えしてきたのですが、正直なところ獣医師監修・栄養学者と開発というのを売りにしているフードでこれは本当にすごいなと思うものを見かけたことがありません…。

たしかに、保存料は1日に一定数量を超えて摂取しなければ問題はないとも言われています。しかし、摂取量を設定しないと体に悪影響がある危険があるものを、わざわざ配合する必要もありません。

犬は人間よりも食べ物の経験値も少ないし体も小さいし…

それに、添加物が合わなくてアレルギーが出てしまう子もいます。化学合成添加物とは、言葉のとおり、化学的に合成して人の手で作りだしたものです。もちろん、天然由来の添加物でも体に害があるものもあります。

しかし、自然界にないものを人為的に作り出した物質なのですから、体にどんな影響があるのかはわかりません。実験・研究を経て、問題ないことがわかっているものもありますし、幸い、発がんリスクのあるBHA・BHTは配合されていないとは言え、摂取したくない添加物に該当します。

ベストバランス(Best Balance)の気になる添加物をピックアップしてみましょう。

ドライフードの添加物だけでもこんなにあるの?!

ソルビトール 保湿の役割がある。しかし、原材料がしっかりしていれば添加は不要
ソルビン酸K 防腐の役割がある。発がんリスクがあるので不要
グリセリン 甘みを追加する。しかし、フードに配合する意味がわからない
pH調整剤 詳細不明で、フードに配合する意味はメーカーのみぞ知る…
エリソルビン酸Na 防腐の役割がある。染色体異常のリスクがある

やはり、動物性油脂での劣化を抑えるために、さまざまな保存料が使用されていますし、パウダーばかりを配合しているので、保湿性が足りないのでしょうか…。天然のフレッシュな食べ物を使用していれば、こういった添加物がなくても成形できるはずです。

これらはあくまで、ドライフードの場合の添加物なだけであって、ソフトタイプになるとまた別の添加物が見受けられました。

ソフトタイプの方が、水分量が多いこともあって、さらに化学合成添加物の使用が増えています。

穀類(小麦粉、トウモロコシ、小麦グルテン、玄米)、肉類(チキンミール、ささみ、チキン、チキンエキス)、糖類(ブドウ糖果糖液糖、ショ糖、オリゴ糖、粉末水あめ)、豆類(大豆、大豆エキス、脱脂大豆、おからパウダー)、魚介類(フィッシュミール、小魚パウダー、フィッシュエキス)、酵母、油脂類、野菜類(ビートパルプ、ニンジンパウダー、カボチャパウダ―、ホウレンソウパウダー)、ゼラチン、プロピレングリコールグリセリン、乳化剤、ソルビトール、保存料(ソルビン酸K、ソルビン酸)、ミネラル類(塩素、銅、鉄、ヨウ素、カリウム、ナトリウム、亜鉛)、増粘安定剤(加工でん粉)、pH調整剤、調味料、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D、E、K、コリン、パントテン酸)、トレハロース、グルコサミン塩酸塩、リン酸塩、酸化防止剤(アスコルビン酸Na、ミックストコフェロール、ハーブエキス、ローズマリー抽出物)、コンドロイチン硫酸、ミルクカルシウム

引用元:ベストバランス(Best Balance)公式/トイプードルソフトタイプ

アスコルビン酸Na(ナトリウム)ビタミンCとほぼ同じ成分で、酸化防止剤の役割があるもの。水溶性で大量摂取さえしなければ問題ありません。

やっぱり主原料が穀物だね…

ドライフードにはなかった添加物を追記してみましょう。

プロピレングリコール 保湿や殺菌の作用がある。しかし皮膚疾患・発がんリスクがあります。
乳化剤 なめらかさを出す成分。原材料がしっかりしていれば不要
ソルビン酸 防腐の役割がある。害はないとされるができれば取りたくないもの。
増粘安定剤 粘着性を高めるもの。便まで硬くしてしまう可能性もあります。
調味料 なにの調味料かは不明でした…。塩分大丈夫でしょうか…

セミモイストフードであっても、添加物をここまでしていないフードは多数あります。

それにそもそも、天然の成分で保存料の代役になるものもありますし、1日の摂取量を超えなければ良いという話ではなくて、できれば取らないようにしておいた方がいいという考え方が感じられませんでした。

人間ほど量もあまり食べられるわけでもなく、人間ほど色んな食べ物に対する免疫もなく、飼い主さんに与えられたものを食べるしかない犬にとって、選ぶ権利はありませんから、せめて飼い主さんがこういった成分に気をつけたものを選ぶようにしてくださいね。

 

ベストバランスドッグフードの口コミまとめ

ベストバランス(Best Balance)の良い口コミも悪い口コミも見た上で、どういったところがメリットか、あまりよくないポイントなのかをご紹介してきましたが、まとめると、

  • 犬種専用フードなので親しみやすい
  • 価格が高すぎないので買いやすい
  • ドライ、セミモイスト、ウェットフードがあって使い分けができる

などが目につきました。

やはり犬種専用フードって、対象の犬を飼ってる人からするととても気になる存在になるのではないでしょうか?その上、コストもさほど悪くなければ手を出しやすいですよね。

ちなみに、お伝えするタイミングがなかったのでここでご紹介しますが、ベストバランス(Best Balance)は、犬種専用フードとなってはいるものの、公式サイトでも、違う犬種でも食べられるということが明記されています。たとえば、

  • トイプードル用:マルチーズにもおすすめ
  • チワワ用:パピヨン、ポメラニアンにもおすすめ
  • ミニチュア・ダックスフンド用:ウェルシュ・コーギー・ペンブロークにもおすすめ
  • シーズー用:キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル、パグ、フレンチ・ブルドッグ、狆にもおすすめ

などがあり、似たような犬種・特性を持つ犬であれば、パッケージに記載されている犬じゃなくても全く問題なく食べられるということなんです。

そのため、対象じゃないからうちは関係ないという話ではなく、幅広い犬種に対応できることもメリットといえるでしょう。

ただし、悪い口コミでは、避けたい添加物がたくさん配合されていたり、主原料がお肉・お魚ではなかったり、アレルギーの危険がある穀類が主原料になっていたりすることがわかりました。

犬の生涯の健康・元気を考えると…

今はよくても、シニア期に突入してからどうなのか…今成犬である場合にも、本当にそれで栄養価が賄われているのか…。そういった考え方をすると疑問に思う点もあったの事実です。

 

特に、愛犬に健康的な体つくりをさせたい人や、犬とたくさんアクティブに遊びたい人、あるいは食物アレルギーの心配がある子を飼っていらっしゃるような方には、避けた方がいいと言わざるを得ない内容に感じました。

与えるにしても、一時だけ、長期的には与えないという使い方の方がよいでしょう。

 

ベストバランスドッグフードをおすすめしない人

これまで見てきた口コミをもとに、ベストバランス(Best Balance)をおすすめしない人は以下のような人が挙げられます。

  • グレインフリーのフードを選びたい人
  • アレルギー体質の犬を飼っている人
  • ヒューマングレードのフードを選びたい人
  • 運動量の多い犬を飼っている人
  • 愛犬にキレイな筋肉をつけさせたい人
  • 化学合成添加物の使用されているフードは避けたい人
  • オイルコーティングのフードを避けたい人

実は、上記にご消化いしている内容は、以前書いた、「愛犬の元気のために!正しいドッグフードの知識と選び方という記事の内容にすべて反している内容なんです…。

主原料がお肉・お魚でもない上に、フレッシュミートでもない、アレルゲンも多い、化学合成添加物が使用さえている、原材料も詳細不明…と、逆にこれでなんにもトラブルが起きていない子の方がすごいな~と思ってしまうほどで…。

カイカイが起きていたり、涙やけといった、アレルギー症状に飼い主さんが気づいていないだけなのかもしれませんが。。

アレルギーもなくなんでも食べれたら良いのですが…

もちろん、なんでも食べられる子の方が、フードを用意できない緊急事態時に、毛嫌いしないであるものを食べる強さも持ち合わせることになるメリットもあるかもしれませんが、それはあくまで緊急事態の時の話。

 

元気に走り回って、犬らしく活発にかつ、良い体で健康維持をしたいのであれば、個人的にはおすすめできるフードではありませんでした。

オイルコーティングなんてしなくても、しっかり愛犬の食欲をそそるフードはたくさんあるのですし、愛犬にある程度のものを食べさせたいと思っている人にはおすすめいたしません。

2023年最新の人気ドッグフード10選をチェックする

ベストバランスドッグフードをおすすめする人

これまで見てきた口コミをもとに、ベストバランス(Best Balance)をおすすめする人は以下のような人が挙げられます。

  • フードを買うことでペット業界に貢献できるものを選びたい人
  • 保存料は気にしないけど着色料は避けたいと考えている人
  • どこでも買いやすいフードを選びたい人
  • アレルギーがない子を飼っている人
  • フードにお金をあまりかけたくない
  • 犬種専用フードを選びたい人
  • 原材料よりも国産ということにこだわりがある人

ベストバランス(Best Balance)はホームセンターやインターネットショッピングなど、幅広い場所で購入できるフードです。そのため、いつでもどこでも買えるフードが良いと考えている人にとってはおすすめといえます。

どれだけ良いフードであっても、すぐに入手できなかったり、高額過ぎて家計を圧迫しかねないようなフードであれば、飼い主さんにとっても負担が大きくなってしまいます。犬を飼うのってなんだかんだで出費が結構あるんですよね。

その点、ある程度の手ごろな価格で、購入しやすいものであれば、こういった負担は軽減できますし♪

うっかり買い忘れてもすぐ近場に売って安心感!

それと、ここまで触れる機会がなかったので、ここでご紹介するのですが、ユニ・チャームペットでは、保護犬・保護猫の支援活動を行っています。さすがの大企業ですね♪

 

こういった活動を支援したいという気持ちで、ベストバランス(Best Balance)を買うとまた、気分も違ってくるのではないでしょうか?自分が購入したことで支援につながるのだろうと思えますしね!

そして、価格がそんなに高くないのに、専用食があったり、ドライ~ウェットまで水分量の違うフード展開もあったりすること、シニアになってもそのままフードを移行できるようになっていたり、国産であったりと、合う子にとっては嬉しい条件が揃っているフードです。

これだけで生涯管理もできるかもしれません

あくまで前提としては、アレルギーがない子で、そんなに活発ではない子という前提にはなってしまいますが、着色料も使っていませんし、上手に使い分けてあげるようにしてください♪

ウェットフードやソフトフード(セミモイストフード)は、ドライフードと同量食べてもカロリーを抑えることができますので、太り気味な子や、病み上がりでまだ本調子ではない子、具合が悪い時などには、上手に使えば食事量をコントロールしたフードすることもできますよ。

ベストバランス(Best Balance)の公式サイトはこちら

ベストバランス(Best Balance)の販売会社情報

販売会社名 ユニ・チャーム株式会社
販売会社住所 愛媛県四国中央市金生町下分182番地
販売会社ホームページ ユニ・チャーム株式会社

ベストバランス(Best Balance)はどこで買える?一番お得に買うには?

おすすめな人のところで少し触れましたが、ベストバランス(Best Balance)はホームセンターやインターネットショッピングなど、幅広い場所で購入できるフードですが、一番お得に買うにはどうしたらいいのでしょうか?

結論から先にお伝えすると、どういったルートでの購入が一番良いかというのは、その人の状況によって異なるので、断言することはできません。というのも最初にお伝えしたように、オープン価格になっていますから、価格はまちまちなんです…。

ただ、公式サイトから、取り扱い店の検索ができるようになっているのを発見しました。店頭でしっかり実物をみて購入したい人、あるいはいるもネットで買っているのに買いそびれたなんて場合は、参考にしてみてくださいね!

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